凄い!!近い日中戦争に油を注ぐ? 実話小説?『父を国会から追放してください』(チャイナ・ローズ著)は必見!!
久々に本物の小説に出会った。物語の衝撃展開に手に汗握り一晩で読み切った。現役の日本の政治家をイメージさせる大物を何人も登場させ、彼らの怖ろしいまでの権力争い、利権への執着・・・そして議員と援助交際女性秘書の自殺、不倫ホステスの登場、議員の裏金を仕切る地方ゼネコン会長の首吊り自殺(殺人容疑が)と、迫力に引き込まれるうちに、涙が溢れ、何度もなんども涙を拭った最後は・・・。
実に面白い。女性が読んでも涙なくして読めないだろう・・・日本の大物政治家を父に持つ、大学生の息子が「父は議員に相応しくない。国会から追放してください」と、理論派行動右翼の事務所に飛び込み、右翼のリーダーを唖然とさせるシーンが導入部分だ。
それが偶然、アマゾンで目にした『父を国会から追放してください』だった。日本政界の殺人まで絡む衝撃話というより、登場する政治家が実在の人物(中曽根元総理、竹下登元総理、小泉元総理、森元総理、、青木幹雄元官房長官、鈴木宗男等々)と重なるのだ。
ここも実に面白いのだが、登場する超大物政治家と姉との近親相姦、ホモ趣味、ロンドン大学留学経歴詐称、民自党実力者の覚せい剤中毒の息子たち・・・実に詳細に暴露されている。ここまで日本政界に詳しい著者は中国名のチャイナ・ローズとある。
しかも著者の経歴は不明で上海在住とある。私も大物政治家秘書、選挙参謀として永田町のあこぎな裏表を嫌というほど見てきて、今日、政治ジャーナリストとして活動している。アメリカにも親しい政治家が何人かいる。そうしたことから推測すると、この衝撃的な小説の著者は、“中国諜報機関に属する人物”ではないか? の結論に到った。
読者はあまりご存知ないだろうが、中国の諜報機関の諜報能力は米CIAを超えるとまで言われている。その実例を二つ挙げたい。
一つは00000年の日中国交回復に初訪中した田中角栄元総理が、朝早く目覚めた迎賓館で秘書に、
「腹が減ったな。ルームサービスで何か頼んでくれ」
と命じた。秘書が、「おにぎりと味噌汁と漬物ならあります」。
届いたルームサービスの味噌汁を一口飲んだ田中総理は、
「この味噌汁はウチの味噌を同じだ!」
と驚愕し、中国の情報網に恐怖を感じたという。
中国は田中総理が日常口にしている食べ物まで調べ尽くしていたのだ。
もう一つは、実に怖い実話です。日中間を“氷の関係”(胡錦濤総書記)にした小泉政権発足早々だった。その衝撃的事件は小泉総理の初訪中の夜にあった。同行したのは安倍晋三官房副長官(現総理)だ。
その夜、小泉総理の部屋に美女、美少女約20人が送り込まれ、
「すべてお世話(性接待)いたします」
と。
同じ時刻、安倍晋三官房副長官の部屋には美少年、美青年が約20名が送り込まれ、
「安倍先生、すべてお世話します。お風呂で背中を流します」
と。
驚いた安倍官房副長官が、
「私にはそういう(ホモ)趣味がないんで」
と断った。
すると、中国政府の夜の接待世話人が、
「大変失礼しました。(小泉)総理の部屋と間違えました」
と平謝りしたという。
これは実話です。小泉、安倍両氏が帰国した日の夜、私の情報網に飛び込んだのです(この実話を私が某週刊誌の友人に話したために取材が始まり大騒ぎがあった)。
ここまで読めば賢明な読者ならもうお分かりでしょう。日本政府要人の夜の接待する中国政府責任者は、政府の指示通り、部屋を“わざと間違った振り”をして美少年、美少女を性接待に送り込んだのです。
この国は敵国の政府要人や弱みを掴もうと狙い定めた政府要人に対して、政府の指示、命令を間違えたら、即死刑です。間違うはずはないのです。まして小泉総理、安倍官房副長官がホテルに到着し、部屋に入る寸前まで、何度も何度もリハを重ねて準備万端整えて待っているのです。
中国側がなぜ「部屋を間違えました」と謝罪したか? ここが中国政府の怖ろしいところです。それは安倍官房長官の側近らから、この“出来事”が日本政府や政治家、マスコミに漏れ、知れ渡ることまで計算しているのです。
それだけではありません。小泉総理や安倍副長官らに、
「我が国の諜報機関は、日本政府要人スキャンダルをすべて掴んでいますよ」
と知らしめ、脅迫したのです。
これで弱みを知られていることに真っ青になった小泉総理は、今度は血が上り意地になって靖国神社参拝を続け、中国を激怒させ、氷の関係になったのです。
アマゾンから取り寄せた『父を国会から追放してください』にはこのシーンは登場していませんが、全編を通じて、中国諜報機関の情報に基づく小説と確信させる場面が幾つも登場します。是非、一度、読まれたらいかがですか。
怖い小説ですが、女性は涙、涙間違いないです。年末には「2014年度、最高の小説」と評価を受けるのでは・・・。いやあ、凄かった。私も小説を執筆しているがここまでの小説が書けるか…。
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