西郷洞窟(さいごうどうくつ)

2013年02月13日

西郷洞窟に行って来ました。
城山の中腹にあり、近くのお土産屋さんの駐車場があるので、お土産屋さんに立ち寄りつつ、観光できました。

西郷洞窟

周囲は大きな木で囲まれているせいもあって、昼間でも少し薄暗い印象の場所です。
暗くてちょっと怖いですが、ここに籠っていたのかと思うと感慨深いものがありました。

西郷洞窟(さいごうどうくつ)
鹿児島市城山町にあります、西郷隆盛洞窟です。
西南戦争の時、激戦地となった田原坂から敗走し、西郷隆盛が最後の5日間をすごした洞窟。  
タグ :西郷洞窟

Posted by ナカムー at 07:47旅行

鹿児島にはギネス認定された「世界一小さなミカン」がある!?

2012年12月10日

「世界一」小さなみかんは鹿児島県にある!

鹿児島と聞いてすぐに思いつく代表的なものは、西郷さんに温泉、そして現在も噴火活動を続けている桜島といった感じだろうか? でも、ここ鹿児島で生産されている「桜島小みかん」のことは、ご存じない方も多いと思われる。
「桜島小みかん」はギネスブックで世界一小さいみかんとして認定され、地元では古くから「島みかん」と呼ばれ愛されてきた。

「桜島小みかんは、重さは40~50g、直径5cmに満たないくらいの、とっても小さなみかんです。糖度が高くて、香りも強いですよ」。

この小みかん、大半が県内の市場に出回るのだが、近年ネットでの直販も増え、少しずつ県外へ進出しているよう。

おすすめの食べ方を聞いてみた。「もちろん生でそのまま食べていただくのが一番おいしいのですが、果皮を乾燥させて細かく刻み、うどんやそば、漬物などの薬味として食べるのも、地元ではポピュラーですよ」。

桜島小みかん

「桜島小みかんが収穫期を迎えるのは、実は12月上旬からなんです」とのこと。
「去年から出荷が始まった『桜島種なし小みかん』という種類があります。

小ぶりな果肉の中にうま味が凝縮されている感じ。最近ではグラッセやゼリー、ドレッシングなど桜島小みかんを使った商品も多く販売されている。
桜島小みかんそのものも、かわいらしくおいしいが、小みかんを使ったご当地スイーツもオススメ。  

Posted by ナカムー at 14:19鹿児島グルメ

トカラ列島 - 旅行記

2012年11月24日

「トカラ列島」って知ってる? そう聞くと、多くの若者が「樺太(からふと)の近く?」「北海道より上?」「北方領土のひとつでしょ?」などと、とんでもないアンサーが返ってくる。最後の秘境と呼ばれた7つの島「トカラ列島」は、鹿児島県は屋久島の、さらに南にある列島なのである。

ここへたどり着くには、3日に1度、鹿児島港から東シナ海を南下するフェリーだけが頼りだ。海が荒れれば当然フェリーは止まり、旅行者が1、2週間足止めを食らうこともザラだ。

トカラ列島

トカラ列島のなかでも最多といわれる120人の暮らす中之島に上陸した。
島には国内に8種現存する在来馬の一種で、やわらかいブラウンの毛並みをもち、小型で従順な性質が特徴のトカラウマ21頭が、半ば野生の状態で放牧されている。

深夜に鹿児島港をたったフェリーは、翌朝午前7時に中之島港に入った。活火山、御岳(おんたけ)が明けたばかりの空に向けて噴煙を吐いている。着岸のためうなるスクリューが巻き上げるサンゴのくずは、港を白く染めていく。鮮烈な景観のお出迎えで眠気も吹き飛ぶ。

この日世話になる大喜旅館へ着くと、まずは朝食を頂いた。コンビニはもちろん、店というものがないトカラの旅では、3食すべてが宿頼り。驚いたことに、上陸一食目となる朝食から、いきなり分厚いマグロの刺し身が出てきた。
繰り返すが、これは夕食ではない、朝食である。この島をたつまでに5食をたいらげたが、毎度、イセエビ、アワビ、タイ、カツオなど海の幸が卓上をぜいたくに飾ってくれた。しかも、「魚みそ」「青パパイア」なんていう珍味まであるのだ。

午後。いよいよトカラウマの放牧地・高尾牧場へ出発。たどり着くと、そのダイナミックな景観に息を飲んだ。到底ここが日本とは思えないような360度の大パノラマである。トカラ馬たちは御岳の裾野(すその)に広がる放牧地の斜面を、茶褐色の毛並みを光らせながら群れで駆けていた。

明治時代に喜界島(きかいじま)からやってきた、1頭の馬の末裔(まつえい)だというこのトカラウマ。一時、絶滅寸前まで追い込まれたが、地元の皆さんの努力でようやく21頭まで数を取り戻したのだ。馬と戯れ広大な牧草地で日が暮れるまで、男ふたり遊んでくたくたになった後、近くの村営の温泉を訪れた。

トカラ列島は霧島・屋久火山帯に属し、いたる所に温泉が自噴する。筆者と息子が訪れた中之島の村営温泉も、24時間使える上に無料なのである。つまり、人の少ない時間帯だと、完全なる無料貸し切り天然温泉というわけだ。

もはや秘境といってもよいこの「トカラ列島」。男なら、人生一度くらいは旅しておくことをオススメする。  
タグ :トカラ列島

Posted by ナカムー at 16:18旅行

鹿児島ラーメンは黒豚こってり系ではなくあっさり系の歴史がある

2012年10月21日

黒豚で有名な鹿児島。当然、ラーメンはこってりかと思いきや、意外にも昔からあっさり系が主流だという。

九州はこってり系ラーメンの聖地。当然、黒豚料理が有名な鹿児島もこってり系だと思ったら大間違い。地元の人に聞くと、昔から鹿児島ではあっさり系が主流だという。また、みそ系も人気があるのだとか。

