日本からは一見して妙と思われる世界の価値観も、いてみれば、

じてたちどころに理できる!

現役の新聞記者がペンをマイクに換えて、日本を世界を語る

奇聞総解の足跡

1993年 1994年 1995年 1996年 1997年 1998年 1999年 2000年 2001年

2001年

第45回3月18日(日)「流浪の民と再会してーバルカン半島から」

日曜版に連載の「記者の旅」シリーズの取材で東欧のマケドニアとルーマニアを取材した。「人はなぜ旅をするのか」というテーマを胸に、28年前に旅した「ジプシー」ことロマと再会する旅に出た。マケドニアにはロマ五万人が住む村で、かつて会った一家に再会した。その町には、ユーゴスラビアのコソボから、NATOの爆撃を逃れてきた難民が今も4000人暮らしていた。ルーマニアでは1989年の東欧革命の起点となった町ティミショアラを訪れた。かつてここで大幌馬車隊に会った。そこで今回、見たものは……。

第 44回1月28日(日)「ピースボート、台湾・アジアの旅/フジモリ取材裏話」

21世紀の幕開けに伊藤千尋はピースボートに乗り東京から台湾を経由してベトナムまで船旅をした。海峡を挟んで中国と対峙する台湾の現実、新世紀を迎えたベトナムを報告。日本で越年したフジモリはなぜ失脚したのか。その背景とフジモリ取材の裏話を紹介した。

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西岡由香が描く伊藤千尋 西岡由香、長崎女性国際会議を描く 著書 朝日ニュースター出演予定


2000年

第43回11月12日「辺境からその2ーユーゴとパレスチナの騒乱/フジモリの悲劇/ハンギョレの連載を終えて

 1.ユーゴの民衆蜂起、中東パレスチナの衝突、フジモリの突然の辞任ーその裏側にあるものを解き明かす。

 2.取材と執筆の実際。

第42回9月10日「辺境から」

 南米の南端、南太平洋の島々、標高4000メートルの高地や砂漠にも人は住んでいる。厳しい環境で人はどう生きているのか。彼らの話をどう聞き、どう伝えるのか。特派員の経験から取材と発信のコツも含め世界の果てに住む人々の実状を伝える。

第41回6月4日【韓国の闘う新聞】

軍事政権下で民主化の主張をしたために首を切られた新聞記者たちと抑圧された国民が10年以上の苦闘の末に自分たちで創り出した「真の言論」。それがハンギョレ新聞だ。社長と編集局長を社員が選挙で選び、資本金は読者の持ち株で構成される、世にも奇妙なこの新聞は、創刊から12年韓国の四大新聞の一角を占めるようになった。その社長は韓国新聞協会の会長になり、新しく創刊した時事週刊誌はアエラなど及びもつかないほど闘う雑誌である。伊藤は12年前にその創刊を取材し、この三月と四月には韓国で現地取材した。日本に消え失せた真のジャーナリズムを紹介する。

第40回4月9日【論憲の前に活憲をーコスタリカの平和に学べ

 憲法調査会の論議が国会で始まった。論憲というが、改憲をめざしたものだ。私は護憲を超えた活憲を提唱する。平和憲法を活用して周囲の国々の内戦を終わらせノーベル平和賞を受賞した中米の小国コスタリカに学ぼう。めざすべき21世紀の日本の国家像は、積極的平和国家ではないか。

第39回1月30日【危うい日本を変えよう、2000年の幕開け】

 スペインから帰国した93年に開始したトークショーも8年目に入りました。2000年最初の今回は豪華版です。

1.東海村の臨界事故で失われた日本の技術神話、通り魔に見るテロ社会化。今、日本の社会が危ない。世界を見れば日本の進む方向が見える。

2.1月に訪れたばかりのベトナムとシンガポールから、文明の衝突と混合、熱き南の人々を語る。

3.あの盗聴事件の本人、共産党の緒方靖夫参議院議員をゲストに、21世紀の世界を、さらに詩と酒を新春放談。

4.恒例のクイズはアジアから持ち帰った豪華景品付き。

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 1999年 
 

第 38回 11月28日【熱く軽やかに超えよ国境―NGO、NPO活動の最前線から】

 ベルリンの壁が崩壊して十年。その時市民は何を求めたのか。否定されたのは社会管理主義だ。管理社会の見本のような日本だからこそ、東欧革命の真実を学ぶことが必要だ。

語ろうじゃないか、あの熱気を!壁が壊れて、国境もなくなった。今年のノーベル平和賞は「国境なき医師団」に与えられた。国境を乗り越えて行動する市民の時代が来た。今私たちは、どう生きるのか。生き甲斐のある人生に向けて熱く踏み出すために・・・。

