リッター40キロのプリウス、15年発売へ
読売新聞 3月27日(水)7時42分配信
トヨタ自動車が、ハイブリッド車(HV)で開発中の4代目「プリウス」の燃費について、ガソリン1リットル当たり40キロ・メートル以上(JC08モード=実際の走行条件に近い新燃費測定基準)を目標にしていることが分かった。
現在、ガソリン車とHVの中で、国内トップの燃費性能を誇るトヨタの小型HV「アクア」(35・4キロ・メートル)を大幅に上回る。発売は2015年春頃になる見通しだ。
燃費を良くするため、モーターや電池などのHVシステムの性能向上と小型化を進めるほか、後部ドアのガラスに強化プラスチックを採用し、車体を軽量化する。
現行の3代目プリウスの燃費は32・6キロ・メートルで、スズキが3月に発売した軽自動車「アルト エコ」の33・0キロ・メートルに抜かれた。
最終更新:3月27日(水)7時42分