2012年08月02日

引越し先です

posted by seijun at 22:41| diary

2012年05月07日

2012年04月19日

最終回

そろそろ日本の桜前線もかなり北まできたかな?


 先日、桜を見上げよう sakura projectについて、コメントを手書きで書くことがあって、思い出していくと、どんどん気持ちがあふれてきた。

結果的に、あのプロジェクトは、たくさんのニュース番組・新聞社などで取り上げてもらうことになり、いまでも反響がすごい。明るいニュースが少ないなかで 花が咲いた!っていうのがニュースになるなんて、ステキなことじゃないのかなと思っている。  おれも多少貢献はしたとは思うけど、たくさんの心あるメンバーが力をあわせてやったわけで、自分がやった、といえないからこそ、恥ずかしがることなく、誇りをもって自慢できます。 
 政治家にみてほしかったという、ちょっと背伸びした感覚と、とにかくたくさんのひとに見てもらい何かを感じてもらいたいという感覚があったのだけれど、そんなちっちゃな心配はあの桜の圧倒的なメッセージ力がぶっとばしてくれたように思う。

おれはアーティストではないから、あそこで美しい桜のアートを見せたいという気持ちじゃなくって、とにかくいろんな色や形がしたものがひとつになっている、ということが一番よかったといまさら思う。そういう趣旨やったから。。わらるやんね。 いまでも毎日あの桜の反響におどろいているが、まずは、あのひとつになった桜が、 自分のことを特別と思っているひとも、自分のことを普通と思っているひとも、結局みんな同じ。 そうだって言えばそうやし、そうじゃないって言えばそうじゃないってことを、教えてくれてるとおもったらロマンチックやな。
  運ぶ途中でちょっと花びらが傷ついた桜も、満開にはなれなかったけど顔をのぞかせてくれた桜も、 全然違う性質どおしの桜がくっついているのも、おれには全部おなじように愛おしく思えています。



花が咲くという現象は、ゴールではなくて、 花は古来から実をならせるための生理現象ということから、何かが始まる前兆の象徴とされてきた、とおれいつも言ってるけど、

この桜の季節、去年の日本と今年の日本では全然空気が違うと思わないすか。 きっと今年のみんなの桜を見る目を違ったはず。 花を見て美しいと思えたりかわいいと思えるのは、実は、その見るひとの精神状態に大きく影響するねん。 今年の桜は、みんなきっとすなおに”きれい”と受け入れれるし、 なによりまた、前に向かってはじまる象徴だと信じています。






最近はおれはずっと南半球で大仕事に没頭しています。
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もう帰る頃には今年の桜はみることができないと思う。さみしいなぁと思いつつ、だからこそせっかく日本にいてるみんなには一年に限られた時間しか見れないものに感謝して満喫してほしいと思います。

おれにも最近、転機が訪れました。

 たくさんの友達に薦められて書き始めたこのブログ。大げさやけど、”決して世に出してはいけない仕事”といわれてた花宇の仕事を差し支えない程度にすこしだけ書いてきた。 当初は、花宇がHPを持つと計画しただけで、泣きながら”それだけはやめてほしい”といわれたくらい、嫉妬されていたのもわかっていたし、おれたちが数ある花や植物の仕事の陰で動いているということを、別に世に発表したかったわけじゃなくて、なんというか、舞台裏から業界を眺めてきて、そろそろ限界にきているし、なにが大切かっていうことを知ってもらわないと、と思って大真面目に書いてきた。

 デザインを頼んだ友達がたまたまつけた ”plant hunter” という題名。 自分でも”さすがに大きくでたかなぁ”と思いながらも、”おれの個人のブログやし、まあいっか”と最初は軽い気持ちで書いていたんやけど、 ”命を懸けて植物を収集する職業をplant hunterと呼ぶなら、いっそのこと、この世間に知られていない伝統ある貴重な職業をすこしでも理解してもらえたら”、と思って書くようになり、  いつの間にかおれの人生を変えるほど大きなものになりました。 本当に得ることが多くて。 
 でも始まりがあれば、終わりもある。  いろいろ考えた結果、今回で、このブログも終わることにしました。

