「十和田湖ひめます」 ブランド化へ本腰(2013/03/24 14:19)
PR用に製作したのぼり旗を持つ、十和田湖増殖漁協の小林義美組合長(右)と金村金作理事=2月、十和田湖畔休屋
 十和田湖で水揚げされるヒメマスを観光資源として活用しようという機運が高まっている。十和田湖増殖漁協はことし、地域団体商標として「十和田湖ひめます」の登録を出願し、ブランド化を目指す。湖畔では新たな料理や加工品開発の動きも盛んになっており、小林義美組合長(69)は「ヒメマスの価値を見直し、観光振興につなげたい」と意気込む。東日本大震災や原発事故の風評被害などに苦しむ観光の再生へ、切り札となるかが注目される。
 ■地域団体商標
 従来は使用できなかった地名と商品名を組み合わせた商標。地域ブランドの育成を目的に、2006年4月から制度がスタートした。知名度向上や、他地域との差別化を図るメリットがある。青森県内では「たっこにんにく」「大間まぐろ」「野辺地葉つきこかぶ」など5件が登録済み。全国ではこれまでに約千件が出願され、約500件が登録された。
【写真説明】
PR用に製作したのぼり旗を持つ、十和田湖増殖漁協の小林義美組合長(右)と金村金作理事=2月、十和田湖畔休屋

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