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事件
笹子トンネル事故で有識者委 中日本高速が初会合
2013.2.24 20:07
昨年12月に発生し、9人が死亡した山梨県の中央自動車道笹子トンネルの天井板崩落事故を受け、中日本高速道路が設置した安全性向上有識者委員会の初会合が24日、名古屋市の本社であり、委員から「安全最優先の大胆な企業改革とするべきだ」などの意見が出た。同社は、再発防止と安全性向上のため平成25年度から「3カ年計画」を策定する方針。金子剛一社長はあらためて事故について謝罪し「計画が実効性の高いものとなるよう率直な意見をお願いする」とあいさつした。
会合は非公開。同社によると、この日は委員に事故の概要やトンネルの維持管理の状況などを説明し、委員から点検の際の同社とグループ会社との役割分担についての質問や、「安全、安心の定義を明確にすべきだ」といった意見が出た。
委員会は、外部の学識経験者や弁護士、経営者ら6人で構成。委員長に京都大大学院の宮川豊章教授(社会基盤工学)が選任された。
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