岡島、今春３被弾目　マイナーでの開幕ほぼ確定

（２７日・アリゾナ州フェニックス）

　また被弾！！　岡島秀樹投手（３７）は２７日、アリゾナ州フェニックスでのロッキーズ戦で４−４の５回１死に２番手で登板、２／３イニングを１安打１失点だった。

　共同電によると、相手主砲トロウィツキーから左中間に一発を浴び、「調子は良かったが、あの１球だけだった。結果が全て。下（傘下マイナー）でしっかりした投球を続けて、（メジャー昇格の）声がかかるのを待つ」。今春は登板９試合で計３被弾。中継ぎとしての役目を果たしているとはいえず、本人も開幕メジャーはないと悟ったかのように語った。

　通算３５４本塁打の左打者ヘルトンを二ゴロに打ち取り、面目躍如。だが、直後に痛恨。「外に落とそうとした球が下に落ちた。別の球でもよかったかな」と悔やんだが、後の祭りだった。

　ただ手応えもつかんでおり、「自分のボールが行くようになってきた」とも。救援左腕の需要は高く、昇格の可能性もまだ十分にあるが、一発病だけは“完治”させたいところだ。