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政治
維新の会新綱領案判明 「保守」路線を明記
2013.3.28 07:15
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日本維新の会が30日に開く初の党大会で採択する新綱領案が27日、判明した。新綱領案は党の路線として「保守」を明記しているのが特徴で、憲法改正や国際平和への積極的な貢献などを盛り込んだ。また、新綱領案は目指す国家像について「賢くて強い日本」と明記した。
「強い日本」というフレーズは、安倍晋三首相が2月28日の施政方針演説で用いていることから、是々非々で臨むとしている安倍政権に対して、参院選後は安全保障や憲法改正などで連携することを視野に入れたものといえそうだ。
新綱領案は冒頭、「国際的な大競争時代の中で、国家の安全、生活の豊かさ、伝統的価値や文化などの国益を守り、世界に伍(ご)していくためには、より効率的で自律分散した統治機構を確立することが急務」とした。
そのうえで、党の路線については「わが国の歴史と文化に誇りを持ち、良き伝統を保守しながらも、多様な価値観を認め合う開かれた社会を構築する」として、「保守」路線を鮮明にした。
外交・安全保障の基本的なスタンスについては「『法の支配』『良き統治』等の価値を共有する諸国と連帯し、世界の平和に貢献する」とした。基本政策では「官の統治による行政の常識を覆し、自治・分権による国家運営に転換する」ことや「日本国憲法を国民の意志と時代の要請に適したものに改正する」など8項目を掲げた。
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