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スポーツ
【柔道暴力問題】「ブタ」「ブス」と侮辱、平手打ち JOC報告書、重大な不当行為と認定
2013.3.17 10:31
[スポーツの不祥事]
柔道女子日本代表での暴力指導を告発した15選手への聞き取り調査をした日本オリンピック委員会(JOC)の「緊急調査対策プロジェクト」がまとめた報告書で、強化現場で暴力行為や侮辱的発言があり「重大な不当行為が発生していた」と認定したことが16日、複数の関係者への取材で分かった。JOCは19日の理事会で、報告書を基に全日本柔道連盟(全柔連)への処分などを協議する。
報告書は、園田隆二前監督による一部選手への平手打ちなどの行為を確認。練習で棒やむち状のものなどを振り回して選手を威嚇し「たたかれないと動けないなら、家畜と一緒だ」「ブタ」「ブス」「死ね」などと発言したと認めた。負傷した選手の状態を考慮せず、試合出場や合宿参加を強要したとも指摘した。
調査はロンドン五輪代表を含む15選手から計20時間以上、7人の指導者からは計17時間以上の聞き取りで事実関係を調べた。
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