東京工業大学には、体育系の部・サークルが約40種類あります。
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過酷だけど楽しい:トライアスロン部
大岡山キャンパスを拠点に活動する東京工業大学トライアスロン部。
1993年頃に設立され、現在は男女合わせて約20名の部員が所属し、日々練習に励んでいます。
過酷なイメージのあるトライアスロンですが、実際学生の大会では1,500mのスイム、40kmのバイク(自転車)、更に10kmランを立て続けに行います。トライアスロン部のメンバーに日ごろの練習について、トライアスロンの魅力について伺いました。
練習について
伊藤翔太さん:
「どの種目に力を入れて練習するかは各部員によって異なり、主要メンバーは週に1,2回、大きな大会前は週に6日練習することもあります。ランニング練習には主に駒沢オリンピック公園で行い、スイムは大学のプールを利用しています。また夏場には海でのスイム練習が相模湾などでも行われます。海でのスイムは波の影響でプールのようにはいきません。また大会では競技者同士が接近して泳ぐためたびたび選手同士の接触もあります。」
中村研太郎さん:
「トレーニングはキツイですが、仲間と一緒だとトレーニングも楽しいです。
また、スイム、バイク、ランと3種類競技があるので飽きるとなく練習できます。」
トライアスロンの魅力
伊藤翔太さん:
「トライアスロンを始めて、体重は以前と変わることなく、体がかなり引き締まりました。
また、以前よりも前向きに物事に取り組む事ができるようになり、限られた時間を有効に使えるようになったと思います。」
中村研太郎さん:
「高校でも長距離走の経験がありましたが、水泳とサイクリングを始めたことにより上半身が格段に強くなりました。また問題に直面した時、以前なら諦めていたような状況でもあきらめずに努力し続けられる忍耐力がついたと思います。」
過酷なイメージが強いスポーツですが、やりがいのある競技に挑み、充実した学生生活を送っているようです。
(2012年12月 取材)
日本学生トライアスロン選手権大会 2011年
風に乗る:ハンググライダー部
ハンググライダーは1880年代に起源をもつ、山間地域で上昇気流のエネルギーを利用し、大空を飛ぶスポーツです。パイロットは機体に身体をハーネスで水平に固定し、体重を移動させて左右の方向を、また、バーを両手で押し引きして高度を制御します。
1980年代に発足した東工大のハンググライダー部。現在、部員は15名。ほとんどの週末、部員の半数は練習拠点である東京から100キロ離れた茨城県の足尾山にでかけ、ハンググライダーやパラグライダーの練習をしています。
部員はそれぞれ、ハンググライダー専門とパラグライダー専門に分かれています。
部員の方にお話をうかがいました。
どうやって飛ぶのですか?
安田瑛紀さん(パラグライダー専門):
「丘や山から駆け下りて、飛び立ちます。サーマルと呼ばれる上昇気流に乗ることができれば、初心者でも何時間もの間飛び続けることができます。着陸時は、可能な限りグライダーの速度を落とし、走りながら地面に降り立ちます。とにかく楽しいですよ。」
ハンググライダーはお金がかかりそうですが?
安田瑛紀さん:
「部員達はコストを抑えるために、週末足尾山に泊まり込む際は、テントを張り、キャンプ生活をします。グライダーの機体は中古品を購入したり、卒業時には先輩から後輩へ機体を引き継いだりしています。」
危険なイメージがありますが、
こわくないですか?
