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気仙沼市の高校生ら8人「トモダチ作戦」の米兵に謝意

 東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の高校生ら8人が26日、米カリフォルニア州サンディエゴの海兵隊基地を訪ね、米軍による救援活動「トモダチ作戦」で気仙沼市の離島、大島でがれきの撤去などをした米兵たちと再会し、謝意を伝えた。

 共同電によると、この日は高校生らが基地内の博物館を見学した後に昼食会が開かれ、大島で活動した海兵隊員5人と、同作戦に参加した海軍兵4人のほかサンディエゴ市長が参加した。

 宮城県気仙沼高校2年で大島在住の菊池亜紀さん(17)は「海兵隊の皆さんはがれきを片付けながら、写真や思い出の品々を掘り出してくれた。本当にうれしかった」と英語であいさつした。海兵隊のハワード・テイト曹長(39)が、活動を終えて島を離れる際に別れを惜しむ島の人々から渡され、今も大切に保管しているという紙テープの切れ端を見せると、当時その場にいた同校2年の小野寺真美さん(17)が感極まって泣きだす一幕もあった。

 テイト曹長は「懸命に立ち直ろうとする人々を支援できたことは、自分にとっても貴重な経験だった」と話した。

[ 2013年3月28日 06:00 ]

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