2012年9月9日日曜日

被災者が、 被災者を 支援しようとしている 「 ふくしま 気質 」






一昨日、

福島市 に 住んでいらっしゃる 女性と、

お話ができました。



これまでは、

毎日、電話をくださる方々が、

みんな、

関東圏 や 関西圏 ・ 海外の 方々でした。



そして、

彼女が言うには、

わたくしが 一昨日 書いた記事を読んだらしく、

わたくしに、おっしゃいました。



「 何でも、かき集めて 送るから ・・・ 」 と。



しかし、

福島市にも、仮設住宅は、あります。


ですが、

「 物資を 直接は 届けられない 」 そうです。



ですから、

同じ福島県民として、

こちら ( 浜通り ) に、

「 支援物資 」 を 集めるのだと、おっしゃっていました。



非常に 情が深く、

ご自身でも、よく分からない症状を 呈しています。




ひとしきり、話をした後で ・・・




「 大事な お話 」 が ありました。



わたくしに 現れている症状が、

( 全部ではありませんが )

彼女にも、出ていたのです。 




彼女も、

『 身体中に 「 熱 」 こもり、

いくら 涼しい環境にいても、汗をかいている 』 とのことでした。




彼女は、

「 更年期 障害かな~ ・・・ 」 と おっしゃっていましたが、

違う と わたくしは思います。



まず、年齢から言っても、若すぎます。



更に、わたくしは、

「 更年期 障害 」 というものを、


人工的に、半年間だけ、経験しているのです。




わたくしは、平 9 年に、「 チョコレート嚢腫 」 で、

片方の 「 卵巣 」 を 手術しました。




その後、

半年間、生理を止めるために、

ホルモン注射 を、1 ヶ月に1度、行っていました。



その間は、

「 一時的に、更年期 障害 に 陥る 」 と、

医師から言われました。




半年が過ぎて、

「 もう、ホルモン注射 は、しなくてもいい 」 と、言われ、

元の生活に戻った途端に、

あの、「 更年期 障害 」 は、なくなりました。



昨日、

電話でお話しさせていただいた女性の 「 症状 」 は、

「 更年期 障害 」 の症状と、大分 異なっているのではないかと、

わたくしは、思います。



もちろん、

「 個人差 」 は ありますが ・・・・。




『 同じ 身体の状態 ( わたくし達 ) 』 なので、

わたくしたちは、

いちいち、説明しなくても通じたのです。




彼女の住んでいる福島市 は、

盆地 で、

放射能が滞留して、

なかなか、抜けません。




わたくしの住んでいる 「  浜通り 」 は、

海に面しているため、

少なくとも、「 滞留 」 だけは、避けられます。




そして、

彼女は、言いました。

最近、この 1ヶ月くらいの間 に、

【 お葬式が、6 組 もあった 】 と。




亡くなられた方々が、高齢者ということもあり、

特に、騒動にはならなかったみたいですが、

みなさまは、

「 心筋梗塞 」 で、亡くなったのです。




わたくしが通っている

鹿島区の、寺内第一 仮設住宅 では、

おじいちゃん、おばあちゃん の方が 元気で、

わたくしの方が、

逆に、力をもらってくるくらいです。





彼女が知っている範囲でも、そうですから、

福島県内での 死者 は、

いったい、どれだけいるのでしょう ?