富士サファリパーク

 
アジアゾウの赤ちゃん成長記録
昨年10月14日に富士サファリパークで誕生したアジアゾウの赤ちゃんは、母親の愛情を一身に受けて元気にすくすくと成長しています。アジアゾウの赤ちゃんは、予定より1ヶ月早い誕生だったため、通常より小さめで体高75cmほどでしたが、3月15日現在では110cmほどに成長しました。
赤ちゃんは「ガーム」と名付けられ、ラオス語で「きれい」という意味で、美しく華やかな女の子に育ってほしいという願いが込められています。これから、サファリゾーンデビューに向け、屋外の環境に慣らす訓練を行った後、3月23日に親子揃ってサファリゾーンで公開の予定です。

生れてから今までの成長記録
2012年10月14日、出産直後
出産直後は母親が落ち着かない様子でしたので、一旦、赤ちゃんを保護して、飼育係が濡れた体を拭いて温めたり、ミルクを与えました。
 
2012年10月19日、生後1週間 2012年10月29日、生後2週間
 赤ちゃんは、母親にぴったりと寄り添い、なかなか離れようとしません。まだ母親のお腹の下を行ったり来たりできる大きさです。   生れた時に比べると、だいぶ鼻が伸び。器用に動かせるようになってきました。ときどき鼻で母親に甘える仕草さが見られるようになりました。
     
2012年11月4日、生後3週間
生まれた頃に比べて体つきががっちりし、動きも素早くなってきました。耳を大きく広げて部屋の中を走り回ったり、鼻を伸ばして母親のシッポや鼻を引っ張って遊ぶなど、やんちゃでかわいい1面もみられるようになってきました。
2012年11月12日、生後1ヶ月 2012年12月30日、生後2ヶ月半
見た目にもしっかりして、ひと回り大きくなりました。
飼育係の顔や声も認識できるようになり、ときどき鼻を伸ばして飼育係に挨拶をしています。
  赤ちゃんは藁(わら)がお気に入りのようです。たっぷり遊んだ後は、ふかふかのベットの上で横になって眠りました。
2013年1月27日、生後3ヶ月半 2013年2月14日、生後4ヶ月
体重はすでに150s(推定)を超え、順調に成育しています。赤ちゃんは頭部から背中にかけ、長さ10cmほどの硬い毛が生えていて、母親よりも毛深い特徴があります。   特徴的な鼻がずいぶんと伸びました。まだ、母親のおっぱいしか飲みませんが、鼻を使ってミカンやリンゴをつかんで遊ぶようになってきました。
2013年2月28日、生後4ヶ月半 2013年3月13日、生後5ヶ月
母親のお腹の下には入れないほどの大きさに成長しました。母親の鼻の下が一番安心できるようで、お気に入りの場所です。   屋外の環境に慣らす訓練を初めて2日目。安心して母親のおっぱいを飲んだり、母親から少し離れて行動するなど少しずつ外の環境に慣れてきました。
【アジアゾウ】
分類:長鼻目ゾウ科
英名:Asian elephant
学名:Elephas maximus
体長:5.5〜6.4m
体重:オス4.0〜5.0t メス2.0〜3.0t

分布:インド、タイ、スリランカ、ラオスなど
寿命:約60年
陸上最大の哺乳動物「ゾウ」の一種で、近縁種にあたるアフリカゾウよりも若干小さく、耳が丸いのが特徴です。
特徴的な長い鼻は、エサを食べるために物をつかんだり、水を吸い上げたりするだけでなく、においを嗅いだり。呼吸をしたり、トランペットのように音を鳴らすこともでき、人間の手のように器用に動かすことができます。
数千年前から東南アジアを中心に家畜として飼育され、人と関わりが強い動物です。。

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