 いつも、出稼ぎから帰って、花宇に着くと、”よくこれだけの仕事をこの人数でこなしているなぁ”とつくづく自分で自分の会社がすごい会社やなぁと思う。(そりゃ社長と正二と藤原と、浜田さんのおかげなのだけれど) でも、これからは、本物の花宇の仕事はやはりもうすこし奥の引き出しに大切にしまっておくことにしようと思う。


 このブログを通して、たくさんの方々に応援してもらい、出会いがあり、本当に本当にやってよかったと思っていて、毎日 大好きな植物のことばかり話せたし、時にはストレスを発散させたりもしたし、たくさんの大切なひとが登場したし、自分の孤独感を自分で癒した日とか、ダイヤモンドみたいなエピソードもたくさんあって。 人の運命をたくさん変えちゃったりもした。 責任も愛もたっぷりや! って感じだけに、それだけ思い入れのあるこのブログを終えるのは正直寂しいです。
 
 
けど、 ”はじまらなければ、終わることもないのかな。。。”と思いながらも、はじめたからこそいま、終わって気づくこともたくさんあります。 植物や人との出会いの日々の記録は、まさに自分の人生にちょっとした花を添えてくれたきっかけでした。 




最近おれ、 運気について考えるようになって、  
 ちょっとしたことが転機が降りてきたこともあって、両親からもらった ”清順” という名前がすごいパワーを持っていると知りました。   仏教の考えかたを真剣に教えてもらう機会に恵まれ、提案をいただき、改名ではないんですけど、これからは、苗字をとり、”清順”という名前でおれもまた、より一層がんばっていきたいと思います。むずかしい話はおいといて、 まあいうたら、清順で呼んでな〜、というだけなんですけど。

 


終わったら、また新しい世界が始まる。花が咲いたあとには、なにかが始まる気がして。おれはまだまだよちよち歩きやけど、確実に前に進んでゆきたいと思っています。 



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  実は、すでに4月1日より、あたらしくなった日記をずっと書いていて、 笑

またそのうち公開するので、 なんとなく見つけてほしいです。
どちらにせよ、おれは一方通行、花の奇跡を信じないひとはみてもしょうがないかもしれない話かもしれませんが、これからのこの人生も、変わらず、全部植物に捧げていく覚悟ですのでよろしくおねがします 清順 拝

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posted by seijun at 08:39| for dreamer , 男の夢とロマン

2012年04月02日

とりいそぎ




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タイでの洪水被害からしばらく経ち、ようやく先週、2泊という短い時間やったけど現地へいくことができた。

ずっと一緒に仕事をしてきたバンコク周辺の友達たちのナーセリーはことごとく水に沈んで、廃業になったやつもたくさんいる。 おれが敬意を払ってやまない熱帯植物の育種家は、水に沈んだ自分の植物を救うために何週間も水に浸かって仕事をしていて病院へ運ばれた。 

 そんなニュースを聞きながらすこしでも時間ができたらタイへ行こう、と決めていた。現地では植物農家を朝から晩まで回り、いまハマッているホヤ(サクララン)を中心に探しながら、定期的に行っている熱帯植物の仕入れに加えて、売れるかどうかわからないものも、ふとしたものも、いま受けている仕事に使えそうなものもそうでないもの目に留まったものは、なんでも買い入れた。 大量に植物を仕入れたから、たくさんの農家に”助かった”と言ってもらった。おれにとってはちょっとした感情論が入り混じった仕入れだった。

 あれから福岡、瀬戸内海の島などを回り、いまは、関空で台湾へ向けて飛行機を待っている。
今回は、でかいのをやりにいってきます。 

posted by seijun at 08:55| diary

2012年03月30日

sakura project 人生レベルの2ヶ月間

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がんばりつづければ、なんとかなる  !
posted by seijun at 03:07| unforgettable flower,  いつまでも