第 37回 9月26日【テポドンなんか恐くない&メキシコの電脳ゲリラ】

 恐ろしいという感情だけが先走る北朝鮮。ミサイルや兵力の貧弱な実情を知るとアッと驚く。あなたが北朝鮮のミサイルに当たるのは、3億円の宝くじに当たるより難しい。1934年製の戦車がいかほどのものか。自動車で言えば路上教習もしていない戦闘機パイロットは何の役に立つか。これでもあなたはテポドンを恐れるか。パニックに陥る前に冷静に分析することが必要だ。平和を唱えるには、兵器の実態を知れ。恐い、恐いと言うばかりでは本質が見えなくなる。その陰で日本の軍備は着々と進む。アメリカでさえ基地が縮小している時代に、日本の米軍基地は必要だという時代遅れの論理が幅をきかすのは、実態を国民が知ろうとしないからだ。

 現地の様子を知るために、八月に北朝鮮を訪れた日本のNGOピースボートが撮影した現地のスライドも上映する。

 もう一つ、インターネットで発信するメキシコのゲリラの実態も紹介しよう。サパティスタ民族解放軍という名のこのゲリラ、生まれて5年半。この時代に、今なぜゲリラか。9月に現地を訪れたばかりの早稲田の学生を招いて、パイプをくゆらすゲリラの指導者の主張を聞こう。 参加者の声

第36回 6月27日【一からわかるユーゴ問題-日米ガイドラインと民族主義】

ユーゴ・コソボ自治州での民族虐殺、そしてNATOによる空爆、血で血を洗い武力が武力を呼ぶ。ユーゴは一体どうなっているのか。なぜ殺し合いになったのか。どうすればいいのか。これを聞けば総て分かるユーゴ問題虎の巻。平和憲法を持つイタリアも爆撃に参加させられた。ドイツも戦後初めて国外で参戦した。日米新ガイドラインの将来がここにある参加者の声

第35回 4月4日【氷河と情熱のマゼラン海峡-ピースボート南米最南端の旅から】

今、地球の裏側は夏。アルゼンチンの軍政に抵抗する母たちの訴え、タンゴの今。チリ南端の町プンタアレナスの氷河と人、ピノチェト軍政への告発。恒例クイズの賞はチリ最高級白ワインからタンゴCD、ブラジルのコーヒーや先住民のバッグ、本場のゲバラTシャツなど。

第34回 1月31日【アジアの激動を読み解く-グローバリズムの中の私たち】

アジアが激動している。世界の経済成長センターから没落センターに一変し、インドネシアでは32年続いたスハルト独裁が崩壊した。韓国では死線を5回乗り越えた金大中が大統領になり、インドとパキスタンは核実験を行った。一連の流れを解きあかすキーワード。それはグローバリズムだ。それは個人の生き方にも変化を迫る。

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1998年

第33回 11月29日  【これは使えるー我らのインターネット】

 やってみれば、こんなに簡単!知らなかったぜ、インターネット。自分で新聞や雑誌が出せる。これぞ市民の武器世界の情報を得て世界に発信しよう。お年寄りの茶飲み話も今日から電子メールで。ゲストに岩波ブックレット『市民インターネット入門』の著者安田幸弘氏を迎え、インターネットの入門からアメリカの現状まで語る。(参加者の声) (奇聞総解に寄せて)

 

第32回  5月24日 「ぼくらのバタフライナイフ・宗田理氏を迎えて」

 中学生が先生を刺し殺す時代。世界の非常識がまかり通る日本社会。その代表としての教育現場。何がおかしいのか。どうすればいいのか。「ぼくらの七日間戦争」の作家、宗田氏とともに考える。

 

第31回  3月15日 「ピースボート春風アジアン・クルーズ」

 国境の島、尖閣諸島、金門島。茶道の起源を福建省のアモイに見た。日本茶と中国茶の違いは。従軍慰安婦問題をめぐる船上の討論会。ベトナム戦争で戦った韓国軍の虐殺のあとと生き残った村人の証言を初めて聞く。

 

第30回  1月18日 「ペルー・砂漠のスラムに虹を見た」

 人質事件から1年のペルー再訪。ノーベル平和賞の候補となった人口30万人のスラム「救世主の町」に生きる人々。人権のためにがんばる地元のNGO。日本の援助の現場から。マスコミでは伝えられなかった「人々のペルー」を語る。

 

第29回  11月30日 「フジモリの悲劇、ゲバラの時代」

 人質事件での武力突入の陰には軍部があった。拷問、脅迫をいとわない世界最悪の軍隊。フジモリの片腕で「ペルーのラスプーチン」と呼ばれる男。キューバ革命の英雄ゲバラが亡くなって30年。この時代に蘇るゲバラの魂とは。

