By tamura, 2009/11/30 @ 12:00 pm
Make日本語版 Vol.08で「LED CUBE」の記事を執筆したhsgwさんから大阪で行われるArduinoワークショップのお知らせをいただきました。
大阪にてGalileo7主催、Arduinoワークショップ 開催します!
日時:2009年12月12日(土)
開場:12:40
開始:13:00
終了:16:00ごろを予定
場所:大阪市淀川区西中島4-4-16 NLC新大阪6号館701号室
ワークショップ開催場所:
(大阪市営地下鉄 御堂筋線 西中島南方駅 徒歩5分)
定員 :16名(先着順)
参加費:3,000円
主催:Galileo 7
Arduino Duemilanovaとブレッドボードを使った初心者向けワークショップを行います。
詳しくはガリレオセブンブログ(http://blog.galileo-7.com/?eid=81094)にて告知しています。興味のある方は是非ご参加下さい!
Arduinoの基礎から、hsgwさんのLED CUBE、Galileo 7オリジナルのMusic Shieldなどの解説、そしてプレゼントまで用意された盛りだくさんの内容のようです。hsgwさん、ありがとうございました。
By Takumi Funada, 2009/11/30 @ 4:00 am

MTM04の会場で、一筋の腰まである髪の毛にLEDを埋め込んでいる男性を見かけなかったでしょうか? それは東京大学でテクニカルアシスタントを勤めているAlexis Zerrougさんです。最初その長い毛は付け毛だと思ってました。しかし、話を聞いてびっくり。本当の髪の毛なんだそうです。LED用に一部分だけ伸ばしている模様。使用法は写真のとおり。髪をぐるぐる振り回すと光のパターンが現れます。コントローラも(髪のなかに)搭載しているらしいので、やろうとおもえばPOVだっていけそうですな。
By kanai, 2009/11/30 @ 2:00 am
EyeWriterをぜひみんなに見てほしい。
Graffiti Research Lab、openFrameworks、The Fat Lab、The Ebeling Groupが共同開発した視覚兵器、EyeWriterを紹介します。これは低コストの視標追跡器具と自作ソフトウェアを組み合わせたものです。筋萎縮性側索硬化症によって全身麻痺となったグラフィティアーティストが、目の動きだけで制作活動ができるようにと作りました。
EyeWriterのハードウェア部分の目標は、EyeWriterソフトウェアを使うための視標追跡ヘッドセットを、できるだけ安価に簡素に作ることです。すでに、さまざなま方式の視標追跡ハードウエアがあり、とくに学術研究用のプロジェクト(Open Eyes)はインターネットでオープンになっています。
私たちの開発仕様は次のとおりです。
1. EyeWriterは、できる限り安価であること。
2. システムの組み立ては、一般的な手動工具で行えること。
3. 部品はできるかぎり、オンラインではなく地元の店で手に入るものを使うこと。
4. カメラは 640 x 480 NTSCビデオに対応していること。
5. カメラは近赤外線を感知できること。
6. カメラは自動絞りでないこと(またはカメラの設定で自動絞り機能をオフにできること)。
7. 瞳の照明は赤外線LEDで行うこと。
それ以外は自由にどうぞ。この解説書では、ハンダ付けを必要としない、改造したPS3 Eyeとベニスビーチで買った巨大メガネを使った作り方も紹介しています。また、EyeWriter のいろいろな設定方法も解説しています。
建物に(光で)書かれたTemptOneのサインを見よ。眼球しか動かせなくても、ここまでできる。これが未来だ。このプロジェクトを見ていたら、心が温かくなってきた。このプロジェクトは、すべてがオープンソースだ。
訳者から:ボクの父が神経の難病で寝たきりだったころ、ボタンを押して言葉を選ぶシステムをFlashとパソコンとマウスを改造したスイッチで作ったけど、うまくいかなかった。あのとき、これがあったらなーと、すごく思う。これこそオープンソースとして素晴らしいプロジェクトだね。
- Becky Stern
[原文]
By kanai, 2009/11/30 @ 12:00 am