市内で自営業を営むコバさんは、あっさり系ラーメンを高校時代から毎日のように食べていたという。「『のり一』というラーメン屋さんが、市内随一の飲食店街・山之口町界隈にあるのですが、私はここのラーメンで育ったようなもの。当時は1杯50円でね、毎日のように食べていました」。

えっ、50円!? コバさんは現在61歳だそうで、「のり一」に通っていたのは昭和40年代。
ビールが120円、牛乳が20円という時代だ。
その時代に50円とはかなり安いではないか。
となると、現在の「のり一」の値段設定が気になるところ。
早速店にうかがったところ、ラーメン(中)がなんと300円ではないか! 
この値段でラーメンが食べられる店はそうそう他にないのでは? 

のり一

いただいてみると確かにあっさりした鶏ガラベースの味。
具は豆モヤシとチャーシューが2枚。麺は自家製の中太ストレート麺で、うどんのように白い。
ただ、お店の方に聞くと、かんすいは入れているとのこと。また、スープには隠し味としてトンコツスープを加えていると教えてくれた。


もう1軒おすすめしてくれた店がある。
昭和25年(1950)創業の「こむらさき」だ。
ここのラーメンの特徴は、キャベツやシイタケが乗っていること。
麺は中太のストレート麺で、やはりうどんのように白い。
スープは濁りがなくあっさりしている。

こむらさき

二代目の橋口芳明さんに話をうかがうと、ラーメンは食事のひとつとしてとらえているため、栄養バランスを考えてキャベツなどを乗せているのだとか。
また、麺はかんすいを使わず、一度蒸したものを使用。
濁りがないスープは、トンコツのみならず鶏やシイタケなども使って取っているという。
かなり個性的なラーメンだが、いただいてみるとあっさりした味わいで麺ものど越しがいい。
キャベツや麺、スープが調和していて、どれかひとつでも欠けていたらこの味にならない完成形といえそう。黒豚を使ったチャーシューもおいしく、リピーターが多いというのもうなずける。


最後に、鹿児島のラーメンを語る上で忘れてはならない「のぼる屋」だ。創業は昭和22年。
鹿児島で一番古いラーメン屋で、メニューはラーメンしかない。

店を訪ねると、建物が昭和の雰囲気を色濃く残していていい感じ。

のぼる屋

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の世界にいざなわれるようだ。
店内はカウンターのみで、その向こうに大きな羽釜が3つほど並んでいるのが印象的。
店内では、年配の女性5人が働いている。

陣頭に立つ徳重和子さんに話をうかがうと、同店は、横浜で看護師の仕事をしていた故・道岡ツナさんが創業したという。中国人の患者から看護のお礼にと教わった中華そばを、戦争で焼け野原となっていた故郷・鹿児島で出そうと始めた。

そのせいか、この店のラーメンは中華そばに近いという。早速、運ばれてきたラーメンを見ると、スープは茶褐色。具は、長方形に切られたチャーシューと豆モヤシだ。麺は細いうどんのような面持ちの白い中太麺で、自家製。かんすいは使わず、その日売れる分だけを作っているのだそうだ。

まず、スープを飲んでみると、おお、あっさりしている。聞けばトンコツを主体としているそうだが、鶏ガラや魚介などもミックスさせているそうで、しっかり深みもある味だ。

そのスープに中太麺がよく合うし、豆モヤシも味のアクセントになっている。この味はやはりのぼる屋でしか楽しめない個性的なもので、店の雰囲気もおいしさを後押ししているようだ。


こうしてみると、「のり一」にも「こむらさき」にも「のぼる屋」の影響が感じられるが、それぞれの店でアレンジされ、独特の味を作っているのが分かった。

しかし、白いうどんのような麺であることは共通している。これは鹿児島独特のものなのだろう。トンコツ系にありがちな細麺を食べ慣れた舌には新鮮に感じられ、スープや具との相性もしっかりと堪能することができた。  

Posted by ナカムー at 14:15鹿児島ラーメン

知覧武家屋敷庭園群(ちらんぶけやしきていえんぐん)

2012年10月02日

知覧武家屋敷に行って来ました。
武家屋敷跡は、現在も住民の方々が暮らしており、家屋や庭を見せて頂けます。
管理が行き届いており、とても綺麗でした。
ただ構造上、風通しが悪いので、夏に行く場合はとても暑いです。
木陰で休憩を取りながら移動しました。武家屋敷の中には敷地内に座って休憩できるようになっている場所もあり助かりました。
武家屋敷の中を真っ直ぐ伸びる道は、余計な建物や看板など一切なく、きれいなのですが、そのぶん太陽の光をもろに浴びることになります。
武家屋敷に至る歩道沿いには美しい特攻記念会館もあるので一度この街に立ち寄って知覧武家屋敷庭と一緒に見るだけの価値はあると思います。

知覧武家屋敷庭園群(ちらんぶけやしきていえんぐん)
薩摩の小京都」とよばれる知覧は、薩摩藩政時代の外城[とじょう]の一つとして栄えた地区。武家屋敷群は260年ほど前に造られたものの一部と伝えられ、武士小路という通りに集まっている。国の名勝に指定された7つの庭園はよく手入れされ、母ケ岳の借景や枯山水を取り入れた造り。重厚な石垣に大刈りの植え込みは、琉球や中国の影響を受けたといわれている。
知覧は「薩摩の小京都」といわれ、生け垣と石垣が美しい武家屋敷が今も残っている。国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、7庭園は国の「名勝」に指定されている。  

Posted by ナカムー at 07:46旅行