ろろろぐ
daguerréotype II
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@rorenya からのツイート
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ランチャー掘りよりもTA特訓よりも、心の整理というプロセスは重要である。
俺の中では、シアもニャーも独立した人格を持ってはいない。
すべて同一個人としての見解を持っているし、そこがブレることは無い。 だけど、「ろろろぐ」の中では、3つの立場は混在していると思う。 それらはブログが一時閉鎖した時に整理したものなのだけど。 ◆ いわゆる中の人「断捨離って知ってるか?」 チームマスターとしての自分「安物のオーディオにありがちな、音のメリハリの事ですよねえ」 いちプレイヤーとしての自分「きっとお寿司のお米の事ですにゃ」 「コテコテのボケだな。昔流行った、要らないものはバッサリ捨てましょうって言葉だよ」 「捨てちゃダメですよお! やっとわかった、たいせつなものかも知れませんからねえ」 「そ、そうですにゃ! それに、他のゲームタイトルの候補もありませんにゃ」 「PSO2は捨てないよ。プレイする事によって自分が得られる価値はわかってるから。でも、『ゲーム性が面白くない』と判断したゲームを遊び続ける事には当然ながら葛藤があった。人生の時間の無駄だし、ゲーマーとしてのタイトル選定のセンスを疑われる。何度か書いたけど、PSUとPSO2によって、俺は友達を何人か失ったんだ」 「友達と遊ぶためのゲームなのに絶交するのはおかしいにゃ。本末転倒ですにゃ」 「でも、長く遊ぶジャンルだからこそ、離別は避けられませんからねえ。一緒に始めたフレにも、絶交はしてないけど他タイトルに移動した方も居ますしねえ」 「来なくなったチムメンとかも、ある意味そうだろうなあ」 「良くも悪くも、PSO2を一緒に遊ぶ人はPSO2の中にのみ存在するんですよお。チームというのもPSO2の中の概念ですから、PSO2の外に持ち出すのは無理そうですねえ」 「PSO2は微妙だけどチムメンは好きだからみんなで別ゲー行きましょうにゃ、って誘っても、なかなかうまくいかない気がしますにゃ」 「気心知れた一部の友達と別のゲームをかじるってのが精々だろうな。ポケモン部みたいに」 「友情は深まりそうだし、ゲームが変わればロールプレイもうまく出来そうだから賛成ですにゃ。ファンタジーロロ見参ですにゃ!」 「でもそれはチームマスターとして無責任ですよお。チームの面倒をしっかり見るのがマスターとしての義務ですよねえ」 「自分の楽しみを諦めて滅私奉公するのはやりすぎですにゃ。自分のために使いたい時間も当然ありますにゃ。いくらエリートアークスでも、いやエリートだからこそ、プライベートの充実が重要なのですにゃ。酒井さんもPSO2に飽きたら別ゲームやってろって言ってましたにゃ」 「チームマスターというのはそれだけ特別なお役目なんです。アクティブ率20%と言えど、在籍80人のチームは中小規模とは言えません。メンバーに対する責任も、それを果たす義務もあるのです」 「シアはムキになるとリサちゃん口調が抜けてしまいますにゃ」 「ム、ムキになってなんかいませんよお!」 「チームマスターとしての責務の範囲を、俺はこう考える。ゲームを続けること。連絡が取れること。マスターにしか出来ない仕事をすること。最初の2つは常時オンライン状態をキープすることで達成している。マスターにしか出来ない仕事というのは、ナイツにおいてはアップデート時のリーダーシップと、ホームページの管理だ。たとえ他ゲームを遊ぶとしても、この両方が維持できれば、チーム運営は問題無くできると思っている」 「そういう理屈じゃなくて、メンバーのメンタル面が問題なんですよお。リーダーが他ゲームやってたら意気消沈するじゃないですかあ」 「ロロテアに自由は無いのですにゃ?」 「ありませんよお。公人ですから、私的な人格は一切認められません」 「人権侵害ですにゃ! そんなチームマスターなんてこっちから辞めてやりますにゃ!」 「まあまあ。実際はバランスが大事ってことだな」 ◆ 「恋愛については、どうですにゃ?」 