2012年9月7日金曜日
いま、ホールボディーカウンターを受けてきました。
今回は、
いわゆる、セカンドオピニオン でした。
以前に、
アメリカの フリーライター 「 ティム 」 と一緒に、
いつでも 検査ができる 総合病院 に行きました。
その時は、
ただ、検査着に着替えて、
3分間 座っているだけでした。
しかし、
今日の、南相馬市立総合病院 では、
初めに、看護師さんからの問診がありました。
まず、
「 なぜ、今になって、受診しようと思ったのか 」 でした。
わたくしは、言いました。
『 昨年は、「 こどもたち 」 と 「 妊婦さん 」 を優先しなければならなかった 』 と。
看護師さんさんは、大きく うなずきながら、
わたくしの住所を見て、
「 そうですね、この住所だと、誰でも そう思いますよね 」 と、ポツリ ・・・。
南相馬市の最北端は、原町区ではありません。
「 鹿島区 」 です。
3.11 の頃、
高濃度放射能が、わたくしの家を かすめて
北西に向かっていました。
看護師さんは、つづけました。
『 身体に 異常がありましたか ? 「 爪 」 とか 「 皮膚 」 に ・・・ 』 と。
わたくしは、いままで 出てきた症状を、
ありのままに 言いました。
しかし、
『 歯が、全滅した 』 と言った時、
看護師さんは、絶句して、
『 問診項目に、「 歯 」 は、入っていない。
でも、メモとして記載する 』 とおっゃいました。
その後、検査着に 着替えて、
検査室へ行きました。
そこで、スクリーニングをしてから、
検査は、2分間で、直立して測定するものでした。
いまは、
大人の 「 検査希望 」 が多くて、
結果は、1ヶ月 後 くらいになると、説明を受けました。
そして、
検査結果については、
『 無記名で 「 情報 ・ データ 」 として、使用する 』 旨を、告げられました。
わたくしは、快諾し、
ホールボディーカウンターを受けました。
あの、
看護師さんの 丁寧で 優しい 応対に、
涙が出そうになりました。
看護師さんだって、被曝しているのです。
いくら、職務とはいえ ・・・・
・・・・・ 感無量でした。
わたくしも、
「 人に優しい人間になりたい 」 と、
心から、強く 想いました。