先日、福島県内在住の 「 M さん 」 が、
わたくしの自宅に 来てくださいました。
「 M さん 」 の 身体には、「 シミ 」 が、点在していました。
いままでは、無かった ものです。
手や 腹部にまで 広がっていました。
中通り ( 内陸部 ) に 住んでいらっしゃるので、
ここ 南相馬市 よりも、「 線量 」 が 高いのです。
甲状腺に 「 しこり 」 の ある 「 こどもたち 」 が、たくさんいます。
チェルノブイリ原発事故 と、福島原発事故との 「 違い 」 は、
大気中に 排出された 「 放射能 の 種類 」 です。
福島原発の場合、漏れ出ている 放射能の 「 種類 が 多い 」 のです。
1年も経たないうちに、
さまざまな症状を 訴えている方が、たくさんいらっしゃいます。
わたくしに 電話をくださった 「 お母さん方 」 の 多さには、驚きました。
みんな、
自分の 「 子ども 」 を 守りたいのです。
しかし、
夫婦間で 意見が合わずに、涙ぐむ 「 お母さん 」 が、大勢 います。
「 子ども 」 は、国の宝 です。
行政 と 司法 が、手を組んで、
その上に、
文科省 まで 絡んでいては、話になりません。
文科省 は、
小学校 ・ 中学校 ・ 高校 に、「 サブテキスト 」 を 配布しています。
再び、
「 原子力の 安全神話 」 を 再構築 するつもりなのでしょうか ?
しかし ・・・
「 子ども 」 の方が、利口です。
もう、騙されるような 「 子ども 」 は、いません。
それにしても、
全国の 「 こどもたち 」 に 配布するような サブテキストの予算は、
いったい、どこから 捻出されているのでしょう ?
3.11 時に、
さまざまな国や 機関 から 日本に送られた 「 義援金 」 は、使途不明で、
その 内訳も、
日本政府は、国民に 開示していません。
こんな 国家が、ありますか ?
少なくとも、民主主義 を 語るのであれば、
公明正大に 政治が 動いていかなければ、
もはや、独裁国家と 同様です。
行政 と 文科省 ( 学校 ) が、
福島県の 「 こどもたち 」 を 縛っています。
しかも、春休みにもかかわらず、
学校行事 が 入り、
「 こどもたち 」 は、保養にさえ 行けません。
教員の 離任式 など、「 ただの転勤 」 です。
終業式に やってしまえば いいだけです。
現に、始業式に、着任式を 重ねている ではありませんか !
人事異動 の 発表が遅すぎて、教員たちも 困っています。
わざわざ、
全校生徒を 呼んでまで、することでしょうか ?
教員の 「 恩着せがましさ 」 には、嫌気がさします。