2013年2月16日土曜日
「 チェルノブイリ4号機と、福島第一1~4号機 」 との比較。
みなさま、
福島 【 原発 事故 】 は、
いまだ、収束など、していません !
前 野田総理が、「 収束宣言 」 をしたのは、
公約の 「 第二ステップ 」 が、
あたかも 終わったかのように
見せかけようとしたものです。
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「 チェルノブイリ4号機と、福島第一1~4号機 」 における
セシウム137 で比較する。
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放出量 ・・・・・ チェルノブイリ ・・・・・ 85 PBq
【 炉心内部 ・・・280 PBq 】
放出量 ・・・・・ 福島原発 ・・・・・・・・・・・ 15 PBq
【 炉心内部 ・・・ 710 PBq 】
参考 (1 PBqは、1,000兆 Bq )
1PBq ( ペタベクレル )
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これで見ると、
福島の放出量は、
チェルノブイリの 約 5分の1であるが、
炉心内部には大量のセシウムが存在している。
もしも、
再臨界などの深刻な事態に陥れば、
炉心内部の放射性物質が放出されることは否定できない。
一方、
「 キセノン133 」の大気中への放出量 は、
チェルノブイリが 6,500 PBq、
福島第一原発で 11,000 PBq と推定され、
チェルノブイリ原発事故では、
半減期が短い 「 放射性 ヨウ素 」 による甲状腺癌の関連が
指摘されている。
しかし ・・・
「 キセノン133 」 の 半減期 も
5.25日と短いので、同様に心配である。
なぜならば、
半減期が短い と、
「 放射性物質の崩壊 」 が、
それだけ早く進み、
短時間で、大量の放射線を受ける ことになる からである。