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2月27日から1か月にわたり入院していた日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)は30日、記者会見を行い、「軽い脳梗塞だった」ことを明かした上で「後遺症はほとんどない」と語った。公の場に姿を現したのは2月14日の衆院本会議以来1か月半ぶり。またそれに先立ち、大阪市内での維新の党大会にネット中継で出演し、共同代表の橋下徹大阪市長(43)と対談した。石原氏は、今国会での党首討論についても「出る」と意欲を示し“暴走老人復活”を印象づけた。
「どうせ死ねばいいって思ってたんだろ、フッフッフ。そうはいかねーぞ」。
この日の会見。石原氏は腕を組み、ふんぞり返りながら話すいつものスタイルで復帰を宣言した。一部週刊誌などで重病説、引退説もささやかれたが「誰が引退だって? 週刊誌? ここに呼んでこい。張り倒してやる」とニタリ。29日に退院したばかりだが“慎太郎節”も完全復活。「俺が死んだら日本は退屈になるぞ」と言い放った。
自らの事務所や党幹部が「風邪をこじらせた」としていた病名については「軽い脳梗塞です」と説明。「ちょっと自分の体の異変に気付いて、病院行ったら(医師から)非常に危険な兆候です、って言われて」と振り返った。
会見場での足どりはスロー気味。病状については「左指先の感覚が鈍くなった感じがする」としながらも、机に“問題の”左手をつきながら椅子に着席した。後遺症は「ほとんどない。99%回復した」と明言した。
病床では短編小説を2本も書き上げたことを鼻高々に明かし「自分で読み直してみて、なかなか良くできているなと思った」と自画自賛。「短編って難しいんだよ。頭がボケてないことを実感した」と自信を見せた。
元気っぷりは、この日の党大会での橋下氏とのネット対談でも発揮された。石原氏は「参院選のシンボルは、あなた。(注目は)去就ですぞ」と、橋下氏に対して今夏の参院選出馬を要請。「いや、そんな…」とうろたえる橋下氏に「殿、覚悟を。信長は桶狭間で、仲間の討ち死にを覚悟で突っ込んだんだ。あなたは風雲児なんだから」と迫った。
25分間の中継で、8割ほどを石原氏がしゃべりまくる“独演会”。対談のはずが、司会者状態となった橋下氏も「石原さんの健康不安なんてもうないでしょ。参院選? そんなの冗談ですよ」と笑うしかなかった。
また、石原氏は今後の活動についても意欲を示した。近く行われる予定の党首討論について「出ますよ。言いたいこと、いっぱいある」と述べ、早期の国会復帰と共同代表職の継続を宣言。この発言には、同党広報も「今、初めて聞きました」と驚きの声をあげた。「これから生きている限り、憎まれ続けますから」と石原氏。当分の間“憎まれ老人”は世にはばかりそうだ。
(2013年3月31日06時04分 スポーツ報知)
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