「九条の会」リーフレットのデザインが新しくなりました
「憲法9条、未来をひらく」で親しまれてきた「九条の会」紹介のリーフレット
のデザインを一新しました。
新リーフレットは、タイトルが「憲法9条、明日をつむぐ」。
「九条の会」アピール、第9条の条文、「九条の会とは」の解説のほか、9人の
よびかけ人の顔写真とメッセージも、従来同様、収録しています。表紙は九条の会
ホームページに掲載しています。
B6判(B4判4つ折、従来と同じ大きさ) 1部10円(送料別途)
申し込みは事務局へメールか、FAX03-3221-5076、電話03-3221-5075で。
九条の会第4回全国交流集会を開催します
九条の会は「第4回全国交流集会」を来る11月19日(土)午前・午後、東京
都千代田区の日本教育会館で開催します。
すでに分野別の各九条の会や首都圏の九条の会有志などで運営委員会が作られ、
準備のための検討を進めております。今月末には第2回の運営委員会が開かれます
ので、運営要綱などについては、後日、ご報告致します。
交流集会には東日本大震災の被災地の「九条の会」などからも参加されます。各
地の九条の会の皆さんにおかれましてはご多忙のところかと存じますが、この交流
集会を充実した、意義あるものとして成功させるために、ぜひ、どなたかを送り出
すように相談して頂ければ幸いです。参加申し込み方法は、詳細が決まり次第、発
表致します。
<未来世代にのこすもの 私たちは何を「決意」したか――九条の会講演会>のDVD、好評発売中です。
6月4日に東京・日比谷公会堂で開かれた九条の会講演会での講演を収録したD
VDが出来上がりました。
二重被爆者の「もてあそばれたような気がする」という現実認識を戦後の出発点
にすべきだったと鶴見俊輔さん。澤地久枝さんは3月11日の大地震の後、炊飯器い
っぱいのご飯を炊いておむすびを作った、それは無垢の幼きものにひもじい思いを
させたくなかったから。災害救助になぜ迷彩服か――我が物顔で出動する自衛隊と
憲法9条の関係をシビアに問う奥平康弘さん。1999年に「小説家の想像にすぎない
、といわれることは承知で、私は次の世紀の最初の4分の1に、この国で起りうる
大きい原発事故のことを考えずにはいられません」と述べた大江健三郎さんが、ま
さに子どもらが放射能の脅威にさらされているいま語る、「決意」への思い。
2000人の聴衆を前に4者4様に「3.11」後の展望を語りかけるDVDは、ひと
りでも多くの方に聞いていただきたい内容です。全150分で1500円(税込・送料160
円)。
九条の会事務局に、メール、FAX03-3221-5076、電話03-3221-5075でお申し込み
ください。
憲法セミナーブックレット「核のない平和な世界と憲法9条」
昨年10月30日に島根県松江で開かれた第10回憲法セミナーの記録ブックレ
ット、発売中です。
■「九条の会」憲法セミナーブックレットI「核のない平和な世界と憲法9条」
○核廃絶と創り出す平和 平岡 敬(元広島市長)
○命に国境はない―イラク戦争とは何だったのか? 高遠菜穂子(イラク支援ボラ
ンティア)
A5判60ページ 300円 10冊以上は1冊あたり250円(いずれも税込・送料別途)
九条の会事務局に、メール、FAX03-3221-5076、電話03-3221-5075でお申し込みく
ださい。
憲法セミナーブックレット「憲法九条の輝きを日本に世界に」
大分県別府市で開催された第7回憲法セミナーでの澤地久枝さんとアーサー・ビ
ナードさんの講演と質疑応答をまとめた「憲法九条の輝きを日本に世界に」、発売
中です。
■「九条の会」憲法セミナーブックレットF「憲法九条の輝きを日本に世界に」
○アメリカはだれだ? 日本はどこへ? アーサー・ビナード(詩人)
○未来を決めるのは「市民」 澤地久枝(作家・九条の会よびかけ人)
