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2013年3月23日(土) 東奥日報 ニュース



■ 核融合炉研究の一部装置搬入へ/六ケ所のセンター

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 日本原子力研究開発機構は22日、日欧共同の国際熱核融合実験炉(ITER)関連の研究で、核融合原型炉の材料開発に使う「加速器」の主要部分である「入射器」が3月末から六ケ所村の国際核融合エネルギー研究センターへ搬入されることを明らかにした。

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 「材料照射施設の工学実証・工学設計活動」の事業委員会が21、22日、同センターで開かれ、日欧の研究者ら25人が出席。非公開で行われた会議内容について、原子力機構の担当者が報道陣に説明した。

 加速器は核融合と同レベルの中性子を照射する装置で、原型炉の材料に中性子を当てて、安全性を検証する。当初の予定では2012年中に搬入する予定だったが、フランスの研究機関で行われた準備試験でトラブルが発生したため、遅れが生じた。13年は入射器の性能試験を行い、加速器を使った本格的な試験は16年中に実施する見通し。

 事業委員会で審議した13〜17年の作業計画などは、4月に同村で開かれる上部機関の「幅広いアプローチ(BA)」運営委員会で正式決定する。

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