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1997年

第28回  9月 7日 「ピースボート・アジア南風クルーズとアメリカのNPO」

 自治の本場アメリカ・サンフランシスコに見る市民活動の理念と実践。米軍基地を返還させたフィリピンの人々、戦争と核の舞台となった熱き南洋の島パラオそして沖縄を語る。

 

第27回  4月20日 「血が騒ぐ報道写真の世界」

 内戦、難民、災害の現場から無邪気に遊ぶ子どもまで、カメラマンは世界を駆け巡る。記念写真でも本物の写真家が撮れば素人とはまるで違う作品ができる。何を、どう撮影すればいいのか。世界をまたに活躍する写真家を招き秘密を探る。あなたも今日からカメラマンだ。

 

第26回  2月23日 「ペルー人質事件・現場報告」

 人質事件のさなか、ペルーを訪れた。公邸から突然聞こえた銃声。近代化された町と日本製自動車の洪水。一方で生活ができなくなった市民たち。事件の背景にあるペルーの素顔を報告する。正月休みの1週間で「狙われる日本」を書いたコツも伝えよう。

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1996年

第25回  12月28日 「ペルー人質事件の深層」

 ペルーの日本大使公邸にゲリラが進入し政府高官、外交官らを人質にとった。トゥパク・アマル革命運動とは何か、ゲリラを生む土壌、不公正な社会、なぜ日本が狙われたのか。ゲリラ活動が活発だった時代に特派員として取材した体験から語る。

 

第24回  10月13日 「全国初の共産党市長とは、狛江市長ざっくばらん」

 全国初の共産党員市長誕生のかげに何があったか。全共闘と共産党との連携。信長と信玄の対決。フランス・ミッテランの政治力、イタリアの共産党市政にも触れ、就任3ヶ月の矢野市長をゲストに聞く。あなたも市政に提案してみよう。

 

第23回   9月29日 「自立するフィリピン、エリトリアをアトランタへ」

 飢餓、戦争を乗り越え自立に向かうフィリピン・ネグロス島の民衆。日本のNGOによる試行錯誤の援助で「民衆貿易」の時代が始まった。アフリカの小国エリトリアをアトランタに参加させようとした運動の一部始終。あなたも国家を動かせる。

 

第22回  6月30日 「国境を越えて大儀に命をかけた人間たち・スペイン市民戦争60周年」

 「ひざまづいて生きるより立ち上がって死のう」「奴らを通すな」と叫んだ女性、国禁をお菓子自らの命を民主主義の大儀に投げ出した国際義勇軍の兵士たち、ピカソ、ミロ、ヘミングウエイ。信念に生きた彼らの心を探る。

 

第21回   3月24日 「NGOは世界を救う」

 NGOは単なるボランティア組織ではない。。国民を臣民から市民に変え、封建社会を市民社会に変える日本史にまれな平和のゲリラだ。国境なき医師団やアムネスティなど代表的なNGOの活動を紹介しつつ、NGOとは何かを示す。日本のNGOの歴史と問題点も。

 

第20回  1月14日 「ピースボート・カリブの船旅」

 キューバで治療を受けるチェルノブイリの子どもたち。船でわたったパナマ運河。エルサルバドルの元ゲリラが再建する共同体、先住民の反乱が起きたメキシコ。

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1995年

第19回  10月15日 「めざせルポライター・ベトナム実践編」

 日本軍による200万人餓死の傷痕、ホーチミン・ルートの今、地下で四年暮らした人々、山岳少数民族の村、女性ゲリラは今社長。この夏ベトナムを二週間で取材し二週間で本に書いたコツも含め、エキサイティングなベトナムの現状を語る。

 

第18回   6月25日 「めざせルポライター・記録のまとめかた」

 旅をした感動を文章に残したいと思ったことはないだろうか。どう取材し、どう訴えればいいのか悩んだことは・・・。ルポの視点、資料の整理方法、短文から本までまとめ作業のノウハウを記者・編集歴25年の経験から語る。

 

第17回   5月28日 「めざせ地中海ー騒乱の海に人生の美学を見る」

 覇権の海、東西文明の十字路、戦いの中に存在意義を見いだす争乱の海、地中海。ギリシャからローマへと続く歴史。マルコ・ポーロからセルバンテスまで夢を見た地中海人。映画「ローマの休日」と「紅の豚」。自分流の生き方を貫く人間を語る。

 

第16回   3月 5日 「世界から見た戦後50年」

 農地改革は革命だった。自衛隊創設の理由。55年体制誕生の裏に、三池争議に見る労働運動衰退の真意。高度成長から矛盾噴出、経済大国から55年体制崩壊と続く戦後50年の日本現代史の流れを、独自に作った10年周期の年表で明快に解く。

 

