東電に3800万円請求 相双の5寺院 原発事故で檀家避難
福島県内の浄土真宗本願寺派(西本願寺)の寺院5寺は29日、東京電力福島第一原発事故で檀家(だんか)が避難し、布施が減るなどしたとして損害賠償を東電に求め、政府の原子力損害賠償紛争解決センターに集団で申し立てをした。5寺の請求総額は計3800万円。
弁護団によると、申し立てをしたのは浪江町、飯舘村、南相馬市小高区の寺院。布施の減少などの逸失利益の他、檀家の避難先で法事を行った際の交通費や避難先で購入した仏具の購入費などの賠償を東電に求めている。
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