2012年03月21日

記憶にのこる植物とそら植物園



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 いまからもう十年くらい前の話。 姫路かどこかの植物園で、ブラジルの珍しい花が日本初開花!とニュースになった。 

これがそのブラジルの花、スティフティア・クリサンタという花木だ。 

この季節になるとうちでも7,8mくらいなった木が一斉に花を咲かせる。 うちの温室の木は親父が30年前にブラジルに単身プラントハンティングに行ったときに種を持ち帰りそれを育てたもの。ちなみに日本初開花と、ニュースになった時より何年も前にうちの温室では普通に咲いていたのだが。。。




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ところで先週、タイとミャンマーの国境より、みんなの好きな、”オッパイプランツ”がまた空輸されてきた。 前にも言ったけど、この植物はステファニアという植物で、食った女の人のおっぱいが大きくなるプエラリアという植物とよく似ている。けど、おれがこの植物をプエラリアと間違えて、うっかり”オッパイプランツ”と呼んでみたら、あっという間に大人気者! 瞬く間に売り切れた。 みんな、なんておっぱい好きなのだろうと感心した。 

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http://blog.hanau.jp/article/42311456.html

http://blog.hanau.jp/article/47539161.html



 そういえば、ショクダイオオコンニャクという巨大で美しくて臭い花を咲かせる植物を知っていますか。 去年、小石川植物で咲いて、連日人だかりになり話題を呼んだ植物だ。 そんなことをふと思い出して、 おれも”おっぱいぷらんつ”的な勢いで先週海外の友達のプラントハンターよりちょっくら10個ほど手に入れてみた。
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  数年後に花を咲かせるのがたのしみやなぁ。 


人の記憶に残る植物というのは、時に、気をてらったような形をしていたり、予想以上に笑えたり、ブサイクなのがかわいかったりすることもある。 明後日は千葉のガーデンショーで講演をすることになっているけど、 そういう個性あふれる植物を知ってもらい、まずは植物がめちゃおもろい! 気になる!とわかってもらえるきっかけをつくることが、これからの時代の人々をもっと有機的にするヒントかもしれない。 ほら、”森を大切にしよう”、”木を植えましょう”って言ってもいまさら聞きなれたフレーズになってるような気がしてて。だからまずはその植物がたのしかったり、人の記憶に残ったりなど、意識を変えるようなところからはじめてみるのもいいと思う


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 おれのなかで 植物大好き! という気持ちがどうしようもなく膨らんだ結果できた”そら植物園”。
  
