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サクラの首切り落花

今年はやや遅くなりましたが、サクラの季節です。

愛知県平野部でも、ソメイヨシノやヤマザクラが満開に近づいてきました。

ヤマザクラ


咲き始めの淡いサクラ、満開の鮮やかなサクラ、優雅に舞い散るサクラ吹雪、いずれも良いものです。

さて、そのサクラ吹雪を思い浮かべてもらうと分かると思うのですが、
通常、サクラの花が散るときは、花弁が1枚ずつに分かれます。
ところが、サクラの木の下を見ると、こんな風に花ごと落ちているのを見かけることがあります。


これはヤマザクラ。
ヤマザクラ落花


こっちはソメイヨシノです。
ソメイヨシノ落花


形も違いますし、ヤマザクラのがくは無毛なのにたいして、ソメイヨシノは薄く毛が生えているので、花だけになっても簡単に区別が付きます(ヤマザクラ類の中での見分けはもう少し複雑ですが)。


話を戻しましょう。
通常、バラバラと散るサクラが、花ごとボトリと落ちているのでしょうか?

これは鳥(おそらく主にヒヨドリ)が花の蜜の部分を食べた痕です。
彼らが、おいしい蜜の部分を千切っては食べ、千切っては食べした結果が、首切りが連想されて不吉とされるツバキのような落花なわけです。


サクラにしてみれば、花粉を媒介する昆虫を呼ぶための蜜を一方的に搾取されるわけですから、
随分と迷惑な話でしょう。
けれど、こうしてボトボトと花ごと落ちてるサクラの木の下の光景というのも、なかなか趣があって良いなぁ、なんて私は思うのです。

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Author:gimkondo
プログラマ&ブラジリアン柔術家。
趣味としては、登山、植物観察など。

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