2013年3月12日火曜日
「 ふくしま 」 って、いったい 何 ?
岩手県 ・ 宮城県 では、
本格的に 「 復興 」 に目覚め、
みんなで 頑張り始めました。
TV で見ていると、
「 活気づいてきたなぁ ~ 」 と 思います。
そんな中、
福島 だけが、
形ばかりの " 復興 " をして、
街は、元通りになりました。
しかし、
県民の 心情 は、
そこはかとなく 「 重い 」 のです。
宮城県 は、すぐ隣なのに、
なぜか、
空間線量 を 発表しません。
わたくしは、
昨年、仙台に用事があった時に、
線量計を持って行きました。
( ガイガーカウンターです )
仙台市内でも、
0.2 ~ 0.3 マイクロシーベルト ありました。
その数値 は、
わたくしの 「 家の中 の 数値 」 と 同じ です。
ですから、
宮城県の 「 瓦礫 」 に含まれる放射能 は、
少なくとも、
福島県 「 浜通り の 空間 放射線量 」 と
同程度 は あると、考えた方が賢明だと思われます。
固体か ・ 気体か という 違い はありますが ・・・。
昨年、
瓦礫の広域処理を巡って、
埼玉県の 日高市長が、
宮城県の 瓦礫の臭いを 直接 嗅いで、
翌日、執務中に 危篤状態になりました。
もちろん、
福島県の 「 瓦礫 」は、論外ですが、
瓦礫の広域処理は、
日本国中を 汚染することです。
大人達が、
みっともない 「 利権争い」 や
「 安全だ などという 嘘 」 を つき続けていたら ・・・
そのニュースに、
若いお母さん方が呑み込まれたら ・・・
その方々の 小さな 「 こどもたち 」 が、
何も知らずに、
「 お砂遊び 」 を続けていたら ・・・。
発症した時に、
いったい、誰が責任を取るのですか ?
いや、
「 責任 」 などという言葉さえ、不要になります。
身体が、むしばまれていくからです。
みなさま、
旧 ソ連の チェルノブイリの事故 を、
思い出してください。
福島原発では、
あれ以上の 規模の 「 人災 」 が、
延々と 続いている のです。
わたくしが住んでいる場所は、
【 原発 事故現場 】 から、25 ㎞ です。
フツーなら、
【 原発 】 の トラブル が 一基でも生じたら、
80 ㎞ 以上に、強制避難 です。
アメリカの 「 スリーマイル島の原発事故 」 では、
大統領命令が出て、
軍隊が、即 出動し、住民を避難をさせました。
そして、
危機一髪のところで、
エンジニア達 や 科学者達 が、
最悪の 爆発 を、食い止めたのです。
アメリカからの
積極的な 支援要請を 断った 菅(元)総理 ・・・。
アメリカの 「 科学者たち 」 も、
その中に入っていたのですよ。
そもそも、
【 原発 】 を 創ったのは アメリカです。
日本は、それを 「 輸入 」 しただけです。
ですから、
技術者が、少ない のです。
こんな、危険な 地震大国に、
【 原発 】 を 建てるなんて ・・・。
「 気は確かですか ? 」 と、
聞きたくなります。
そして、
自民党さん、
【 脱 原発 】 も、公約の一つだった のではなかったのですか ?
選挙 にさえ勝てば、
そんなことまでも、平気で覆す心理 は、
わたくしども、一般庶民には、分かりませんね。
福島県の線量は、
ベラルーシと変わらないのですよ。
ベラルーシの 「 こどもたち 」 は、
3年~5年で 発病しました。
福島が そんなに 「 安全だ 」 と言うなら、
学校給食 ではなく、
国会議事堂の食堂で、
福島産の野菜を 使ってください。
それだけの 「 言葉の重み 」 が、
国会議員さんたちには、
理解できない のですか ?
だって、
自分の 「 子ども 」 は、
ちゃんと避難させていますものね。
海外まで。
仮設住宅 暮らしも、
1年 延長されました。
当然です。
震災復活 直後から、
公営住宅を建て始めなければ、
間に合うはずがないのですから。
ようやく、
建設が始まりましたが、
全世帯分ではありません。
部分的 にしか、着工できていません。
仮設住宅に入っているのは、
「 人間 」 ですよ !
「 物 」 じゃないんです !!
国会議員さん、
こんな 「 福島の扱い 」 って、
いったい 何なんですか ?