「恋愛……ですかあ? それは頭のご病気ですねえ」 「シアが一番、恋する乙女してると思いますにゃ」 「私のは、愛という名の忠誠心ですよお! 性欲の言い訳みたいな下卑た欺瞞ではありませんねえ! キャストには性欲はありませんからねえ!」 「ニャーは性欲も人間性の一つだと思いますにゃ。性欲をモチベーションにする事も、性欲を隠すことも、濃密な人間関係を築く上で効果的なファクターになっていると思うのですにゃ」 「ロロさんはチームメンバー全員に対して常に発情してますから公正な人間関係なんですよお」 「凄い言われようだ……」 「それこそ欺瞞ですにゃ。一人の男に背負えるのは一人の女だけですにゃ。ロロだって心から愛するタダ一人の運命の女性を愛したくて止まなくて夜な夜な昂ぶる身体を一人寂しく鎮める日々が続いておりますのにゃ」 「こっちも凄い言われようだった」 「それは単なる排泄欲ですよお!」 「人類の歴史を築くための大切な欲求ですにゃ! ポンコツロボはそんなこともわからないんですにゃ?!」 「どーせ私は妊娠できませんよ! 卵子なんてありませんからねえ!」 「じゃあもしニャーが卵子を提供したら、愛する人の子を産みますかにゃ!」 「もちろん産みますよお!」 「にや」 「でたな、不敵な笑み」 「ダメですにゃー。チームマスターは公人ですから、特定の人の子供を宿すなんてプライベートな行為は許されませんにゃ。一生独身でその生涯を終えるといいですにゃ。ニャーはたっぷりと恋愛してきますにゃ。うししし」 「こらこら、人格が分離しつつあるぞ」 「そうですねえ。チームマスターが恋愛にうつつを抜かしたら、チーム崩壊は秒読みですからねえ。個人の意思を尊重する、ロロさんの恋愛を応援するという建前を持ちつつ、内心チーム崩壊は止めて欲しいと思っているメンバーも居るでしょうしねえ。このジレンマに対して、ロロテア×ローラシアというカップリングは、非常に合理的な答えになっていますよねえ。二次創作で私が妊娠しても誰にも迷惑かかりませんからねえ!」 「これはひどい妄想ですにゃ」 「だから自分同士のカップリングは悲しいってばよ……」 ◆ 「チームメンバーの恋愛問題については、どうだろう」 「全力で応援するべきですねえ」 「青春って感じですにゃ。いろんな人が彼や彼女のことを気にして心がうわついているのを観察するのは楽しいですにゃ、なう」 「その結果、チームから人が抜けてしまうとしても?」 「そこは、思いとどまって貰うわけにはいかないんでしょうかねえ」 「個人の気持ちを尊重するチームだからこそ、人はついてくるのだと思いますにゃ。それに、抜ける人はどっちみち抜けてしまいますにゃ」 「特定メンバーの問題のために、チーム運営がおろそかになるとしたら?」 「良くない傾向ですが、トラブルを放置する事でチーム全体に悪影響があるなら早期解決も一つの道ですねえ」 「問題解決に一緒に取り組むのが仲間として当然だと思いますにゃ」 「俺は今まさに起きている問題については、恋愛問題として捉えてはいなかったんだよ」 「ロロさんにとっては、メンバーの移籍に関するケジメの問題ですよねえ。だからこそマスター直々に出ることも理解したし、不在の間に私がマスターを代理することも了解したんですよお」 「ロロは単に可哀想だから怒ってたんじゃないのですにゃ?」 「それもあるけど、逃げられた事については俺自身も直接の被害者だからな」 「にゃる。公人としても私人としても動機があるというわけですにゃ」 「中の人的にも動機があったりする。ちょうどゲームの目的を失ってた所だし、おかげで他人事だったTAやアブダクションにも興味が出てきた」 「レア掘りのモチベーションも上がって、チムメンとアドバンスにも通うようになりましたし、経過だけ見ていればチームにもプラスに作用しているように見えますねえ。不在の間だけが心配ですけどねえ」 「そこはシアが居るし、チムメンも自ら声かけとか頑張ってるから平気だ」 「嬉しいけど寂しいですよお。早く帰ってきてくださいねえ」 「うん、そうする。でも問題は、チームの問題じゃなくて、根が恋愛絡みであることなんだ」 ◆ 「恋愛はいいことじゃないですにゃ?」 「これはいい話ではない。別れ話のもつれだ。