トップページ政治ニュース一覧TPP交渉参加 米などに働きかけ強化
ニュース詳細

TPP交渉参加 米などに働きかけ強化
3月28日 4時23分

TPP交渉参加 米などに働きかけ強化
K10034998211_1303280456_1303280459.mp4

TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡り、関係閣僚が27日に会談し、交渉参加に向けた体制を確認し、アメリカなどから交渉参加の同意が得られるよう、アメリカなどに対して働きかけを強めることにしています。

TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡り、27日夜、甘利経済再生担当大臣、岸田外務大臣、茂木経済産業大臣ら関係閣僚が都内のホテルで会談しました。
そして各国との交渉に当たる「首席交渉官」に鶴岡公二外務審議官を、関係省庁や業界団体などとの調整に当たる「国内調整総括官」に財務省出身の佐々木豊成官房副長官補をあてることを確認しました。
政府は、「首席交渉官」と「国内調整総括官」の下に、合わせて100人規模の事務局を設置し、交渉参加に向けた体制を固めることにしています。
ただ、安倍総理大臣が交渉参加を表明してから28日で2週間となりますが、アメリカやオーストラリア、それにニュージーランドなどから、交渉参加の同意は得られていません。
このうち、TPPの交渉参加国の中で、主導的な役割を果たすアメリカとの間では、政府は、今月中にも交渉参加に向けた事前協議にめどをつけたいとしてきましたが、自動車や保険以外の分野で調整が続くなど、協議が長引いています。
このため政府は、遅くとも来月中旬には、アメリカとの事前協議にめどをつけるとともに、オーストラリアなどからも同意を取り付け、交渉参加に向けた環境を整えるため、アメリカなどに対して働きかけを強めることにしています。

[関連ニュース]
k10013499821000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