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改正予防接種法 参院で成立
3月29日 16時14分

法律に基づいて行われる定期の予防接種の対象に、来月から「子宮頸がん」など3種類のワクチンを追加することを柱とする改正予防接種法が、29日の参議院本会議で賛成多数で可決・成立しました。

改正予防接種法は、国が感染予防に必要だとしている定期の予防接種の対象を拡大するもので、若い女性に増えている子宮頸がんを予防するワクチンや、幼い子どもがかかる細菌性髄膜炎を予防する、肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの3種類のワクチンが来月から定期接種の対象に追加されます。
定期接種の対象になると、自治体から保護者に接種の案内が送られるほか、接種費用は、少なくとも9割が公費で賄われることになります。
改正予防接種法では、このほか、定期接種を受けたあとに副作用があった場合、医療機関が厚生労働大臣に報告することを義務づけることも新たに盛り込まれています。改正予防接種法は、29日の参議院本会議で採決がおこなわれ、賛成多数で可決・成立しました。

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