A5判52ページ 300円 10冊以上は1冊あたり250円(いずれも税込・送料別途)
九条の会事務局に、メール、FAX03-3221-5076、電話03-3221-5075でお申し込みく
ださい。
「井上ひさしさんの志を受けついで―九条の会講演会〈日米安保の50年と憲法9条〉」のDVD、好評発売中です。
昨年6月19日に東京・日比谷公会堂で会場を満員にして開催された上記講演会
を記録したDVDです。
九条の会よびかけ人の大江健三郎さん、奥平康弘さん、澤地久枝さんの講演、井
上ひさしさんのお連れ合いの井上ユリさんのあいさつ、佐藤修三さんによる井上さ
んの作品『吉里吉里人』の一節の朗読のほか、小森陽一事務局長からの「よびかけ
人会議」の報告が、当日のプログラムの順に収められています。
ケースに添えられたカードには当日出席されなかった梅原猛さん、鶴見俊輔さん
からのメッセージも添えられています。
※DVD 時間/122分 定価/1700円(税込)・送料別途
※九条の会事務局に、メールもしくはFAX03-3221-5076、電話03-3221-5075でお
申し込みください。
岐阜憲法セミナーでの井上ひさしさんの講演録
2008年6月21日に岐阜市で開催された憲法セミナーは「九条の会」憲法セ
ミナーブックレットD「九条で平和をつくる――メディア報道と憲法問題」として
刊行しています。
○平和をつくるネットワークを 明珍美紀(新聞記者)
○ひとの都合では死なない 井上ひさし(作家、九条の会よびかけ人)
明珍記者によるインタビュー、会場からの質疑応答も収録されています。
A5判53ページ 300円(税込・送料別途)10冊以上は1冊250円
九条の会第3回全国交流集会 報告集、DVD、ビデオ発売中
2008年11月24日に開かれた第3回全国交流集会の全体会・分散会の記録。
報告集は、B5判92ページ 800円(税込)・送料別途(10冊以上お求めの場合は
、割引があります。お問い合わせください。)
DVD=1500円(税込み)・送料別途
ビデオ=特価900円(税込み・送料含む)、
DVD・ビデオには全体会(よびかけ人あいさつ・各地・各界の報告)が収録され
、159分。
お申し込みは事務局へ。
各地から(全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!)
掲載原稿を募集しています。本欄に掲載希望の方はmag@9jounokai.jpに投稿して
下さい。掲載は原則として「九条の会」関係の催しに限り、1行事1回掲載としま
す。このメルマガは毎月10日、25日発行です。投稿される方は発行日の5日前
までにお願い致します。原稿はできるだけチラシなどの添付ではなく、掲載形式で
データを作ってお送りください。(編集部)
湘南大庭九条の会(神奈川県藤沢市)
講演会「第10回わいわい憲法塾−9条や25条はどのようにして生まれたか」
日時:8月18 日(木)pm2時開始
場所:湘南大庭公民館
講師:川村俊夫さん(九条の会 事務局)
<詳細はこちらをクリックしてください>
http://ja1cty.servehttp.com/9jo/waiwai9.html
主催:湘南大庭九条の会
(連絡先)0466−47−7826
栄・池田九条の会(埼玉県新座市)
第5回戦争体験を語り継ぐつどい
日時:8月20日(土)午後1時30分〜4時
会場:新座市福祉の里(新座市新塚5061‐14、新座総合技術高校となり。西
武池袋線大泉学園駅、東武東上線朝霞駅からバス)。会場電話:福祉の里048(
481)2910。
演題:「『ヒロシマ』そして『フクシマ』を語る」─医師として、被爆者として
講師:肥田舜太郎さん(全日本民医連顧問、前日本被団協原爆被害者中央相談所理
事長)