MAKE Flickr poolより。
私は自分でプリント基板をエッチングするのが大好きだ。これは、美術学校で習った技術と、大好きな電子系DIYがみごとに融合するところでもある。今までずっと、昔ながらの塩化第2鉄を使っていたのだが、普通にある材料から簡単に作れるエッチング液を褒め称える声をたくさん聞くようになり、同時に、きちんと処理するのも面倒な塩化第2鉄を使うのがイヤになってきた。そこで、塩化銅を試してみることにした。
Open Circuits’ recipe(英語)の解説に従い、私は近くの金物屋で塩酸を購入し、濃度3パーセントの過酸化水素水を薬局で購入した。大きな換気扇の脇にそれらを用意して、16オンス(約28グラム)の塩酸を、ゆっくりと同量の過酸化水素水に加えた。これで、透明な液体ができる。すぐに、マスクしたプリント基板を漬け込み、少しかき混ぜると、露出している銅の部分が反応し始め、液体は明るい緑色に変化した。数分間、液の中で基板を静かに揺らしていると、完璧なエッチングが出来上がった。しかも、このエッチング液はずっと使える。私にとって、これはまさに塩化銅の 「セールスポイント」 だ。酸化させる(空気を送り込む)か、過酸化水素水を少し足すだけで、エッチング液は生まれ変わり、また使えるようになる。素晴らしい。どうしてもっと早く、これを試さなかったのか、悔やまれる!
- Collin Cunningham
[原文]
By kanai, 2009/11/27 @ 2:00 am

金物屋へちょっと買い物に出て帰ってくると、玄関に、何のマークもない大きな段ボール箱が置いてあった。私はMaker Shedでクールなものを発見するとすぐ買う癖があるので、留守中に荷物が届くのは珍しいことではないが、この箱はいつもよりデカイ。
おお、これはMakerBot IndustriesのCupCake CNC kitじゃないか! 数週間前に注文したまま、すっかり忘れていた(本当に物忘れが激しくて困る)。

こうして冒険が始まった! 私は、このMakerBotとの創造的な体験の報告を書き込んでいこうと思う。どれくらいの量の書き込みになるか。それは、まだ作ってないのでわからない。どのくらいの頻度で書き込むか。これもわからない。少なくとも週に1回は書き込もうと思う。もっと多いかも。それは、他のMake系プロジェクトの合間に、どれだけの時間を作れるかによる。
ここまでの簡単な経緯:私のCNC歴

私は、もう10年ほどCNCをいじっている。そんな私は、専門家というよりは、愛好家だと思ってる。CNCミル、ルーター、旋盤を数台所有しているが、古いミルを改造したり、最初から作ったりもしている。上の写真は、私が作った「MobileC」という名のモバイルCNCマシンだ。あらゆる機能をキャスター付きの工具箱に詰め込んであるので、ハッカースペースや工房やイベントに持っていくことができ、仲間のMakerたちのお役に立っている。

ミル部分はSherline 5400だが、CNCに改造してある。さらに、いくつかのパーツを追加して利便性を高めている。主軸台のスペーサーブロックが支柱に付いているため、通常よりもリーチが長い。ストックテーブルに大きなテーブルも載せてある。とてもいいマシンだ。私はこのSherlineが大好きだ。

電子機器もすべてこの工具箱に収めてある。19インチ液晶モニター、ワイヤレスキーボードとマウス。デスクトップパソコン、CNCコントローラーだ。ぎゅーぎゅー詰めだが、しっかり働いてくれる。ツールやアクセサリーを入れるための大きな引き出しもある。

