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六価クロム検出の溝に防護柵 東京・江戸川区
3月30日 0時14分

東京・江戸川区の歩道の排水溝から、国の基準の3000倍を超える有害物質の六価クロムが検出されたことが大学の研究グループの調査で分かった問題で、東京都は、住民などの不安を解消するため、29日、排水溝の上に鉄板を敷いてふたをしたうえで、柵で周りを囲う対策をとりました。

ことし1月、東京・江戸川区小松川1丁目の歩道の排水溝から、最大で国の環境基準の3000倍を超える六価クロムが検出されたことが、東京農工大学の研究グループの調査で分かりました。
排水溝は格子状のふたで覆われているため、歩道を管理する東京都は、人が直接触れる場所ではないとしていますが、「子どもが、いたずらをすると心配だ」などという問い合わせが寄せられているということです。
都は、住民などの不安を解消するため、29日夕方、排水溝の格子状のふたの上に鉄板を敷いてふたをしたうえで、柵で周りを囲い人が近づけない対策をとりました。
この対策は当面続く見通しで、都は、その間、排水溝にたまった泥などを採取して、六価クロムの濃度を詳しく分析するとともに、排水溝の水がどこから流れてきているのかを調べることにしています。

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