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慎太郎氏「生きてる限り憎まれ続ける」生涯暴走を宣言

「軽い脳梗塞で入院」 記者会見する石原共同代表
記者会見する日本維新の会の石原共同代表
Photo By 共同 

 日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)は30日、東京都内の国会議員団本部で記者会見し、2月27日の入院から約1カ月ぶりに復帰した。「軽い脳梗塞だった」とスポニチ本紙報道を認め、左手の指先の感覚が鈍っているほかは「99%回復した」とアピール。一部で報じられた代表辞任、議員辞職を否定し「生きてる限り憎まれ続けてやる」と“生涯暴走”を宣言した。

 「暴走老人」の異名通り、石原氏は会見冒頭から“暴走”した。進行役が、会見に先立ち行われた党大会に関する質問に限定するよう報道陣に申し入れると、それをさえぎって「私の入院の要因は軽い脳梗塞です」と告白。その後数分間は、病状に関する“独演会”となった。

 入院の経緯について「体の異変に気がついて医者に相談したら、とてもまずい兆候かもしれないからすぐ来てくださいと言われた。私は大脳生理学に興味がある人間なので、早めに行けてよかった」と説明。入院中は徹底した治療を受け、現在は「99%回復している」とした。

 後遺症は「ほとんどない。ただ、左手薬指の感覚が鈍くなった。靴ひもを結ぶとき、指がもつれてうまくいかないし、ワープロも難しい」と説明。ただ約1カ月の入院期間中、短編小説を2本執筆したことを明かし「自分で読み返しても実に良くできてる。頭はボケてない」と胸を張った。

 一部報道で、代表辞任や議員辞職が取りざたされたことを問われると“爆走”状態に加速。「誰が引退するって言ってるんだ。週刊誌?呼んでこい!張り倒してやるから」と過激な言い回しで完全否定。「これから、生きてる限り憎まれ続けますから」と“生涯暴走”を宣言した。

 「入院してるときに、だんだんこの国が取り残されていくような焦燥感に襲われた」と神妙な表情。「どうせみんな、石原なんか死にゃあいいと思ってるんだろ?そうはいかねぇぞ。俺が死んだら日本は退屈になる」と、国政への情熱は衰えていなかった。

 党大会後に石原氏と中継で対談した橋下徹共同代表(大阪市長)も「健康不安説なんてない。もうフルパワーだ」と頼もしげに強調した。

[ 2013年3月31日 06:00 ]

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