コンピューターとキーボードとマウスをHP TouchSmartに変えようかと考えているが、それにはお金を貯めなければならない。
私のMobileCについて、もっと知りたいという人がいたら、コメントに書いてくれ。CupCake CNCが完成したら、私のCNCマシンに関する記事を書こうかな。
告白:
私は虎の子の現金を叩いてCupCake CNC キットを購入した。みんなと同じように、注文してから数週間待たされた。特別な便宜もない。オマケもない。なのに、なぜ私はこれを買おうと思ったのか。それには2つの理由がある。
- 理由その1 – MakerBot Industriesがオープンソースコミュニティーやオープンマニュアファクチャリングの分野で行っていることが好きだからだ。私は彼らをサポートしたかった。
- 理由その2 – Make: Onlineの記事として、この組み立て過程を書くためだ。気に入ったら、みんなにそう伝える。気に入らなかったら……、やっぱりそれも伝える。公正なレビュー記事にしたい。
- 理由その3 – 私はCNC中毒患者なので、これを手に入れる必要があった。私の工房にこれ以上機械が必要なのかと女房に問い詰められてもだ。私はこう言ってやった。「へん! 機械はいくらあっても足りないのだ!」 おっと、理由は2つだったっけ。:)
質問と助言:
質問を受け付けます。特定の箇所の、高解像度の写真が見たいとか、別のカメラアングルで撮って欲しいとか、ビデオで見たいとか。クールな改造に関する助言も有り難い。あったらコメントに書いてね。質問には、すべてに答えるよう努力します。よろしく!
組み立て履歴:
訳者から:Makeのライター、Marc de Vinckの連載記事だ。Part 2もなるべく早く訳します。
- Marc de Vinck
[原文]
By kanai, 2009/11/27 @ 12:00 am

子供のオモチャから、ハイテク診断チップの安価で簡単な製造方法が生まれた。(TR35に選ばれたMichelle Khine)……マイクロ流体チップは10万ドル以上する。
どうしてもマイクロ流体デバイスを安く簡単に作る方法が思い浮かばなかったKhineは、子供のころに遊んだオモチャ、Shrinky Dinksを思い出した。薄いプラスティックのシートに絵を描き、オーブンで温めて縮ませるというやつだ。「解像度を調整してプリントアウトした”デザイン”を縮ませることができたら、マイクロ流体に適した幅の通路を作れると考えたのです」と彼女は語る。
そのアイデアを実証するために、彼女はAutoCADでパターンを作り、Shrinky Dinkにレーザープリンターで印刷してオーブントースターに入れた。プラスティックが収縮すると、インクの粒子も凝縮されて盛り上がり、小さな山になった。彼女が期待していたのはこれだ。冷めたShrinky Dinkの表面にPDMSとして知られている流動的なポリマーを流し込んだ。ポリマーが硬化すると、そこにはインクの山によって作られた通路ができた。ポリマーをShrinky Dinkの型から剥がせば、ファストフードよりも安いマイクロ流体デバイスのできあがりだ。
Khineはこのチップを実際に実験で使っている。しかし彼女は当初、オーブントースターを使ったこのハッキングが、それほど画期的なものだとは思っていなかった。「ちゃんとした装置が手に入るまでの、ほんのツナギのつもりでいたのよ」とKhineは話す。しかし、このワザを短い論文にして発表したところ、世界中の科学者から大反響が押し寄せた。「みんながこんなに興味を持ってくれるなんて、思ってもみなかったわ」と彼女は驚いている。
- Phillip Torrone
訳者から:TR35とは、MITが発行しているTechnology Review誌が、35歳以下のイノベーティブな人々に贈っている賞のこと。
[原文]
By Takumi Funada, 2009/11/26 @ 5:00 am

MTM04に来てくれた及川直也さんの足に注目。ジーパンにMake:のロゴが! マスキングして、サンドウォッシュで色を落としたそうです。ちなみに及川さんはMTM03のスピードケーブリング大会の覇者でもあります。MTMは出展者だけでなく来場者も熱い!
By Takumi Funada, 2009/11/26 @ 1:00 am
かっこいい! 動きもダイナミックだ。こんなイカす装置を作ってくれるお父さんがほしいですね。
By kanai, 2009/11/26 @ 12:00 am
たったの1500ドルで、あなたもリモコン式ボーリングボールを持てる! これ、改造してみたくなるね。透明なボールの中にLEDを仕込んでみたい。そんなに複雑そうじゃないし。まあ、LEDを仕込んだからってパーフェクトが出せるわけじゃないけど。
- Marc de Vinck
訳者から:障害のある子供でもボーリングが楽しめるようにと開発された製品だそうだ。大人のインチキ用じゃない。
[原文]
By kanai, 2009/11/25 @ 2:00 am