最悪、痴話喧嘩を再発させるだけって事になる」 「不毛ですにゃ」 「移籍を受け入れた意味が無くなってしまいますねえ」 「相手方にとっても黙ってトンズラこいた意味が無くなる」 「それはいい気味ですにゃ。卑怯者の末路として考えると清々しますにゃ」 「うーん。相手方をチームとして見なすなら、個人の私情で他チームとの対立を煽るのは、マスターとして相応しい行為とは言えませんねえ。相手がオンラインになっている事は掴んでいるわけですし、穏便に話し合ったほうがいいんじゃないですかねえ」 「黙って逃げ出すような連中に対話が意味を成すとは思えない。さらなる逃避に走るだけだ」 「また追いかけっこになりますにゃ?」 「もう、破局は確かに迎えたんだ。復縁は起こりえない。彼はわたしが来るのを待ってるんじゃないかしら、助けに行かなきゃと考えているなら、それは妄想だ」 「そんな事をブログでズバリ書いたら怒られそうですにゃ」 「言ってあげられる立場の人が俺しか居ないから、言うしかないんだよ」 「同行を止めれば思い留まりますかねえ。でも、一人で行ってしまいそうですけどねえ」 「二言は無い。同行はするさ。でも、あくまで対話をせず、一方的に主張をするという復讐手段を選んだからこそ、俺は付き合う覚悟を決めたんだ。そこは曲げない」 「痴話喧嘩は猫も食べませんにゃ」 「一方的に主張をしたら、それでスッキリ終われるんですかねえ?」 「俺が望むのは、死だよ」 「死ねってことですにゃ?」 「そうだよ」 「……」 「逃げのびたつもりで楽しそうにしている事、そしてそれを本人に見える位置でアピールしている事が何より不快だ。逃げるなら完璧に逃げおおせてみせろ。絶対にバレないように、プレイヤーIDネームもチーム名もツイッターアカウントも変えて、追跡不可能にして消え去るべきだ。それは社会的な死だ。それくらいの覚悟をしろ」 「きちんとお別れの挨拶をしろ、というのがチームマスターとしての主張だと思ってましたよお」 「立つ鳥跡を濁さず、だ。きちんとした別れがあれば、思い出は時間と共に美しくなり、失恋の傷も癒される。それが出来ないというなら、もはや死んで貰うしかない。死は思い出を美しくするからね」 「きちんと別れろという主張であることには変わりませんねえ」 「言っておくが、一緒に逃げた連中9人も同罪だ。ブラックリストは新垢には通用せず、アークスカードを非公開にしてもサーチにはヒットする。ふざけた事に9人とも公開設定にしてたがな。ともあれ、こっちが全10シップにキャラを作れば居場所は容易に突き止められる。この仕様で俺から黙って逃げ延びられると考えた事がそもそもの間違いなんだよ」 「話が大きくなってる気がします」 「ロロはロロのスケールで考えてるだけですにゃ」 「本人に言いづらい事を俺にこっそり説明してくれるだけで、避けられた事態だったろうになあ」 「でも、もしも彼らが今度こそ姿を完璧に消すとして、残された人の気持ちはどうなるのにゃ?」 ◆ 「選択、思想、意思に間違いはない。それらはすべて自己愛の産物だからね」 「ロロもシアもニャーも、自分自身から生まれたロールの一種だから、どれが間違ってるとか、どれは自分じゃないという事では無いってことですにゃ。単に立場が違うだけなのですにゃ」 「どんなに演じてるつもりでも、嘘の人格なんて存在しないって事ですよねえ。自分に嘘はつけませんものねえ」 「自己愛が故に、自分の問題は自分で解決しなければならないのさ。それが大人になるって事だ」 「私は、一生依存して甘えて生きていきたいですけどねえ」 「自分がロロとかチームに依存したい一心で、マスターは公人であるとか気負ってるから、チムメンに無言脱退された時に傷つくんですにゃ。もっと気楽にやればいいのですにゃ」 「ニャーはもっと猫をかぶっててくださいねえ。最近よく素が出てますよお」 「ま、ツイッターとか見てると、みんな心の悩みがあるみたいだけど、そういう悩みを楽しめること自体が、俺がPSO2を続けてる価値なんだろうなあ」 「綺麗にまとめようとしてますねえ。まあ、いいですけどねえ」 「すぃーに振られた傷はもう癒えましたのにゃ?」 「うるへー! 俺は独りで生きていくんだあああっああっああああ」
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