鹿児島県知事選挙で反原発候補の落選について

 鹿児島県知事選挙で反原発候補が落選して、
この国の民度にがっかりしている人も多いかと思いますが、
さにあらず、現地からの総括です。
以下転載します。                  ( D )

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 全国各地のみなさまへ

 向原祥隆(むこはら・よしたか)全国応援団事務局からの最終報告を行います。

 残念ながら、向原祥隆(むこはら・よしたか)候補は落選となりました。
 昨日0時5分の選管最終によると、
向原20万518票、 伊藤39万4170票、投票率43・85%でした。
 2カ月間という短期間の選挙準備・選挙運動でしたが、
それでも20万人が「原発・ 再稼働ノー」の意思表示をした意味は
重く、大きく、鹿児島県知事選挙における初めての
「市民の手作り選挙」「勝手連型選挙」でした。
 「伊藤陣営、横綱相撲」「伊藤陣営、圧勝」という報道もありましたが
「伊藤陣営が 自ら目標としていた40万票を超えるということが
実現できなかったこと」は確かです 。


 「最大の問題は、やはり棄権者が最大多数だったということです」
と選挙に関わった メンバーは話します。
 争点は明確でしたが「それが争点とはとらえられず、
生活・経済・福祉の安定という従来の知事選と同じ課題が重要だ
と考えた人が多く、そうならば現職の伊藤に任せてお けばいい、
しかも伊藤優位は揺るがないだろう―ということで、投票意欲が
そがれたのではないか」ともメンバーは話しています。

 特徴的なのは、原発周辺自治体での向原が獲得した票で、
いずれも伊藤優位は崩せは しませんでしたが、
薩摩川内市では伊藤の得票率は65・75%で、
前回より4ポイント以上減少。
原発南隣のいちき串木野市では伊藤6、891票/向原5、252票と
向原が善戦、この向原の得票率は43・25%で全市町村で最高でした。

 これで向原祥隆(むこはら・よしたか)全国応援団事務局からの
報告を終わります。
 なお、この報告に際しては選挙に関わった3名のメンバーの
お話や文書を参考にしました。

 2012年7月10日
 向原祥隆(むこはら・よしたか)全国応援団事務局



# by 9joukanren | 2012-07-10 21:30 | お知らせいろいろ | Trackback

憲法しんぶん速報 347 号から

「憲法会議」新聞速報はサイズが大きくて
そのままでは送れません。
内容に関して若干述べます。

民主党は、「選挙制度改革関連法案」を衆議院に提出しました。
「しんぶん」は、これがどのような「改革」案なのか?について
考察しています。

地域による1票の格差の問題や、財政再建問題から、
議員自らも「身を切る」のだ、と、国会議員削減が提唱されていますが、
民主党案は、その削減のほとんどを比例区に負わせるものです。

「小選挙区制」では大量の死に票が出るからこそ「比例区」制度が
あるのに、それがほとんどなくなったら、今でさえ少ない中小政党からは
国会議員が出なくなってしまうでしょう。

添付資料の1つ「自由法曹団」の意見書

「比例定数は削減、少選挙区制度は固定 民主党法案に反対する」は、
述べています。

「提出されたのは、大飯原子力発電所再稼動決定の2日後のことだった。
委員会付託されたその日、消費税増税法案の衆議院採決が強行され、
民主党は分裂状態に陥った。この国が岐路にさしかかっているその瞬間に
登場したのが、民主党法案にほかならない。

 原発再稼動にも、消費税増税にも、国民は強く反対しており、
反対の声は日ましに高まっている。いまこのとき求められているのは、
民意を正しく国政に反映する選挙制度や国会を生み出すことであって、
断じて政治を国民から遮断することではない。」

6月29日、首相官邸前が人で埋め尽くされたと聞きます。
国会周辺がこんなに人で埋め尽くされたのは1960年5月19日
(日米安保条約強行採決)以来のこと、と新聞で見かけました。

こんなときにですが、ある友人が、これから後が
(安保反対運動のその後のように)「壮大なゼロにならねばいいが・・」、
とメールでつぶやいていました。
(これは、ずっとがんばってこられている方には失礼ですみません)


選挙制度改革案は、それぞれの政党が、当然のこととして
自らに有利な改革を主張するのだから、どれが正しい(?)のか、
私などにはややこしくて難しいな、と感じています。
とかく、選挙が終わってから、どの党が多いの少ないのと結果だけに
気をとられます。しかし、選挙のしくみをしっかり検証して
何が進行してるのか理解したい。