キーウィー(ニュージーランド人)のビジネスマン、Wayne Eyreは、楽しいホームシアター作りに大金を注ぎ込んだ。その甲斐あって、とんでもないものが出来上がった。これを見た人の多くは、ニモ船長のノーチラス号の残骸だと思うようだが、ベルヌの影響であるとは、この記事には一言も出てこない。たとえば、上の写真は「プルトニューム魚雷」が液漏れしているという想定だが、プルトニュームは「海底2万マイル」が出版されてから50年待たなければ発見されない。[Dude Craftより]
- Sean Michael Ragan
訳者から:友人で映画看板のアーティストに依頼して、10万ドルを注ぎ込んで作ったそうだ。広さは 約40畳。最高級オーディオからソーナーと波の音が流れ出るそうだ。
[原文]
By kanai, 2009/11/25 @ 12:00 am

美しい…
2007年10月から2009年8月までの間、CCDカメラで撮影した3000枚以上の画像をモザイク合成して、全天写真が完成した。SBIG STL-11000カメラを使い、南アフリカ、テキサス、ミシガンの各地で70フィールド(それぞれ40×27度) の夜空を撮影した。カメラのA/Dコンバーターは16ビット(ノイズレベルから上で約12ビットのデータが得られる)だが、そのダイナミックレンジをさらに広げるために、露光時間を240秒、15秒、0.5秒の3段階で撮影している。各露光時間とフィルター設定ごとに5枚ずつ撮影し、パイオニア10号と11号から送られたデータを元に作られた恒星と宇宙空間の標準光度を基準に補正しました。この新しいパノラマの画像スケールは、角度が36秒/ピクセル(フィルムを使用した前バージョンのおよそ3倍)になっています。光度はおよそマグネチュード14、ダイナミックレンジは18ビットに限定してあります。最大解像度と最大ビット深度では、648メガピクセル、7.7ギガバイトのFITS形式のデータキューブになります。前バージョンの画像とは異なり、巨大恒星や暗黒星雲も正しく見えるように、慎重に補正が行われています。
- Phillip Torrone
訳者から:美しすぎる!
[原文]
By Takumi Funada, 2009/11/24 @ 12:00 am

Make: Tokyo Meeting 04は無事終了しました。11月22日、23日の2日間に渡り、多くの方々にご来場いただきまして、本当にありがとうございました。また、出展者および関係者の皆さんのご協力に厚く御礼申し上げます。これからもMake:をよろしくお願いいたします。
By tamura, 2009/11/24 @ 12:00 am

