お笑いコンビ「オセロ」の中島知子(41)が29日、テレビ朝日系情報番組「ワイド!スクランブル」に出演。一連の騒動について初めて言及した。約2年ぶりとなったテレビ出演で中島は、都内で同居していた元占い師の女性とは「友達関係」を強調、マインドコントロールされていたことを否定した。一方、夜になって中島の所属事務所がマスコミ各社にファクスを送付。一部で「中島が事務所を退社する」と報じられたことについて、「退社の申し出はあったが、再考を促した」と発表した。
一部で報じられた中島の事務所退社について、所属する松竹芸能は、専属契約を解除していないことをファクスで明かした。
これまで中島の両親の意思を尊重し、入院治療や専門家のカウンセリング実施などサポートをしてきた、と強調。28日に中島側から契約解除の申し入れがあったことを認めた上で「肉体的及び精神的な健康状態が、芸能活動を行う上で、万全でないと見受けられたことから、弊社による継続的なサポートが必要であると判断」し、契約解除を考え直すよう促したという。
しかし、中島は事務所に無断で一部の取材に応じた。松竹芸能は「事実と異なる発言が少なからず見受けられたことは極めて遺憾」「今後の対応については検討中」としている。
一方、中島の相方・松嶋の個人事務所のマネジャーが、都内でスポーツ報知の取材に答えた。都内の自宅にうつむきがちに帰宅し、何も語らなかった松嶋に代わって対応したマネジャーは、中島の事務所退社について「特に報告は受けていない」と説明。「事実上、コンビが解散する」と報じられたことについては「そのような話は一切、聞いていないし、松嶋からもしたことがない。(松嶋)本人も『どういうことなの?』と驚いていた」と話した。
“洗脳騒動”が起こって以来、中島とは連絡を取っておらず、現時点では今後も会う予定はないという。「もちろん心配はしているが、今はこちらも状況がよく分からない。今後の状況を見て、対応すべき時にはきちんと報告します」とした。
[2013/3/30-06:00 スポーツ報知]