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歌舞伎座で古式顔寄せ手打ち式
3月28日 20時29分

歌舞伎座で古式顔寄せ手打ち式
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来月2日からこけら落としの公演が始まる、東京・銀座の新しい歌舞伎座で、歌舞伎俳優や舞台関係者などがそろって、伝統の「古式顔寄せ手打ち式」が行われました。

「古式顔寄せ手打ち式」は、特別な公演の前に、すべての出演俳優と、音楽や大道具、照明担当者など、舞台に関わる人たちが勢ぞろいして、舞台上で手締めなどをする、江戸時代から続く吉例行事です。
28日は、人間国宝の坂田藤十郎さんや、大阪での公演を体調不良で休演して以来2か月ぶりに公の舞台に姿を見せた市川猿翁さんら、合わせておよそ210人が舞台に上がりました。
はじめに、歌舞伎の代表的な作者、河竹黙阿弥のひ孫に当たる河竹登志夫さんが、こけら落としの公演で披露される演目を読み上げました。
続いて、大道具や衣装、かつらなどの担当者に、それぞれの演目で必要なものを記した「附帳(つけちょう)」を手渡す「附帳渡し」が行われました。
このあと、坂田藤十郎さんが「歌舞伎が国民の皆様はもとより、広く世界の人に愛されるよう、一生懸命舞台を務めたい」とあいさつしました。
最後に尾上菊五郎さんの発声で、会場の観客も一緒に手締めを行いました。
手新しい歌舞伎座でのこけら落とし公演は、来月2日から始まります。

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