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【大リーグ】

青木、“猛打賞”締め メジャー2年目は視界良好

2013年3月29日 紙面から

◇オープン戦 ブルワーズ9−1ロイヤルズ

ロイヤルズ 戦の5回、 右前打を放つブルワーズの青木=メリーベールで/撮影者・社英夫

写真

(27日・アリゾナ州メリーベール)

 青木、飛躍の2年目に向け、不安も迷いもなし−。ブルワーズの青木宣親外野手(31)は27日、アリゾナ州メリーベールでのロイヤルズ戦に1番右翼で先発出場し、4打数3安打と今オープン(OP)戦で初の“猛打賞”を記録した。チームは28日にも試合があるが、青木自身は欠場見込みで、キャンプ地での試合はこの日が最後。最高の形で2年目のキャンプを締め、共同電によると、「キャンプのおさらいができた」と本人の表情も明るかった。

 実は調子はもうひとつだったという。だが、昨季は「いい当たりでなければヒットにならなかった」が、今季は違う。1回の第1打席も、5回の第3打席も会心の当たりではなかったが、ヒットコースに運んでみせた。「詰まりながらもライト線に持っていけた。悪いながらも成果がある日だった」。6回の第4打席では見事な流し打ちで三塁強襲安打。今春初の1試合3安打固め打ちで、OP戦通算打率も3割台に乗せた。

 「その辺(打率3割)は意識していないけど、オープン戦後半は(打撃内容も)良くなってきているし、手応えを感じてミルウォーキーに帰れる」。青木は1年目の昨季、目標に「30盗塁」を掲げ、“有言実行”で成し遂げてみせた。今季は打率3割、200安打を掲げたが、日本では首位打者に3度輝き、安打製造機と呼ばれた男。けがさえなければ越えられないハードルではない。

 

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