第15回  1月22日 「わくわく中南米、パート5・南米編ーチリ抵抗の精神、アルゼンチン・タンゴの嘆き」

 軍政に命を賭けて抵抗した少年、南米最南端の人々とペンギン、ウニ、ワイン。タンゴの心、夫を軍に殺された妻たちが20年にわたって続ける無言のデモ。

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1994年

第14回  12月 4日 「わくわく中南米、パート4・アンデス編ーインカ文明からフジモリまで」

 標高3000メートルの壮大なインカ文明遺跡マチュピチュ、リャマとコンドル、砂漠の地上絵ナスカ、フジモリ政権はなぜ誕生したか、共産主義者とカトリック神父が作った共同体。

 

第13回  11月 6日 「わくわく中南米、パート3・ブラジル編」

 他民族が共存する差別なき合衆国ブラジル、サッカーの狂気、サンバは闘争だ、モダンバレーを踊るおおらかな日系移住地、アマゾンでピラニアを釣って刺身にして食べた。

 

第12回  10月 2日 「わくわく中南米、パート2・カリブ編ー赤いキューバ、黒いハイチ、紺碧のカリブ海」

 国際ボランティアとして訪れ田舎の砂糖キビ畑で働いた学生時代、カストロ政権の特異さ、老人と海のモデル、ハイチを今なお脅かすフランスの愚民政策、グレナダに見る米軍の砲艦外交、サンゴ礁の青い海と海賊、ラム酒の魅力。

 

第11回  9月 4日 「わくわく中南米、パート1・中米編ーメキシコからニカラグア、パナマまで」

 先住民の反乱、制服された人々の怨念、メキシコの壁画文化の訴え、ニカラグア革命の精神と悩み、非武装永世中立国コスタリカの外交哲学、運河を狙う米国と抵抗するパナマ。

 

第10回  6月26日 「変わるアジア、パート3・ダイナミック香港」

 超高層ビルの裏で蛇を料理する。未来と過去が同居する町。ヤムチャの精神と華僑の文化人類学、中国返還を前に逃げる人と稼ぐ人、究極の資本主義とは。混沌の香港の奇々怪々。

 

第 9回  5月29日 「ジプシーと流浪への憧れ、パート2」

 ジプシーとはそもそも何者か、流浪民族が定住民族の日本人に示唆するもの、日本のジプシーともいえる寅さんと流浪への憧れの正体、差別されたジプシーの旗と民族運動も。

 

第 8回  4月24日 「特派員の内幕」

 何を、どう取材し、どう送るのか。砲弾飛び交う最前線を駆けるコツ、大統領とインタビューする方法、国際会議の舞台裏、ニュースの整理学。情報収集とまとめ方。取材は迫力だ。

 

第 7回  3月27日 「変わるアジア、パート2・ベトナム」

 民族解放から経済開放へ。資本主義女王とドイモイ政策生みの親。北部の中国国境の密輸地帯から戦争の痕跡を経て南部のカンボジア国境まで、2400キロを車で縦断した。

 

第 6回  2月27日 「ジプシーと流浪への憧れ」

 20世紀の今も幌馬車で生活するヨーロッパの「ジプシー」。自立と誇りの民族。日本人にとって旅とは何か。人類の歴史の99%は流浪に根差す。新聞社を辞め東欧の草原に流浪の民を追った若き日の記録。

 

第 5回  1月30日 「変わるアジア、パート1・アジアは闘っている」

 バルセロナ・オリンピックで泣いた孫選手と韓国民主化で苦悩する市民。ボルネオに広がる熱帯雨林の「開発」で追われる先住民たちの闘い。新生アキノ政権の軍事化に反発するフィリピンのピープル・パワー。

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1993年

第 4回  12月19日 「革命は音楽から」

 ベルリンの壁の崩壊から一気に進んだ東欧革命を、ブカレスト一番乗りをした記者、伊藤千尋が市街戦の現場から報告する。無血革命が成功したチェコと流血の惨事になったルーマニアの違いに日本の民主主義への警告を読む。

 

第 3回  11月21日 「カサブランカの白い太陽」

 映画「カサブランカ」の背景、スペイン内戦の生き残り兵士、闘牛士の生き方、大航海時代の名残、オリンピックと民族問題。地と砂の大地スペインと海への憧れを抱くポルトガル、日の没する地モロッコに生きる人々。地中海、知的冒険の旅への招待。

 

第 2回  10月11日 「燃える中南米」

 3ヶ月でスペイン語を習得する方法、ニカラグア内戦の前線からチリ反独裁の闘い、メキシコ地震で見たボランティアたち、自身の意見を明確に表現する人々、ペルーの靴磨き少年の笑顔。中南米の現実と夢を語る。

 

第 1回  9月15日 「特派員ダイジェスト」

 中南米特派員として回った中南米33カ国、「アエラ」で訪れたアジア諸国や東欧革命、押収特派員として見たスペインとポルトガル、ユーゴ内戦など世界の約60カ国を取材し、記者として何を考えたか。

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