6年ぶりに国内球界に復帰する阪神・福留孝介外野手(35)が28日、5位からの巻き返しを目指すチームに太鼓判を押した。
「そんなに気負っている感じも見えないし、リラックスし過ぎているわけでもない。良い緊張感を持ちながら、いい雰囲気でやれるという感じじゃないかな」。西岡、コンラッドらとともに虎に新しい風を吹き込むことを期待されている福留は、2月1日のキャンプインから合流して約2カ月がたとうとするチームの状態を期待十分に分析した。
優勝争いが十分できるチームで戦えることに喜びを感じている。「とりあえずケガしないで1年間戦うことを前提において、チームが勝つように。みんなで良い思いができたら最高なんじゃないですか」と福留。この日の神宮球場でのナイター練習では、定位置の右翼の守備位置に長い時間就いて打球の見え方などを念入りに確認した。
「思った通りある程度できたし、不安を持ってやることもない」。阪神・福留が新しいスタートを切る。 (中谷秀樹)
この記事を印刷する