 |
 |
| 2013年3月16日の記事 |
|
 |
| 十勝産小麦を学ぶ 鹿追食生活改善推進委 |
 |
【鹿追】町食生活改善推進協議会(森住陽子会長、会員35人)は14日、トリムセンターで学習会を開いた。はるこまベーカリー(帯広)の栗原民也代表を招き、十勝産小麦について学んだ。
同会は栄養講座の受講者が集まり、子供たちなどを対象にした料理教室などを通じて、食の大切さを伝える活動を行っている。22人が参加した3月例会にゲストを招いた。
栗原さんは十勝産小麦の特徴や価格、味などについて解説。地元産小麦をパンに利用する取り組みも紹介した。「十勝にパンの文化が根付けば、小麦の主産地としてのメリットになる」と語った。
十勝産と海外産の小麦を使ったパンの食べ比べにも挑戦。参加者からは「ホームベーカリーで十勝産小麦粉を使う時の注意は」などの質問も出た。(古川雄介)
|
|
|
 |
|
 |
|
 |
 |
 |
| 2013年3月16日の記事 |
|
 |
| 「みせる農業を」鹿追で農村環境整備計画 |
 |
【鹿追】農村環境の整備指針となる町独自の「農村環境整備計画」がまとまった。「農業を観(み)せる、そして魅せるまち」をキャッチフレーズに、防疫体制や環境が整備された優れた農村景観を観光客(消費者)に見せることで鹿追農業をブランド化し、農畜産物の高付加価値化を目指す。
昨年7月に町内の農業団体や関係機関などの代表で構成する策定委員会(委員長・大原睦生町酪農振興会会長)が発足し、吉田弘志町長から諮問を受けた。7回の会議でビジョンや実現のためのテーマを策定。このほど答申した。
計画の柱は年間70万人以上が訪れる観光と農業の共存。農家意識の向上と新たな環境整備・防疫対策からスタートさせ、農家と関係機関の連携を強化しながら、見せる農業を展開し、消費者にアピールすることで中・長期的に“鹿追産”のブランド化を図る。
具体的には農家従業員への防疫教育や、関係機関による環境整備・防疫のマニュアル作成、公道への土塊落下防止に効果のあるストックポイントの設置、農場敷地の舗装化などを進める。農場敷地内については生産効率化だけでなく、防疫や景観の視点を加えた町独自の整備基準を作成する。広域的な環境整備として、消毒液の噴霧装置を取り付けた「衛生機能を有する道路」の技術開発にも取り組む。
これらは町や農協、道・国の関係機関、大学が連携して推進し、各農家での取り組みに指導や支援を行っていく。「現在も高いレベルの環境整備をしている農場があるが、農家によって意識の差は極端に違う。計画に基づいて町全体で意識を高めるため、できる取り組みはすぐにも着手したい」(町農業振興課)としている。(古川雄介)
|
|
|
 |
|
 |
|
 |
 |
 |
| 2013年3月15日の記事 |
|
 |
| うりっ子ルーム開始へ 鹿追 放課後児童受け入れ |
 |
 |
| 現在試験的に行われている「うりっ子ルーム」で和太鼓の練習に取り組む児童たち |
【鹿追】学童保育のない町瓜幕地域で、放課後の児童受け入れを行う「うりっ子ルーム」の取り組みが瓜幕小児童の保護者を中心に進められている。現在は試験的な活動が行われている段階で、新年度からは町も活動場所として旧瓜幕共同調理場を改修して提供するなど支援し、正式な活動が始まる。
町内での学童保育は町中心部に学童保育所が設置され、小学1~4年生を対象に実施されているが、瓜幕地域から利用するのは難しく「瓜幕でも放課後の子供たちを受け入れる環境を」との思いから保護者有志が昨年から活動を検討してきた。