アルパとケーナのデュエットコンサート:アルパ奏者/高橋咲子さん、ケーナ奏者
/八木倫明さん
参加費無料
主催:栄・池田九条の会
問い合わせ:048(481)5717松田さん。
南足柄・九条の会(神奈川県南足柄市)
5周年記念行事「映画と文化の集い」
映画『陸に上がった軍艦』(原作・脚本・証言:新藤兼人)
日時:8月20日(土)
1回目 13時30分開場・14時開演
2回目 18時開場・18時30分開演
◇1回目のみ、語り「ミサコの『被曝ピアノ』」の上演あり
語り:岸スズ子 ピアノ演奏:中村洋子
会場:南足柄市文化会館小ホール
参加費:一般/当日券1000円・前売券900円 小・中・高など/500円
保育:あり
主催:南足柄・九条の会
問合せ:0465−74−9501(杉山) 0465−74−7412(矢野)
落合・中井九条の会(東京都新宿区)
第74回 「落合・中井九条のつどい」福島県飯舘村における自立の村づくり
「までいライフ」を根付かせた30年の記録
とき:8月21日(日)14時〜16時
お話:松野光伸さん 福島大学教授
会場:落合第二地域センター2階大会議室(新宿区中落合4-17-13)
主催:落合・中井九条の会
(http://homepage2.nifty.com/otiainakaikyujo/index.htm)
連絡先:電話・FAX3951−0573(木村)
富士見町九条の会(東京都東村山市)
<8月例会>「GOBAKU――アメリカは誰と戦っているのか?」(DVD上映)
日時:8月21日(日)午後1時〜
場所:富士見公民館 第2集会室
参加費:無料
主催:富士見町九条の会 連絡先:042-394-1251(松内)
東野・憲法九条の会(埼玉県新座市)
核兵器と原子力発電〜被爆者からみた福島第一原発事故〜
とき:8月27日(土)午後1:30〜4:00
お話:田中熙巳さん(本会会員/日本原水爆被害者団体協議会事務局長)
会場:にいざ・ほっとぷらざ3階会議室(東武東上線「志木」駅南口に直結)
入場:無料
主催:東野・憲法九条の会(連絡先)電話・FAX048−477−3389
栄区九条の会(神奈川県横浜市)
5周年のつどい:講演と若者の朗読劇
日時:8月28日(日)14時〜16時30分
第1部 朗読劇とトランペット演奏
瀬上一郎:トランペット演奏
イズミン朗読の会:朗読劇「平和への祈り」
第2部 講演
講師:なだ いなださん(作家,精神科医)「二歳の戦死者を祀る靖国」
会場:プラザホール(地球市民ぷらざ内)
交通:JR根岸線駅「本郷台」下車徒歩3分
入場料:700円(高校生以下無料,当日券もあります)
主催: 栄区九条の会
連絡先:木村宏一郎(電話・ファックス 045-833-6090)
障害者・患者9条の会
白熱教室2011「平和に生きる権利をいま、何を学び、何を行動するか」
日時:9月3日(土)13:30〜16:00
記念講演:中澤正夫さん(精神科医)「ヒロシマとフクシマ 目を背けてはいけな
い史実と事実」
特別報告:石川勇さん(東京肢障協)「空襲、闇市世代、それから」
特別報告:坂下共さん(きょうされん)「軍隊を持たない国 コスタリカの今に学
ぶ」
参加費:500円
会場:東京都障害者福祉会館 (東京都港区芝5丁目18-2 電話:03-3455-6321)
都営浅草・三田線「三田」駅出口A8から徒歩1分/JR山手線「田町」駅から徒歩
6分
主催:障害者・患者9条の会
HP:http://www.nginet.or.jp/9jo/
スポーツ9条の会
講演会「放射能汚染と健康・スポーツを考える」
日時:9月9日(金)pm6:45〜8:45
講師:古瀬 健さん(元放射線医学総合研究所主任研究員・スポーツ9条の会千葉
よびかけ人)
会場:松戸市民劇場第2、第3会議室(松戸駅西口下車徒歩5分)
資料代:500円
主催:スポーツ9条の会
