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社会

剱岳「池ノ谷」も氷河か 立山カルデラ砂防博物館チーム調査

2013年03月30日 02:52
剱岳「池ノ谷」も氷河か 立山カルデラ砂防博物館チーム調査
氷河の可能性が高い氷体があることが分かった「池ノ谷右俣雪渓」(立山カルデラ砂防博物館提供)
 北アルプス・剱岳(2999メートル)西側の「池ノ谷」にある氷の塊「氷体」が、国内で4カ所目の氷河である可能性の高いことが分かった。立山カルデラ砂防博物館(立山町芦峅寺)の調査チームが29日、埼玉県で開かれた日本地理学会で発表した。

 氷体は全長約200メートル、厚さ約40メートル、幅最大約50メートルで、標高1850~2300メートルに位置する「池ノ谷右俣雪渓」にある。同博物館の飯田肇学芸課長と福井幸太郎学芸員らが昨年9~10月、氷体にポールを埋め込んで流動を観測したところ、月11~15センチのペースで動いていることを確認した。

 立山・剱岳一帯では、雄山の御前沢雪渓と、剱岳近くの三ノ窓、小窓の両雪渓にある三つの氷体が昨年4月、日本雪氷学会にそれぞれ氷河と認定されている。福井学芸員は「池ノ谷の氷体も認定される可能性は極めて高い」としている。

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