出展者数は120組140組を超え、すごい盛り上がりになりそうです。今後公開するすべての情報はこのページからリンクしたいと思います。お楽しみに!
- 開催日:2009年11月22日(日)、23日(祝)
- 時間:22日 11:00 – 18:00、23日 10:00 – 17:00
- 会場:東京工業大学 大岡山キャンパス(東京都目黒区大岡山2-12-1)
- 入場:無料
- 交通:東急大井町線・目黒線「大岡山駅」徒歩1分
- 主催:株式会社オライリー・ジャパン
- 共催:東京工業大学、多摩美術大学 情報デザイン学科
- 協力:東京工芸大学 メディアアート表現学科
オライリー・ジャパンの特設サイトにも情報を掲載しています。
会場マップ(A3サイズ)
出展者情報(A4サイズ)
Make: Tokyo Meeting 04 – 日時と場所決定!
Make: Tokyo Meeting 04 – 出展申し込み(10/19に締め切りました)
Make: Tokyo Meeting 04 – フライヤーができました
Make: Tokyo Meeting 04 – ボランティアスタッフ募集
MTM04 – PICnome
MTM04 – 次世代自転車を考える会
MTM04 – 力石咲
MTM04 – 電子工作室@yuki-lab.jp
MTM04 – Hotproceed
MTM04 – ブレッドボードミニで作るスタバカップアンプ(ワークショップ参加者募集)
MTM04 – ニコニコ技術部/羽ばたき機ワークショップ(ワークショップ参加者募集)
MTM04 – “リレー時計”を組み立てよう!(ワークショップ参加者募集)
MTM04 -「デイリーポータルZ」の半笑い工作
MTM04 – 手芸作家大図まことの世界
MTM04 – 石華工廠「ビスマスはカッコイイ金属」
MTM04 – Exp.
MTM04 – スイッチサイエンス出張販売
MTM04 – 電子楽器ウダー
MTM04 – Meister(東京工業大学)
MTM04 – 東京工業大学ロボット技術研究会 ビノール・ド・チャイ
MTM04 – ヒゲキタ
MTM04 – GO「テスラコイル09秋」
MTM04 – Suns & Moon Laboratory「ANIPOV」
MTM04 – こどもプログラミングサークル ‘スクラッチ’(ワークショップ参加者募集)
MTM04 – MTM04 – ニコ生放送スタジオへようこそ
MTM04 – ニコニコ技術部有志
MTM04 – Craftive – インタラクティブなクラフト(AXIS design + 1PAC.INC.)
MTM04 – DNPAC Project Stage1:写真機ProtoType(大日本印刷株式会社 + 株式会社ワンパク)
MTM04 – テクノ手芸部(ワークショップ参加者募集)
MTM04 – Denkitribe
MTM04 – 小泉将史
MTM04 – 大人の科学編集部
MTM04 – Jinno(Rainbow Engine)
MTM04 – 株式会社ビート・クラフト(Open Source Gadgets)
MTM04 – セニオ・ネットワークス株式会社
MTM04 – 電通未踏組
MTM04 – 通電未踏組
MTM04 – koress project
MTM04 – 小林 茂(Prototyping Lab)
MTM04 – 会場マップ、出展者情報の公開
MTM04 – 新世界『透明標本』
MTM04 – 加藤良将(Rokuro-3)
MTM04 – 秋山純司研究室
この件のお問い合わせは、担当の田村(tamura[at]oreilly.co.jp)までご連絡ください( [at] は@に変更)。
By tamura, 2009/11/21 @ 3:00 pm

今回は土足可能です。

Exp.ブースにて。

結婚式を翌日に控えた花婿と花嫁。

新作グッズ。
それでは、明日たくさんのみなさんのご来場をお待ちしてます!
By tamura, 2009/11/20 @ 2:00 pm

第1回のMake: Tokyo Meetingから拡張現実作品などで参戦していたハイテク野郎集団 Hacker’s Cafe が今度は手芸に挑戦!!! iPhoneを三台も格納できるモバイルデジタルサイネージバッグ! 某SF有名映画のコスプレ衣装として制作した暗黒卿の服を着て決闘ゲーム! 日本のゴシック文化の極み、ゴシックデジタルサイネージトランク! アウェイ感を感じながらもハイテク野郎たちが作成したオモロ手芸作品を展示します!
Hacker’s Cafe ( ハッカーズカフェ )
By kanai, 2009/11/20 @ 2:00 am

プログラムを変更できるオモチャを作りたいが、それをプレゼントする相手はパソコンを持ってない。そんなとき、どうする? Charlie Robinsonは、この問題をArduino Cassette Engineで解決しようと考えている。このプロジェクトは、特別にコード化した音声ファイルを、バイナリーデータとしてArduinoに解読させ、メモリーカードに保存させるというものだ。このバージョンでは、ただデータを保存するだけのようだが、すでにダウンロードされているプログラムの書き換えには使えないという理由も、概念的には見あたらない。
で、これのどこが面白いのか? Arduinoが音声でプログラムできたとしたら、スピーカーを備えた物ならなんでもプログラマーになるわけだ。たとえば、ごく普通の携帯電話でも、Java ソフトをインストールすれば、マイクロコントローラーのプログラム変更ができる。そう考えると、楽しいよね。
みんなはどう思う? 大きな可能性があるか、それともプログラマーはコンピューターでハックすべきか? [ありがとう Matt!]
写真提供:Matt Biddulph
- Matt Mets
[原文</a]
By kanai, 2009/11/20 @ 12:00 am


