2013年1月24日木曜日
南相馬市にとって大切な 「 先生 」 が、ご逝去なさいました。
「 生命を見つめ続けた 41 年間 」
わたくしが、その 訃報 を聞いたのは、
今日の 朝でした。
わたくしが、朝刊を読む前に、
夫が、電話で知らせてくれました。
原町中央産婦人科病院の、
高橋 亨平 先生 が、
昨日の夕方、息を引き取りました。
高橋先生は、大震災のころ、
余命 半年 という、末期ガンの告知 を受けていました。
それでも、
先月 12月まで、
患者と向き合っていらっしゃいました。
3.11 時 には、
どこの病院も閉鎖されていました が、
高橋先生は、診療科目を問わず、
南相馬市に残らざるを得なかった患者に、
毎日、接してくださいました。
そして、
昔から、わたくしの、大恩人 でもありました。
ホールボディーカウンター を 日本政府に要請 し、
尽力された方 でもあります。
高橋先生は、
患者一人ひとりに、優しく丁寧に接してくださいました。
ですから、
どんなに 混み合っていても、
みんな、すがる想いで、静かに順番を待っていたのです。
わたくしも、その一人でした。
ご自分よりも 患者を優先する 先生 でした。
高橋先生が いらっしゃったからこそ、
3.11 の 4月に、
わたくしは、
塾の 無料開放 を、
市に登録したのかもしれません。
せめて、
もう一度だけ、
ご尊顔を拝したかったと思うと ・・・、
ただ、ただ、
つらく ・・・、
心に、
ポッカリ と、穴が開いてしまいました。
ご葬儀は、
2月 9日 ~ 10日 です。
わたくしは、
その前に、
高橋先生に、会いに行きたい ・・・。