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2013年3月21日(木) 東奥日報 ニュース



■ 階上の再生エネ施設 国が認定

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 階上町にメガソーラー(出力千キロワット以上の大規模太陽光発電施設)を建設・運営し、売電収益を地域貢献につなげる「はしかみ未来エナジーパーク」構想の発電設備について、経済産業省が19日付で、再生可能エネルギー特別措置法に基づく「再生可能エネルギー発電設備」に認定したことが20日、事業を進める八戸市のNPO法人「グリーンシティ」(富岡敏夫理事長)への取材で分かった。発電施設の出力は4400キロワット。同法人は、金融機関と資金調達に向けた詰めの協議を行っており、めどがつけば2013年度初めにも発電施設に着工、年内の運転開始を目指す。

 NPO法人が設立した「未来エナジーホールディングス」(八戸市、富岡社長)が、再生可能エネルギー施設の認定を申請していた。パークの事業主体となる「はしかみ未来エナジーパーク」(階上町、同)は、NPO法人とホールディングス社などが2月に資本金1千万円で設立。定款では事業目的に太陽光発電のほか、「地域資源を利用した新商品の開発・企画による地域貢献事業」と明記した。

 パークの予定地は、階上町内の民有地約9万平方メートル。出力2200キロワットの太陽光発電施設を二つ設置し、発電した電気の全量を東北電力に売電する。総事業費は十数億円。住民がエネルギーについて学ぶ「おひさまの学校」を開講するほか、太陽光パネルの周囲で農作物を育て、作業を担う障害者の雇用創出にもつなげる計画。今後、一般市民にも資金出資を募る。

 グリーンシティは、大間町の市民出資型風力発電用風車「まぐるんちゃん」の運営に携わっている。富岡理事長は「再生可能エネルギーという地域の資源を地域の事業者が活用し、地域に貢献するモデルを作りたい」と話している。

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