製作中のHPも すこしづつやけど前進してきました  


http://from-sora.com/

愛情たっぷりやで


ではもうすぐ東京駅に到着するので
posted by seijun at 20:16| excursive plants やんちゃな木

おれ、笑える



例えば、気仙沼の避難所になった清涼院というお寺のシンボルツリーの彼岸桜の枝とか

例えば、陸前高田の一本松を思い続ける造園家の方が育てた吉野桜とか

例えば、津波がかぶった南三陸町の公園や戸倉神社の桜とか

例えば、津波で幹がボロボロになりながらも、何とか耐えた大船渡の吉野桜とか

例えば、東京農大厚木キャンパスにあった早咲きの椿寒桜とか

例えば、”被爆桜”と呼ばれる原爆に絶えた貴重な桜の枝とか

例えば、開発にかかってリニューアルされる東久留米団地にあった桜とか

例えば、門外不出といわれている大村市が一本一本大切に管理している大村桜とか

例えば、2mの積雪に埋もれていた北海道の千島桜とか

例えば、世界遺産である銀閣寺のお庭に生えている山桜の一枝とか

例えば、ミホミュージアムのお庭に生えている山桜と陽光桜とか

例えば、奇跡の星の植物館に生えている桜だとか

例えば、日本桜の名所100選に選ばれた母智丘公園の桜とか

例えば、一心行の桜で有名な、桜日本一の村を目指す南阿蘇村からいただいた不思議な桜とか

例えば、伝説の植物学者・牧野富太郎さんの命名した、牧野植物園のセンダイヤという珍しい桜とか

例えば、かれこれ45年くらい一緒に仕事をしている長野県筑北村の桜とか

例えば、火山灰が幹にこびりついている桜島中学校の裏庭にあった白妙桜とか

例えば、いまの世の中の現実をそっと教えてくれた、福島の開成山大神宮に祀られている紅しだれ桜や吉野桜とか

http://www.lumine.ne.jp/yurakucho/sakura/making/index.html

まだまだ、もう自分が回っただけでも到底書ききれません。


いまやってる”桜を見上げよう”プロジェクトで、この2ヶ月間、目の色を変えて桜を探しまくるおれが出会った方々、おせわになった方々は実に温かく、思い出しても伝えきれないくらい感謝の念がやまない


みんな、このプロジェクトへの想いを伝えると、快く桜やメッセージなどを協力していただいた

47都道府県各地の桜が同じ日に満開になるっていうのは、過去の歴史にも前例がなく、先ほどのニュースジャパンでも報道されていたそうだし、22日朝のNHKおはよう日本や特ダネなどで普通にニュースで取り上げてもらえることになった  これはプロジェクトに関わっているみんなも非常に光栄に思っている

 桜の枝は22日朝までには、有楽町でひとつになり、総重量5トンくらいの巨大な”日本桜”となる。 物理的にも心意気的にも、この仕事の責任を100%この手で負うおれにはハンパじゃなく重い。 


もちろんそれはプロジェクトの大小ではなく、支援活動という部分が大きいんやけど

だからこそ

 自分が請け負った仕事が99%うまくいったとしても、残りの1%うまくいかなかったりするとその1%ばかり気にしてしまう。 


 
 若者が一生懸命に働くことはあたりまえのことなので、自分で言うとみっともないからあまり言いたくないけど、今日のおれはちょっと疲れているはずやねん。

 なのに、桜のことが気になって胃が痛くてまだ眠れない。  まだ蕾のやつが明後日までに咲くのかどうか なにかトラブルがないかどうか  ちゃんと計算はあっているだろうか なにかぬかりはなかっただろうか

  眠れない。


おれ、笑える。 

(まあ、毎年この時期になると、もれなくそうなるんやけど。)

もしくは、さっき夜中におにぎりとタイカレーとピザとシナモンケーキとチョコとマダムヨーコを食いすぎたからだろうか

posted by seijun at 02:48| diary

2012年03月20日

今日はいい天気なので間に合うかどうか心配なやつも動いてくれるかな


昨日の夕方は、きたるべき日にそなえ、とある巨樹を南半球から持ってくるために神戸港で大事な会議を開いていました。

さあ毎日毎日毎日一体どれだけ花や木のことを考えているかな


気が狂ったように桜の枝を集めているのも、開花調整に胃を痛めているのも、毎日体を張った手作業も、知的作業も、全部全部おなじところへいくためです。 最近 ひさしぶりの休みにスターウォーズを見たら主役の




今日はいい天気なので、間に合うかどうか心配なやつも動いてくれるかな






posted by seijun at 09:54| diary

2012年03月11日

今日


今日は、普段どおり銀閣寺の研修道場にいって、いつものように心を落ち着かせて花を立ていました。


14:46。道場のみんなと先生と、そして参拝に訪れていた方々も東を向いて一緒に黙祷を捧げて鐘の音を聞いていました。
 

 今日は割りと冷えるなぁ とか、 ああ陽が照ってきたなぁ とか。

 あの人は元気かな とか。 

日常のことと、命のことと。31年生きていて一番考えた一年やったように思う。




posted by seijun at 23:59| diary

2012年03月10日

日本桜への想い




 まずは拝見あれ ↓

http://www.lumine.ne.jp/yurakucho/sakura/







去年夏、ハンティングワールドさんの取材がきっかけで纏パブリッシングさんと知り合った。   そのときハンティングワールドさんのやっているボルネオの森林保護活動におれが興味を持ったり、また、そのときの撮影で背負ったBATTUEという鞄をめちゃ気に入ってしまって、いまはどこに行くのもずっと使わせてもらってるんやけど、