「あじさい革命」とも称される市民の運動を諦めるわけにいかない
とともに、選挙制度の改変と抵抗を知っていかねば、と思うので
今後の動きを注視していきたいと思います。
容量の小さいもののときに送信させていただきますのでご一読ください。
                                        ( S )

----- Original Message -----
From: "憲法会議"

Subject: 347号民意を反映する選挙制度実現 
         比例定数削減反対!運動情報(憲法しんぶん速報版)

> 民意を反映する選挙制度実現 比例定数削減反対!
     運動情報(憲法しんぶん速報版)347号(7月6日付)を送ります。
>
> 全文16㌻建てです。
> 資料含む本編10㌻のほか、
  民主党選挙制度改革法案要綱(2㌻=再掲)、
  7・4議員要請結果表4㌻です。

http://www.kenpoukaigi.gr.jp/sokuhou/120706No347.pdf

      (憲法しんぶん 347 号のURLです。 こちらで追加しました。)
>
> ご活用ください。
> なお倫選特委員は来週にも一部変更になることが予想されるので
  その時点で「要請文例」とともに送ります。
>
> 憲法会議事務局


# by 9joukanren | 2012-07-08 06:38 | お知らせいろいろ | Trackback

がれき広域処理の問題点についての講義

がれきの広域処理についての問題点
明快に指摘した動画がありますので紹介します。

国の所業を完膚なきまでに論駁しています。
具体的データを紹介しながら、
メディアも含めて、その犯罪性を提示しています。
    ↓
環境総合研究所顧問の青山貞一氏
5月17日に参議院議員会館で
国会議員・地方議員100名に対して行われた、
がれき広域処理の問題点についての講義がアップされています。

http://www.youtube.com/watch?v=N9y5WBmSk9M

非常に整理されて広域処理の問題点を分かりやすく説明されています。
行政訴訟の準備もしておられるそうです。
                             ( D )

# by 9joukanren | 2012-06-03 18:27 | お知らせいろいろ | Trackback

「 戦争と女性の人権博物館 」 開館

博物館オープンの報告です。

「 戦争と女性の人権博物館 」 日本建設委員会から
5月5日に韓国で行われた博物館開館のイベント報告などについて、
以下のメールニュースが届きました。
その中から一部転載します。
                                      ( NN )
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

5/5 開館イベント報告 ――――――――――――――――――
>
> 「戦争と女性の人権博物館」が5月5日、ついにオープンしました。
開館イベントは、博物館1階のテラスを舞台にして、博物館の庭園で
開かれました。金福童(キム・ボクトン)、吉元玉(キル・ウォノク)、
李順徳(イ・スンドク)、李容洙(イ・ヨンス)、金キョンエら5人のハルモニ、
そして日本から駆けつけた市民30余名を含め500人の市民が集まりました。
司会は俳優のクォン・ヘヒョさんとリュ・シヒョンさん。
2人は、この間、博物館募金運動に大きく貢献してきた元プロバスケット選手で
現在はコーチのチョン・ジュウォンさん、映画監督のピョン・ヨンジュさんと共に、
博物館広報大使をこの日、委嘱されました。

(中略)

>  完成した博物館は、地下1階地上2階。まず1階入口でチケットを購入。
このチケットには1人のハルモニの生涯が簡略に記されています
(オープンの日のチケットは金学順ハルモニでした)。
順路に沿ってまず地下の展示室に行くと、その日のチケットのハルモニの
3分ほどの映像証言が目に入ります。地下の展示を見てから2階へ。
2階は日本軍「慰安婦」問題の歴史と運動史を展示する常設展示館です。
2階の吹き抜け部分の壁には寄付者の名前が刻まれています。

> 運動史の最後の展示は「平和の碑」です。日本大使館前と全く同じ
「平和の碑」が博物館内に設置され、少女像の横に設置された椅子に座ると、
目の前に日本大使館の絵と水曜デモの映像が展開されて、
あたかも水曜デモの現場にいるような感覚におそわれます。

(後略)

■6/9 尹美香館長を招いて報告集会(東京)―――――――
>
> 韓国ソウル「戦争と女性の人権博物館」オープン記念集会
> 日本軍「慰安婦」問題が切り拓いた地平
> アクティブミュージアムの可能性
>
(後略)

■6/10 尹美香館長を招いて報告集会(大阪)―――――――
>
> 「戦争と女性の人権博物館」オープンを記念して
> ハルモニの希望こそ平和への道

(後略)

■博物館の基本情報――――――――――――――――――――――
>
> 新住所表記;ソウル市麻浦区(マポグ)ワールドカップ北路(プンノ)39-13
> 旧住所表記;ソウル市麻浦区(マポグ)城山洞(ソンサンドン)39-13
> 電話 +82-2-365-4016

