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遠隔操作 否認も“3事件関与”起訴へ3月22日 6時47分
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パソコンの遠隔操作事件で逮捕された会社員の男は「遠隔操作のプログラムを作ったり、使ったりしたことはない」などと一貫して容疑を否認しています。
これに対して東京地方検察庁は、逮捕した3つの事件についていずれも関与が裏付けられたとして、男を近く起訴する方針を固めました。
東京・江東区のインターネット関連会社社員、片山祐輔容疑者(30)は、漫画のイベントでの殺人予告をインターネットの掲示板に書き込んだとして先月、逮捕され、今月3日には、大阪の男性のパソコンを遠隔操作して、旅客機の爆破予告メールを送りつけたほか、大阪市のホームページに無差別殺人を予告する書き込みを送ったとして、ハイジャック防止法違反などの疑いで再逮捕されました。
弁護士によりますと、片山容疑者は「遠隔操作のプログラムを作ったり、使ったりしたことはない」などと一貫して容疑を否認しているということです。
これに対して東京地検は、これまでの捜査で、3つの事件で使われた遠隔操作ウイルスがアメリカのサーバーで見つかり、勤め先の会社のパソコンから送られたことを示す情報が含まれていたことなどから、片山容疑者の関与が裏付けられたとして、近く3つの事件についていずれも起訴する方針を固めました。
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