 そんな纏パブリッシングさんとのご縁から、有楽町ルミネさん、JR東日本さんが一緒になって企画し、いまそのプロジェクトを遂行しています。
 
そうそう、ここ最近、日本全国を旅して桜の枝とその提供者さんからのメッセージを集めていたのはこのプロジェクトのため。

今月の22日〜25日、47都道府県から集めた桜が東京・有楽町ルミネに一同に集まり満開になります。

見上げるような、大きな”日本桜”が咲いている四日間、その下でyahooさんの復興デパートメントがひらかれる。 22日のオープニング(午後12時半)は、箭内道彦さんとおれの対談。
みな、ぜひ来てほしい。





日本は南北に長い。 

最近それをつくづく感じています。

来るべき3月22〜25日に、ちゃんとすべての桜が満開になるように、遅く咲く桜は早く咲くように(でも早く咲き過ぎないように)早く咲きすぎる桜は遅く咲くように(でも遅すぎないように)、毎日花芽をチェックしてしかるべき場所に保管しています。


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日本中から集めた大量の桜を受け止める強固な植木鉢もそろそろできてきた。逆さづりになってるし、このスケール感はなかなか写真では伝わらないと思うけど。 来場してくれたら、この植木鉢にメッセージを書いてもらえるようになっています。




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”毎年春になるとみんなこの桜の下に集まって花見をして宴会をしてきた。去年は震災があって、花見をするかどうか迷ったけど、結局みんなで集まって花見をした。  きっかけは不純だっていい、大切なのは人が集うこと。いいことも悪いことも、誰かと話しができるのは生きているからこそ。ぜひこの桜の枝を持ち帰って、咲かせてたくさんの人に見せてあげてほしい”

このプロジェクトのために日本各地を旅して桜の枝を集めているときに宮城県気仙沼市で出会った和尚さんの言葉です。震災後の人々の避難所になったお寺で聞いた、衝撃を覚えた言葉でした。

 
人が集うことでエネルギーが生まれて、なにかを共有できたり、お金が動いたり、そこからなにかが始まったり。 考えてみれば、 震災後のこの1年間は、様々なジャンルで活動する方々がそれぞれの方法で支援活動をしてきたのを見てきたように思う。  そういった心ある方々が被災者のためにがんばっている姿をみて、”花や木を扱っている自分にできることはなんだろうか”と日々考えていた。     しかしそんな答えを和尚さんはそっと教えてくれたような気がしています。



人が集う理由に、花を見にいこう、ましてや一足早く日本47都道府県すべての桜が一斉に咲いているのを見に行こう、というシンプルさと、そんな桜の木の下で開かれる、復興デパートメント。  


おれにとって花や植物はメッセージ。
 
 音楽も、写真も、 花も、すべては同じ。結局はメッセージやと思うねん
    


桜は、僕たちが望もうとも望まなくても、この国では季節が巡れば花を咲かす。花は植物にとって子孫をのこすための生理現象だからです。

でも、箭内道彦さんの言うとおり、今年は僕たちのために咲いてくれているのだと思ってみませんか。
 
 花は実を成らすための現象ということから、古来から日本では、花は結果ではなく何かが始まる前兆の象徴とされてきた。
  僕たちが今年の桜の花を見上げると、”さあまた前へ歩み始めよう なにかがはじまるよ”と花がそっと教えてくれるようなイメージです。

  日本各地から集まり、東京にいち早く春を告げる大きな日本桜に、一人でも多くのひとが会いにきてほしいと心から願っています。 ではまたルミネで







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posted by seijun at 19:20| unforgettable flower,  いつまでも