>  ※「新住所表記」で言うと、
タクシーの運転手などが分からないことが多々ありますので、
訪問の際は「旧住所表記」もメモしておくと便利です。
>
> アクセス
> ① 電車利用の場合
> 地下鉄2号線弘大入口(ホンデイプク)駅下車、
                    1番出口から徒歩10分(800m)
>
> ② タクシー利用の場合
> 住所を「旧住所表記」で伝え、韓国語表記の地図を運転手に見せる。

> ※近くの目印は「キョンソンコギョ サゴリ」(キョンソン高校交差点)です。
> この交差点まで辿り着けば、あとは一息です。
>  ※地図は近日中にHPにアップする予定です。
>
> 開館日 火曜日~土曜日
> 休館日 日曜、月曜、旧正月、秋夕(韓国の旧盆)、
  その他特別な場合にはHPで告知
>     *団体客については調整可能
> *2012年5月は休館日なし
>
> 入館時間 13:00~18:00(18:00まで入館可能)
> *水曜日は15:00~18:00(水曜デモ関連)
>
> 入館料  高齢者(65歳以上)  無料
>      一般         3,000ウォン
>      青少年(中高生)    2,000ウォン
>      子ども(小学生)   無料
>      団体(20人以上)   2,000ウォン

> **********************************************
> 「戦争と女性の人権博物館」日本建設委員会
> Email;whrmuseum@gmail.com
> TEL&FAX    03-6324-5737
> URI;http://www.whrmuseum-jp.org

> **************************************************
> <募金受入口座>
> 【口座番号】00170-6-266644
> 【口座名】 女性人権博物館
> 領収書は振込取扱票右側の振替振込受領証をもって替えさせていただきます。

> **************************************************

# by 9joukanren | 2012-05-20 14:20 | お知らせいろいろ | Trackback

女性人権博物館オープンに関するお知らせ

みなさんへ

  WHRからのメールを転送します。
  いよいよ、博物館がオープンします。

                      ( Ni )

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


平素より博物館の主旨にご賛同ご支援いただきまして、
誠にありがとうございます。
韓国ソウルの戦争と女性の人権博物館オープンまで
いよいよ1週間となりました。
参加を予定されている皆さまへのご連絡を
MLに流すことをお許しください。
確実に分かっている方達には個別にこの間、
ご案内をしていたのですが、
把握できていない方もいるかもしれないと思い、
MLに流させていただきます。

参加を予定されている方で、
まだ梁からの連絡を受けたことがないという方は
到着日時や以下の企画への参加有無など、
お知らせいただけたら幸いです。
返信でシンポジウム会場の地図などをお送りします。

また、参加予定の方がお一人、
致し方ない事情で参加を取りやめざると得なくなりました。
その方の宿泊予定だった部屋が空いてしまっています。
宿泊費は事前に挺対協が払い込んでしまったので、
どなたかが使ってくださると大変助かります。
行く予定だがまだホテルを取っていないという方が
いらっしゃいましたら、ご連絡いただけたら幸いです。

なお、5月4日のシンポジウム参加者は、
地下鉄5号線光化門(クァンファムン)駅6番出口に
12時40分までにお越し下さい。
挺対協のボランティアスタッフが会場にご案内します。
4日に空港に到着して各自、向かわれる方には
行き方を別途お知らせします。

以下、ご案内です。
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「戦争と女性の人権博物館」
     5月5日オープン行事に参加される皆さまへ

「戦争と女性の人権博物館」のオープン行事としては、
ご案内しましたように、
4日の国際シンポジウムと
5日のオープン行事が予定されています。
以下に、4日のシンポジウム会場などまとめましたので、
ご参考にしていただけたらと思います。

また、5月5日のオープン行事の前に、
博物館が位置するソンミサンマウルの見学を企画しました。
参加を希望される方は事前にyang442@gmail.com(梁)
またはwhrmuseum@gmail.com(日本建設委員会)
までお申し込みください。

5月4日(金) 戦争と女性の人権博物館オープン国際シンポジウム
  時間 13:00~18:00
  場所 ソウル市中区(チュング)貞洞(チョンドン)1-17
      (서울시 중구 정동 1-17)
  サランエヨルメ(사랑의 열매)
      社会福祉共同募金会地下1階講堂(次ページ地図参照)
  プログラム  司会 イ・ナヨン(中央大学 社会学科)
  ◎13:20~13:40 開会辞および基調報告
   戦争と女性の人権博物館オープンの意味と課題
                (ユン・ミヒャン/挺対協常任代表)
  ◎13:40~14:40 特別講演
   発表:今コンゴでは(Rebecca Masika Katsuva)
  ◎14:40~15:40 
    テーマ1.日本軍「慰安婦」問題の解決と正義の原則
   発表:チョ・シヒョン(建国大学法学科)
       阿部浩己(神奈川大学国際法)
   質疑応答
  ◎15:40~16:00 Break Time
  ◎16:00~17:00 テーマ2.日本軍「慰安婦」問題の記憶義務
   発表:チェ・ホグン(高麗大学)
      池田恵理子(女たちの戦争と平和資料館館長)
   質疑応答
  ◎17:00~18:00 総合討論

