世界各地の珍種を集めたサルだけの動物園が愛知県犬山市の日本モンキーセンター。京都大学霊長類研究所に隣接し「サル学」のメッカでだ。少し前までは「たき火にあたるサル」に注目が集まったが、季節が変わり、今は「花粉症のサル」だという。
「144頭いるニホンザルのうち30頭が花粉症にかかっています。重症化するのは7%ぐらいで10頭前後のニホンザルですね」と言う加藤章園長は、人間との共通点をこう語る。
「症状は全く人間と同じです。くしゃみ、鼻水、目をこすったり。重症化すると、鼻水が青っぱなになり、鼻血になったり、目ヤニで目が開かなくなったりします」
原因として考えられるのはヒノキやスギ、秋になるとイネやキクのアレルギーがあり、なんと秋も花粉症ザルが出現するという。人間の花粉症は昔はなかったとよくいわれるが、サルも同じ。
「私がここに来た33年前にはまったくいなかった。当時は放し飼いで、今のように囲って飼育してはいなかったんです。現在4400平方メートルを囲って飼育しています。そのために寄生虫を落としている。その寄生虫をなくしたことが原因の一つだと考えられます」(加藤園長)
寄生虫の存在はスギ花粉へのアレルギー反応を起こしにくくしていると言われる。加えて、林業が衰退し枝打ちなどの作業ができなくなり、スギやヒノキが増え、花粉の量も増大したとされる。ダブルパンチでニホンザルも花粉症になってしまった。
果たして対策はあるのか?「対策ですか?『2か月の辛抱だ。頑張れ』と言うだけですね」(加藤園長)とどうしようもない。サルに「マスクをかけろ」と言っても無駄。まして群れの中の特定の猿だけに薬を飲ませることは不可能。隔離して治療すれば、今度は群れに戻れなくなるという。「私も花粉症なので一緒に自分に言い聞かせています」と加藤園長。みんなつらいのだ。
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