2012年4月2日月曜日
「 保養 」 とは、こんなにも、大切だった・・・
南相馬市は、確かに 危険だと、肌で感じました。
こんな場所に、「 こどもたち 」 がいると思うと ・・・
心が 折れました。
【 原発 】 から 25㎞ の街 ですもの ・・・。
わたくしは、
野呂さんに お尻を叩かれて、
ようやく、「 保養 」 に 出ました。
山形県は、宿がいっぱいだったので、
宮城県の 秋保温泉に ( 二泊三日で ) 行きました。
車の窓は、故意に 開けっ放しにして、
「 自分がどのように変わるのか 」 を、確認しました。
宮城県に 入ってすぐ、
わたくしは、頭の中が 真っ白になりました。
「 脳が 戸惑っている ・・・ 」 という 感覚です。
なんにも考えられない 「 空白の時間 」 が、少しありました。
仙台の 東部高速道路を走っている時、
肺の底から 「 深呼吸 」 が、できました。
南相馬市にいた時には、できなかった ことです。
温泉に到着すると、普段よりも 歩調 が軽くなっている ことに 気づきました。
早速、温泉に入って、部屋に戻ると、
さらに、身体が軽くなっていました。
もちろん、「 深呼吸 」 は、何回でもできました。
不思議なことに、食事は、すべて 完食 でした。
ずーっと、南相馬市にいた時は、
食事すら、まともにできなくて、
飲み物 と サプリメントで、過ごしていました。
この 変化 には、 ・・・
まあくん( 夫 ) も、仰天していました。
宮城県での 2日目は、
身体中の 「 内側からの激痛 」 も、なくなりました。
あの ・・・
「 座ってもいられなかった わたくし 」 が、
昼には、多賀城のモール街を、歩き回っていました。
特に、疲れるわけでもなく、
食事 と 買い物を 楽しんでいました。
なんだか、生き返った ようでした。
たったの 「 48 時間 」 で、
南相馬市を 離れただけで、
これだけ、違うのです。
いまも、元気です。
次は、ゴールデンウィーク に 「 保養 」 に 出ます。
夫と 計画して、昨日のうちに、予約 を 取りました。
今朝も、朝ご飯を 食べました。
わたくしは、元来、朝食を取らないタイプでしたが、
しっかり、食べました。
食べて、排泄して ・・・ の 繰り返し も、大切なのだと 思います。
わたくしを 含めて ・・・
南相馬市の方々に、言いたいと思いました。
『 避難 が 無理なら、
せめて 「 定期的 な 保養 」 を していただきたい 』 と ・・・。
わたくしは、保養に出るまでは、
鼻で息を吸う時 に、「 スッスー 」 っと、
小刻みに 2回 呼吸していました。
「 それ 」 が、まったく なくなりました。
また、復活しましたので、
人さまのために 活動していきたいと 思っています。
野呂さん、
わたくしの背中を押してくださって、
本当に、ありがとうございました。