5月5日(土) 15:00時~ オープン行事(~16:30の予定)

************************************************
5月5日ソンミサンマウル見学会 11:30~14:30
11:30集合(ソンミサンマウルの中で
         分かりやすい場所を指定して参加者にお知らせします)
11:30~12:30 ソンミサンマウルで昼食
        (最も有名なスローフード店は
         残念ながら祝日でお休みですが、
         ソンミサンマウル内のお店で食事をしたいと思います)
12:30~14:30 麻浦トゥレ生活協同組合(生協)、ソンミサン学校、
         共同住宅、オーガニックデリ、地域貨幣使用の
         リサイクルショップなどを見学。

参加費 1万ウォン(約700円)の予定
       *ソンミサンマウルの案内人への謝礼を
        参加人数で割ります。
        昼食代は別です。各自お支払いください。
昼食後の12:30からの参加も可能です。

**************************************************
戦争と女性の人権博物館(WHR)日本建設委員会
Email;whrmuseum@gmail.com
TEL&FAX 03-6324-5737
URI;http//www.whrmuseum-jp.org


# by 9joukanren | 2012-04-30 20:12 | お知らせいろいろ | Trackback

憲法しんぶん速報 325~327 号から

憲法しんぶん速報 325~327 号から

  「民意を反映する選挙制度実現 
      比例定数削減反対!
         運動情報 (憲法しんぶん速報版) 」 325~327号です。

      ご活用ください。
                         憲法会議事務局

http://www.kenpoukaigi.gr.jp/sokuhou/120208No325.pdf
http://www.kenpoukaigi.gr.jp/sokuhou/120209No326.pdf
http://www.kenpoukaigi.gr.jp/sokuhou/120210No327.pdf


# by 9joukanren | 2012-02-11 15:31 | お知らせいろいろ | Trackback

憲法しんぶん速報 323 号から

 憲法しんぶん速報 323・324号 (2月7日号)から

   比例定数削減反対!
   民意を反映する選挙制度実現のための運動情報です。

http://www.kenpoukaigi.gr.jp/sokuhou/120207No323.pdf
http://www.kenpoukaigi.gr.jp/sokuhou/120207No324.pdf




# by 9joukanren | 2012-02-07 20:56 | お知らせいろいろ | Trackback

憲法しんぶん速報 320 号から

憲法しんぶん速報 320 号 ( 2012年1月27日 ) から












 通常国会冒頭から激しい論戦─比例削減
     野田首相比例定数削減に執念

 2・2院内集会&議員要請成功へ
    全国革新懇が「集会参加」を呼びかけ

http://www.kenpoukaigi.gr.jp/sokuhou/120127No320.pdf



# by 9joukanren | 2012-01-29 19:04 | お知らせいろいろ | Trackback

動画 「 脱原発テントを守ろう 」

   27日、「 経産省前の脱原発テントを守ろう 」 と、
   全国から多くの人たちが駆けつけ、
   その際の酪農家の訴えが共感を呼んでいます。

   動画が送られてきましたので、転載します。↓

   福島の酪農家の絶叫はもらい泣きしてる人がいました。
   その方(吉沢さん)の訴えを動画アップしました。
   約4分です。体全身で訴えていて、 ジーンときました。↓

http://www.youtube.com/watch?v=flKgTP5afo8&feature=youtu.be




# by 9joukanren | 2012-01-28 09:13 | お知らせいろいろ | Trackback

憲法しんぶん速報318号から 

憲法しんぶん速報 318 号 ( 2012年1月21日 ) から

  消費税増税案への大反発を前に、
  民主党は、国会議員自らが
  「身を切るべき」との理由を前面に出し、
  比例区定数削減方針などを決め、
  国会に提出することを決めました。

  しかし、そうなれば私たちの声は
  ますます国会に届きにくくなってしまうでしょう。
  声をあげようと「しんぶん」は呼びかけています。
                                  ( S )
  下記 HP をご覧ください。

http://www.kenpoukaigi.gr.jp/sokuhou/120121No318-1.pdf




# by 9joukanren | 2012-01-21 23:16 | お知らせいろいろ | Trackback


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