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上智大短大学長をセクハラで解任
3月29日 16時45分

上智大短大学長をセクハラで解任
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神奈川県にある上智大学の短大の学長が、女子学生に対して好意を抱いていることをほのめかすメールなどをおよそ60回にわたって送っていたことが分かり、大学を運営する学校法人はセクハラに当たると判断し、学長職を解任しました。

これは上智大学と短大を運営する学校法人「上智学院」が記者会見して明らかにしました。
それによりますと、神奈川県秦野市にある上智大学の短大の学長だった高野敏樹教授(62)は、去年8月中旬から9月末にかけて、自分の授業に出ていた20歳の女子学生の携帯電話に好意を抱いていることをほのめかす内容のメールなどをおよそ60回にわたって送ったということです。
学校法人では、ことし2月に女子学生の申し立てを受けて高野教授から事情を聞いたところ、メールを送ったことを認めたということです。
学校法人は、一連の行為がセクハラに当たると判断し、27日に開いた理事会で、「学長としてふさわしくない」として教授を学長職から解任することを決めました。記者会見した上智学院の山岡三治理事は、「教育現場で重大なことが起き、女子学生や関係者の皆様に心からおわびするとともに再発防止に努めます」と謝罪しました。

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