BigShot digital cameraは、組み立てながらその仕組みが学べる子供向けのデジカメキットだ。これを開発しているのは、コロンビア大学Computer Vision研究所のShree Nayarのチームだ。彼のサイトより。
このカメラは、自己表現と他人とのコミュニケーションにおいて大きな力を与えてくれます。今日、ほとんどのカメラは大人のために設計され、大人向けにマーケティングされています。市販されているカメラは、たいていがスマートな銀や黒のデザインで、部品や機能が凝縮されています。構造を調べようとカメラを分解してしまったら、再び組み立てても動くこはまずないでしょう。カメラメーカーは、子供の人口と、教材としての可能性を軽視しすぎていると思います。
まだフィールドテスト中なので、市販はされていない。でも、いい出だしだと思う。組み立て説明書を読んだだけでも、デジカメの勉強になった。[ありがとう Peter!]
訳者から:現在、ニューヨークのほか、ベトナムとインドの子供たちを使ってフィールドテストをしている。Nayar によると、子供の世界には独特のコミュニティーがあり、独特の市場背景があるという。そこで安価なデジカメで互いに撮影して写真を交換することで、自己表現力とコミュニケーション力の発達を促すという。自己表現力とコミュニケーション能力、つまり自分の意見をハッキリ主張して、相手の主張もきっちり聞くことが、欧米の教育では最重要されているんだよね。
- Becky Stern
[原文]
By tamura, 2009/11/19 @ 6:00 pm

性能勝負ではなく面白い使い方とそれを実装する能力を考え、自動化によって人間から仕事を奪うだけの科学技術の進歩だけではなく、もっと人が主体的に関わって幸せになる科学技術や、合理的に人の生活を便利するためだけの技術ではなく人の心を魅了する美しさのある芸術をつくりたいという思いの元、金沢大学秋田純一と公立はこだて未来大学迎山和司が一緒になり秋山純司研究室として製作した楽しい電子工作作品を展示します。
Wikiのほうに作品情報が載っています。どれも楽しそうです。
秋山純司研究室 – 迎山和司研究室
By tamura, 2009/11/19 @ 5:00 pm

「Rokuro-3」は、光ファイバーとフルカラーLEDを使用し、様々な球体を作り出す事ができます。回転による球体はまるで「シャボン玉」や「実際に触れる事ができるCG」のように見え、レーザー光線をまげているような不思議な感覚が味わえます。
操作方法は簡単!光ファイバーが回転することで出来上がる球体を、陶芸の轆轤(ろくろ)のように触れるだけで、ただの球が複雑な形に変化します。本作品は,前回展示していた「Rokuro-2」よりもコントローラ部分が改良されていて、より直感的に操作可能です。映像や写真の印象と触った時の印象はかなり違います。ぜひ、実際に触りにきてください!
Yoshimasa Kato
By tamura, 2009/11/19 @ 4:00 pm

『透明標本』。標本という印象からはあまりにもかけ離れた存在です。生物でありながら、目に写る造形は、まるで鉱物によって形作られたかのような美しさです。
元来、「たんぱく質を酵素により透明にし、硬骨を赤紫、軟骨を青色に染色をする」
という骨格研究の手法として確立された形態であり、完全な透明感にする為には、短いものでも数ヶ月、長いものでは一年近くを要するものまであります。
現在この美しさを、「命」を身近に表現するインテリアとして、またそのビジュアルを生かし、様々なデザインに出来るのではと活動をしております。
『透明標本』が作り出す美しくも不思議な世界をどうぞご覧ください。
販売も行われますので、気に入った標本を購入することもできます。
新世界『透明標本』