竪山瑛人さん(ハンググライダー専門):
「このスポーツは危険だと思われがちですが、飛行する際は必ずフルフェイスのヘルメットと保護手袋を装着します。安全確保のためにもパイロットは自分の機体のメンテナンスを自身で行う、ということを徹底しています。」
安田瑛紀さん:
「新人部員は機体を完全に操作できるまで、インストラクターから指導を受けます。初心者はまず、簡単な小さな丘から飛行訓練を始めます。この訓練をパラグライダーは8日から9日間、ハンググライダーはさらにその倍の期間行います。この訓練の後、部員ははじめて足尾山の標高400メートル地点から飛び立つことができるのです。」
大自然を見下ろしながら、風に乗り、空を飛ぶ。充実した学生生活を送るハンドグライダー部のみなさんでした。
(2012年10月 取材)
鳥取砂丘で開催されたイベントの様子
武術を極める
技と一緒に心も成長
合氣道部
熟練の師範のもと、初心者からでも2年生の終わりには黒帯になれるくらいしっかりした指導が受けられます。技を通して、集中力や落ち着きなど心のあり方を学べることも魅力。稽古で一緒に過ごす時間が多いので、先輩後輩問わずとっても仲良くなりますよ!
全国の競技仲間と交流
フェンシング部
フェンシングは、自分のプレイスタイルをとことん追求できる、個人競技の面白さが凝縮された競技です。国公立大学の大会では対戦者もほとんどが未経験者なので、初心者からでも十分戦えます。全国の大学の競技仲間と盛んに交流できるのも魅力!
他にもこんなサークルが ⇒ ■ 柔道部 ■ 少林寺拳法部 ■ 弓道部 ■ 剣道部 ■ 空手部
身ひとつで戦う
笑いあり音楽あり絶叫あり
体操競技部
体操は未経験者には無理? そんなことありません! 理工科系大会で3連勝中の我が部ですが、初心者も大歓迎! 1年やればほとんどの人がバック転・バック宙ができるようになります。音楽をかけたり絶叫したり、とにかく楽しく練習しています!
好きな泳ぎを自由に泳ぐ
水泳部
部員のほぼ半数が女子という希有なサークルです。男子は競泳と水球の2種類があり、全員両方楽しんでいます。学内の温水プールではシーズン問わず泳げるし、型を決め込まずなんでも好きに泳ぐので、とにかく自由! 是非プールに足を運んでみてください。
他にもこんなサークルが ⇒ ■ フォークダンスクラブ ■ 舞踏研究部 ■ ウェイトトレーニング部 ■ 陸上競技部
自然に挑む
アナログな旅の魅力
サイクリング部
「ツーリング」「レーサー」「サイクルサッカー」の3つのジャンルがありますが、僕の所属する「ツーリング」では、日本各地を仲間と一緒に自転車で旅します。電車や車を使わないアナログの旅は、地元の人との交流など、自転車ならではの醍醐味がありますよ。
果てしなく続く空と海
ヨット部
眼前に広がる広大な海が何よりの魅力! 頭脳戦があり、男女の差なく楽しめて、何か新しいことを始めたい人にはうってつけです。大自然の中で風を読み波間を走る面白さ、仲間と団結できる楽しさを是非味わいに来てください!
他にもこんなサークルが ⇒ ■ ワンダーフォーゲル部 ■ 渓友会 ■ 端艇部 ■ オリエンテーリング部 ■ 競技スキー部 ■ 山岳部
球で競う
絶対テニスが好きになる
硬式庭球部
経験・未経験、先輩・後輩関係なく、とても仲が良いサークルです。半数近く入部する初心者も、経験者と切磋琢磨し合いながらみんなしっかり上達します。部専用のコートはいつでも好きなときに使い放題。入部すれば絶対にテニスが好きになるはず!
チームワークで強くなる
硬式野球部
学内のグラウンドで、いつでも好きなときに硬式野球をできるのが魅力です。大学サークルでは「野球観」の異なる様々なメンバーが集まるので、互いに影響し合って、より技術が向上します。大学に入ってからももっと上手くなれますよ!
他にもこんなサークルが ⇒ ■ 準硬式野球部 ■ ソフトテニス部 ■ サッカー部 ■ ハンドボール部 ■ ラグビー部 ■ アメリカンフットボール部 ■ バレーボール部 ■ バドミントン部 ■ 卓球部 ■ バスケットボール部 ■ ゴルフ部