スポーツ9条の会・千葉
問い合わせ:043−287−7353
憲法九条やまとの会(神奈川県大和市)
学習会と賛同者会議「憲法9条をめぐる最近の事情」
日時:9月10日(土)14時〜17時頃
1部学習会:高田 健さん(九条の会事務局)
2部賛同者会議:ご報告と話し合い
場所:高座渋谷駅前「イコーザ」渋谷学習センター
参加費:300円
主催:憲法九条やまとの会 TEL&FAX046−272−8880
鎌倉・九条の会(神奈川県鎌倉市)
2011鎌倉・九条の会講演会 〜「東日本大震災後、核のない平和な世界を考え
る」
日時−9月19日(月・祝)13:30〜16:00(開場13:00)
講師:秋葉忠利さん−前広島市長、広島大学特任教授
場所−鎌倉生涯学習センター・ホール (鎌倉駅東口 徒歩3分)
入場券−500円
申込み:Fax、Eメール 氏名・電話・Faxを記入してください。
Fax: 0467-60-5410、0467-24-6577
E-maill iza@kamakura9-jo.jp
入場券取扱い:島森書店鎌倉店、松林堂、たらば書房、邦栄堂書店、岡田書店
保育:要申込み(9/4 申し込み締め切り)
主催:鎌倉・九条の会
吹田市役所九条の会(大阪府吹田市)
9条は日本の宝!吹田のつどい2011〜東日本大震災から半年〜いのち・平和・
自由 いま私たちが思うこと〜
日時:9月22日(木)午後7時〜
場所:千里市民センター大ホール(阪急千里線南千里駅下車すぐ)
パネラー 弓矢 健児さん(千里山教会牧師)
徳井 義幸さん(弁護士・すいた9条の会よびかけ人)
西谷 文和さん(ジャーナリスト・イラクの子どもを救う会代表)
主催:9条は日本の宝!吹田のつどい2011 実行委員会
(事務局)吹田市役所九条の会(06)6386−4428
「九条の会」群馬ネットワーク(群馬県)
第5回大交流会
日時:9月25日(日)午後1時半〜午後5時
場所:前橋市総合福祉会館第1・第2会議室
講演:「九条の会」のいままでとこれから(午後2時から)
講師:高田 健氏(九条の会事務局)
大交流会:午後3時半から
主催:「九条の会」群馬ネットワーク
(連絡先)fax027−261−3789(群馬経理)
たかつ九条の会(神奈川県川崎市)
講演会「脱原発=自然再生エネルギーへの転換は可能か」
日時:9月30日(金)pm6時30分開会
場所:てくのかわさきホール
講師:竹村英明さん(環境エネルギー政策研究所プロジェクトマネージャー)
主催:たかつ九条の会
(連絡先)044−822−9661
活動報告
町内の灯ろう流しに参加して〜9条を守る茶屋町の会(青森県)
去る7月23日、「9条を守る茶屋町の会」では町内の行事である灯ろう流しの
ために手作りの灯ろう34個に「原発反対」「憲法9条を守ろう」と書き込み、民
医連の元診療所で平和のつどいを持ちました。
「原発災害と憲法9条」のお話を原水禁県協議会長谷崎氏から「平和的生存権が
脅かされる昨今、原発廃絶を」の訴えがあり、青森センター合唱団のみなさんと反
戦のうた「夾竹桃のうた」や震災・原発事故で苦労する人々へ心をこめて「ふるさ
と」を歌い、会場のみなさんと心一つにしました。町内の堤川へ灯ろうを流したあ
と、バーベキューを囲んで夏の宵宮を楽しみながら原発ない青森への運動を誓いま
した。
9条を守る茶屋町の会 門倉 禮子
5周年記念のつどい〜かいがや九条の会」(群馬県前橋市)
7月31日、かいがや公民館に於て「かいがや九条の会」5周年記念の集いが開か
れた。岩根代表世話人による開会の挨拶に続いて、飯田事務局長による「この1年
の歩み」のレジュメに沿った報告と、「いわき市9条の会連絡会」で活躍している
なか被災し、最近前橋に移住した丹治杉江さんの震災の報告と「かいがや9条の会
」の会員となったことの挨拶があった。彼女の今後の活躍が期待される。