今年1月からは保護者や町などでつくる運営協議会(岡原仁美会長)を組織し、瓜幕小を通して保護者に呼び掛け、試験的な取り組みとして毎週金曜日の放課後にウリマックホールで「うりっ子ルーム」を開設。小学校低学年を中心に10人ほどの児童が集まり、学校の宿題や保護者の指導による和太鼓の練習などを行っている。
町もこの取り組みを支援するため、2008年8月に現在の給食調理場が完成して業務が統合されて以降利用されていなかった旧瓜幕共同調理場を一部改修し、活動拠点として提供する。また、子供たちを見守る指導員の人件費も助成する。給食調理場の改修は早ければ5月中にも行われ、同所での正式な活動が始まる見込み。
今後は現在練習している和太鼓で地域のお祭りに参加するなどの行事も考えている。立ち上げメンバーであり保護者の岡原会長は「小学校や町、地域など、みなさんの協力を得て、地域ぐるみで子供たちを見守っていきたい」と話している。(大谷健人)
|
|
|
 |
|
 |
|
 |
 |
 |
| 2013年3月14日の記事 |
|
 |
| 27個人、5学年に栄誉 鹿追町スポーツ賞・文化賞表彰式 |
 |
 |
| 小林教育長から表彰を受ける受賞者 |
【鹿追】町スポーツ賞、青少年文化賞などの表彰式が9日、町民ホールで開かれた。
スポーツ賞では競技振興に尽力したり、大会で優秀な成績を残したりした19個人、青少年文化賞では高校生弁論大会やかべ新聞コンクールなどで優秀な成績を残した8個人、5つの学年が表彰され、小林潤教育長から表彰状が贈られた。(大谷健人)
|
|
|
 |
|
 |
|
 |
 |
 |
| 2013年3月14日の記事 |
|
 |
| サクラ満開、あす卒業式の鹿追中演出 公務補の類家さん育成 |
 |
 |
| 満開を迎えたエゾヤマザクラと類家さん(手前)。奥は伊藤校長。卒業生を送る喜びと寂しさが交錯する |
【鹿追】鹿追中学校(伊藤義一校長、生徒139人)の卒業式(15日)を祝うため、同校の公務補類家登さん(75)が室内で育ててきたエゾヤマザクラが満開になった。卒業生が入場する廊下に飾る。
2003年から毎年、この時期に育てている。卒業式に開花を合わせるには、学校周辺の木から枝を取る時期や温度管理など、手間暇をかける必要がある。しかし、今年は除雪作業など本来の業務が忙しく、「高齢ということもあって終わりにしようかと思ったが、卒業生の保護者などに『楽しみにしています』と言われ、続けることにした」(類家さん)という。
年を重ねるごとに育てる技術も向上。満開のタイミングがぴったりと合っただけでなく、例年より色鮮やかな花が咲いた。類家さんは「言葉は通じないが、桜と心が通じてきたのかな」と照れ笑いしている。(大谷健人)
|
|
|
 |
|
 |
|
 |
 |
 |
| 2013年3月12日の記事 |
|
 |
| 安心して暮らせる地域考える 鹿追で講演会 |
 |
 |
| 当別町での取り組みについて語る大原氏 |
【鹿追】町主催の安心して暮らせる地域づくり講演会「共に支えあい みんなでつくるまちづくり」が6日、町民ホールで開かれた。「NPO法人ゆうゆう」の大原裕介理事長が石狩管内当別町での取り組みについて語った。
一般町民や福祉職員、ボランティアなど110人が来場。初めに鹿追町の「高齢者・障がい者地域福祉プロジェクト」について、町福祉課の袰岩由美子福祉町民相談係長が報告した。
学生ボランティアから事業を立ち上げた大原氏は障害者や高齢者、子供たちが集う「共生型地域オープンサロン」やコミュニティー農園「ぺこぺこのはたけ」などの活動を紹介。
「非日常では地域に開放しても誰も来ない」と語り、レストランやカフェなどに関わることで障害者らが住民と触れ合い、役割や責任などを感じている姿を示した。(古川雄介)
|
|
|
 |
|
 |
|
 |