「例えばですねえ、道を歩いていて割と先にある信号機が青なんです。でも私が辿り着く頃には赤になってしまうかも知れません。でも今走れば充分間に合うかも知れません。でも走っても間に合わないかも知れない。でもそう思って歩いていたら、実は走ってたら間に合ってたっぽいタイミングで赤になるかも知れない。でもそう思って走ったらやっぱり間に合わないかも知れない。走るべきか諦めるべきか、考えてモヤモヤして苦しくてあああああああ悩まなくてすむように早く信号よ赤になってしまえ……てなことを思うことはないですか」
「いえ、特にないです」
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狂気太郎は小説を好き勝手に書き続けるため、
青少年有害社会環境対策基本法案など表現・情報を規制する法案の成立に四百八十九年ほどは断固として反対し続けます。
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2013.3.27更新
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「なら死ね」ザクリザクリ。
ああ、こんなにも早く真っ赤に……。