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【大リーグ】ダル、メキシコチームを圧倒! 最速156キロで4イニング無失点2013年3月30日 紙面から ◇親善試合 レンジャーズ12−1メキシコ(28日・アーリントン、レンジャーズボールパーク) まさに上々の仕上がりだ。前夜キャンプ地アリゾナから本拠地テキサスに戻った疲れも見せず、ダルビッシュがエンジン全開の投球を見せた。3Aレベルのメキシコのチームが相手とはいえ、4イニングを1安打無失点、毎回の7奪三振。「ある程度実戦通りの配球ができた。良い感じで(シーズンに)入れる」。こともなげに言い放つ言葉に、自信がにじんだ。 最速156キロの直球を主体に攻め、3回まで安打を許さなかった。2回に5番打者から空振り三振を奪ったスプリットは鋭く落ち、捕手ピアジンスキーが捕れずに振り逃げを許したほど。「あれはいい落ち方をした。腕も振れたし、軌道も良かった」。4回の先頭打者にこの日唯一の安打を許したが、後続を圧倒した。 乾燥して球の扱いが難しいアリゾナからホームタウンへ。「投げやすかった。この前もいつ開幕しても大丈夫と言ったが、きょうもすごく良い」。キャンプ終盤に首の張りを訴えたが、その影響をみじんも感じさせない投球にワシントン監督も「素晴らしかった。去年成功して、どうすればアウトを取れるかに気付いた」とたたえる。 “初陣”は開幕2戦目、4月2日(日本時間3日)のアストロズ戦だ。「すごくリラックスしているので、(去年とは)全然違うと思う」。米メディアに今季への自信のほどを聞かれ、背番号11は言い切った。進化して挑む2年目。メジャー屈指の右腕として、いよいよ開幕を迎える。 (アーリントン大城和美) PR情報
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