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日本軍「慰安婦」問題に対する日本右翼の暴力的な言動と人権活動家に対する警察権力の弾圧に抗議する記者会見

昨日の27日、新大久保や大阪生野区鶴橋付近で行なわれた
ヘイトスピーチデモに対してと、人権活動家に対する警察権力
の弾圧に抗議する記者会見が水曜集会前に記者会見行なわれました。
その内容が届きましたのでお知らせします。(立石孝行)

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韓国挺身隊問題対策協議会
梁路子です。

日本で3月22日に行われた日本軍「慰安婦」問題に対するヘイトスピーチを容認、
便乗した大阪府警の弾圧に抗議する記者会見に呼応し、韓国でも以下のとおり、
挺対協会員団体をはじめ連帯団体、水曜デモに参加する学生たちを含め200人ほどの
参加者のもと、多くのメディアの取材の中、記者会見が行われました。

ユン・ミヒャン代表からこれまでの経過が報告され、女性団体を代表して韓国女性
団体連合のキム・グモク代表は右翼団体のヘイトスピーチと日本政府がそれを放置・
利用していることが国際基準に照らし合わせても反人権的で世界から非難される行為で
あることを指摘しました。
また過去問題と関連し、朝鮮学校を支援しているモンダンヨンピルのキム・ミョンジュン
事務総長(映画「ウリハッキョ」監督)も駆けつけ、日本軍「慰安婦」とあわせ、これ
まで日本で朝鮮学校がどのように弾圧・脅迫を受けているかを訴えました。
日本軍「慰安婦」被害者を代表しては、昨年9月集会に参加したキム・ボクトンハルモニが
発言し、当時の様子を知っている張本人として大阪府警の不当な捜査を糾弾しました。

最後に記者会見文を今年から新たに代表に加わったキム・ソンシル代表が朗読し、
1.大阪府警は、不当に「被疑者」となった活動家4人に対する起訴を即刻取り消し、
日本軍「慰安婦」問題解決のため活動する市民運動への弾圧を中断すること
2.日本政府は、右翼の暴力的ヘイトスピーチと没歴史的行為に対し断固として対処し、
正しい歴史認識で日本軍「慰安婦」被害者に対する法的責任を履行すること
3.韓国政府は、日本軍「慰安婦」問題に対する法的責任を回避する日本政府と右翼の
ヘイトスピーチに強く抗議し、被害者が一人でも多く生きているうちに早急で明白な
問題解決を行うこと
4.国連など国際社会は日本国内の人権活動家に対する公権力の弾圧行為を調査し、
施政と再発防止措置をとること
を要求しました。


<日本軍「慰安婦」問題に対する日本右翼の暴力的な言動と人権活動家に対する
警察権力の弾圧に抗議する記者会見>

-日時:2013年2月27日(水) 午前11時
-場所:日本大使館前
-共催団体:韓国挺身隊問題対策協議会
韓国基督教教会協議会(NCCK)両性平等委員会、基督教大韓メソジスト会女宣教会全国
連合会、 基督教大韓メソジスト会全国女教役者会、基督教女民会、大韓イエス教長老会
女教役者連合会、新しい世界を開く天主教女性共同体、女性教会、円仏教女性会、梨花
民主同友会、全国女性連帯、平和をつくる女性会、韓国教会女性連合会、韓国基督教長
老会女教役者協議会、韓国基督教長老会女信徒会全国連合会、韓国女性団体連合、韓国
女性民友会、韓国女性ホットライン、韓国女神学者協議会、韓国女子修道会長上連合会、
韓国挺身隊研究所、21世紀韓国大学生連合、劇団くじら、ラジオ汎民特委2030オウリム
-カクシタル、メウォンメソジスト教会、民家協良心囚後援会、富川市民連合女性会、
ソウル東北女性民友会、アジアの平和と歴史教育連帯、良心と人権-木(ナム)、イェスサルギ、
日本軍「慰安婦」ハルモニとともに行動する統営巨済市民の会、挺身隊ハルモニともに行動
する市民の会、朝鮮学校とともに行動する人々<モンダンヨンピル>、地球村同胞連帯(KIN)、
太平洋戦争被害者補償推進協議会、韓日市民宣言実践協議会、興士団(ソウル、民族統一運動本部)

-内容
 1.記者会見趣旨説明
 2.参加者紹介
 3.参加者支持連帯発言
    *韓国女性団体連合 キム・グモク代表
    *朝鮮学校とともに行動する人々<モンダンヨンピル> キム・ミョンジュン監督
 4.日本軍「慰安婦」被害者発言
    *キム・ボクトンハルモニ
 5.記者会見文朗読
 6.質疑応答

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「慰安婦」問題の解決に向けた意見書可決をすすめる会

Author:「慰安婦」問題の解決に向けた意見書可決をすすめる会
・・・
2008年8月3日、「シンポジウム/私たちに何ができるか~若者たちと考える『慰安婦問題』」を大阪市内で開催しました。140名近くの方にお集まりいただき、熱い意見交換が行われる感動的な集まりとなりました。集会後、もっとこの活動を続けたいとの声があがり、このblogの立ち上げに至ったものです。

現在は、関西を中心に、国に慰安婦」問題の解決を求める地方自治体からの意見書可決をすすめる取り組みを行っています。

本blogが、「慰安婦」問題の解決に向けた情報・意見の場としてお役に立てれば幸いです。

なお、コメントの紹介は承認制としています。管理者が、このフォーラムの趣旨にそわないと判断した場合には、これを表示しません。あらかじめご了解ください)

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