そのあと、富士見ハーモニカ教室の皆さんによるハーモニカ演奏があった。夏の
歌メドレー、森の歌数曲、フォスター名曲メドレー、最後は「青い空は」を合唱。
誰でも知っている曲が多く、皆楽しそうに口ずさんでいた。下田会長の話が面白く
、和やかな演奏会だった。
休憩の後は本日のメイン、群大名誉教授、野村哲氏による記念講演「歴史に見る
群馬の地震]。沢山の資料をもとに、パワーポイントを用いた話に大変目を開かれ
た。群馬は活断層が少なく、地震のおこりにくい地盤だと思っていたが、過去のデ
ータを見ると、ある一定の揺れやすい地域のあることがわかった。震源はないとい
うことで少し安堵はしたが……。今回の講演で一番驚いたことは、地震発生のメカ
ニズムについてである。従来プレート説が主流で私なども疑いを持たないでいたが
、マントルプリューム説(仮称)も説得力がありそうなのだ。この説というのは、
マグマの熱が熱移送し(スーパープリューム)、岩盤を押し上げ、震源になるのだ
という。数々のデータを見て、なるほどそれもありか、と思った次第。今後どの説
が定説になるかはわからないが、物の見方、考え方について反省させられた。世間
で一般的ならばそうだろうと安易に信じてしまう怖さ。いや別の考え方もあるぞ、
と疑問を持つことの大切さを教えられた気がする。このことは原発についてもまさ
にそうで、疑問を持たない生き方が情報操作を招くのだ、と反省したわけである。
最後は小暮代表世話人の閉会の挨拶で会を閉じた。(白石亜弥子)
平和音楽祭を開催(福島県女性9条+24条の会)
原発事故の収束の方向さえ未だみえない福島の地で、ふくしま県女性9条+24条
の会は7月23日、「つどい2011ふくしま平和音楽祭U」を開催しました。
オープニングは山木屋太鼓。原発事故で計画的避難区域となり、地区全体故郷を
離れちりぢりに避難させられました。その小学生、中学生たちがわずかの時間にや
っと集まって練習した成果を披露しました。
ついで、若者たちによる朗読「私たちも叫びたい 訴えたい」と、現在も避難生
活をしている浜通りの子ども達の作文を県内の高校生たちが読みました。力強い若
者の気持ちが全面に躍りだして清々しい印象を与えました。
郡山合唱団は昨年の音楽祭にも出演してくれました。今回は、団員が創作した曲
「いとしい娘(あなた)たちへ〜2011.3.11〜」「2011 ぼくらの夏休み」を携え
て、親子三人で合唱しました。
最後は会津若松の劇団シアターFによる朗読劇「空―1945 ヒロシマ ナガサキ
」。今年1月アメリカ公演を実現。原爆投下後の長崎を写した「焼き場に立つ少年
」などで有名な写真家、ジョー・オダネル氏の故郷であるテネシー州で公演し、成
功をおさめた。そのアメリカ公演の台本を日本向けに手直ししての上演でした。
開演後間もなく福島市を震度2の地震が襲いましたが、舞台も客席も平然と進行
し、大震災をくぐり抜けた女性の逞しさを実感しました。
編集後記〜中山太郎の執念「緊急事態条項」改憲
「産経新聞」8月5日の報道によれば、「前自民党衆院議員の中山太郎前衆院憲
法調査会長は5日、憲法に緊急事態条項を盛り込む改正試案を公表した。大規模な
自然災害やテロなどが発生すると首相は緊急事態を宣言する規定を設け、首相に自
治体首長への指示権などの権限を集中させ、国民の『通信の自由、居住および移転
の自由並びに財産権』を制限できるようにしている」という。中山氏は憲法調査会
設置以来、ずっと会長を務めてきたが、2009年の総選挙で自民党の比例区定年
制導入により、公認から漏れ、同党を離党し、小選挙区で落選した。この中山氏が
、この春以来、中曽根康弘元首相らとともに「緊急事態条項」改憲を唱えている。
中山氏の改憲へのただならぬ執念をみる。彼以上の9条護憲の気概で対抗したい。
(T) |