プロ野球は29日にセ、パ同時開幕する。選手もファンも盛り上がってきた。そんな中、巨人・村田修一内野手(32)の「原点回帰」に“育ての親”が太鼓判を押した。チーム打撃重視のスタイルから、本来の豪快なフォームに戻した村田の姿に目を細めているのは、楽天・田代富雄打撃コーチ(58)だ。横浜時代、村田を球界屈指のスラッガーに育て上げた恩師が「今年は30本塁打はいける」と断言した根拠とは――。
FA移籍元年の昨季は、チームの一員として機能することを何よりも重視。追求し続けた本塁打より出塁率や進塁打、四球など「チーム打撃」に徹した。
しかし、今年は巨人の一員として「本塁打量産」という原点に立ち返り、バットを高々と構え、より遠くへ飛ばすことに重点を置いた練習を続けている。
テレビなどでかつての教え子の打撃を見ていたという田代コーチは「今年の修(村田)はいいと思うよ。雰囲気が出ている。30本塁打はいけるんじゃないか」と断言。本塁打を量産した横浜時代の打撃フォームに戻ったという2点を指摘した。
まずは「ガニ股」だ。「(バットを振る瞬間に)左足を踏み出した時に『ガニ股』っぽい形になって打つのが彼の基本となるいい形。それができるようになっている。今、左足をちょっと『すり足気味』で踏み込んでるでしょ。それがあの形を作りやすくした」
確かに現在の村田は、左足を上げ思い切り踏み込んで打つ形を改めた。フォームが安定し、ボールの見極めが良くなるなどが目的だが、それが自然にかつての足の動きをよみがえらせた格好だ。
そしてもう1つが「バットの位置」。昨年の村田はヒット量産のために「点ではなく線で打つ」ことに着手。バットを高く構えることをやめた。その点についても、田代コーチは「去年のように低く構えてレベルスイングで打つと、バットが波打つ感じになってゴロしか打てなかった。修のような打者は、高く構えて『振り落とす』イメージがいい。ボールに回転がかかって上にあがる」と分析。本塁打量産を目的に原点のフォームに戻したことは“正解”だとの見立てだ。
そんな師匠の言葉を伝え聞いた村田は「そうですか…」とかみしめるようにうなずいた。昨年は自己最低の12本塁打。かつての輝きを取り戻すことはできるか。

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