2013年3月7日木曜日
みんな合格 ! ( 公立学校では、迂闊に教えられないこと )
高校受験 組 も、
大学受験 組 も
みんな、第一志望 校 に合格しました !
特に、
大学受験生には、
少なくとも、南相馬市から 半径 300 ㎞ 以上の大学 を
選択してもらいました。
かなりの難関でしたが、
それでも、パンツ と 下着 を持参して、
わたくしの家で、根気強く 頑張っていました。
わたくしは、
「 飯炊き ばばぁ and 洗濯 ばばぁ and 教師 」 という
役柄でした。
わたくしは、彼らや彼女たちに言い続けました。
自分の 学びたい学科と、
ここから、半径 300 ㎞ 以上 が、必要条件 だと・・・。
生徒達には、「 放射能の脅威 」 を叩き込んでいましたので、
みんな、すんなりと、各大学を選んでいました。
福島県内では、「 放射能の 脅威 」 など、
迂闊に口にできません。
学校とて、同じ です。
「 復興 」 と 「 生命 」 の比重が
逆転 しているからです。
わたくしは、心底 思いました。
( 3年前、18年間の高校教諭に ピリオドを打って、
私塾を開設して、正解だった ・・・ )
そして、
彼女たち、彼らは、
それぞれ、国立大学 や 私立大学を
あれこれ ・・・ と 選んで受験しました。
いまは、感激でいっぱいです。
高校生が、
「 『 放射能 』 からできるだけ遠ざかることができたこと 」 と、
あの子達が、自力で勝ち取った 「 合格 」 ・・・。
毎年、受験生を見てきましたが、
今年ほど、感動したことはありません。
彼らは、それこそ、
毎日、わたくしの家に泊まり込んで、
勉強の限りを尽くしました。
わたくしが、
「 放射能から 逃げなさい !」 と言うと、
彼らは、朝から 深夜まで、勉強していました。
本当の 教育 とは、
ありのままの 「 現実 」 を、
隠したりせずに、
教えること だと
わたくしは、思います。