2012年5月29日火曜日

2.27 マイクロシーベルトの線量に、居住する人々 ・・・




南相馬市 原町区といっても、

人々の居住する面積は、あまりにも広すぎます。



今日は、歯科医院の帰り道に、

わたくしの家から すぐ近くにある 親戚の家に行きました。


そこは、山に近いため、


2.27 マイクロシーベルト の線量がありました。



わたくしの線量計は、1マイクロシーベルトを超えると

アラームが鳴る ように設定しています。



原町 ・ 相馬 間 を 走る 常磐道 は、山際を通っています。

そこを 降りて、

西に向かってすぐに、「 アラーム 」 が 鳴りました。



窓を開け放した車の中で です。



測定を終えて、

ため息をつきながら、車に戻ると、

ラジオで とんでもないニュース が 流れました。



昨日、

浪江町の方々が、「 一時帰宅 」 を されたようです。

しかし、

その中の お一人が、自宅で 亡くなっていました。

死因は、「 自殺 」 とされています。



こんなことが、あっていいのですか !

以前も、

浪江町の方が TV カメラに 向かって

こう言っていらっしゃいました。



「 こんな、根無し草のような生活が、いつまで つづくのか ・・・

 もう、精神的にも 限界です 」 と。


国策である【 原発 】が、事故を起こし、

その後の 対処が 何もされていない ・・・



これが、福島県の 「 現実 」 です。


それでも、この地震大国で、

「 【 原発 】の再稼働 」 を させたいですか ?