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2013年3月26日(火) 東奥日報 ニュース



■ 種差海岸葦毛崎付近で刈り払いか

写真
種差海岸の葦毛崎展望台下には低木が伐採された跡が残り、付近には切った木の幹、枝等がまとめられている=25日午後5時半ごろ
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 八戸市の種差海岸にある葦毛崎展望台付近で、マツの木や低木が伐採されているのが25日、見つかった。誰がどのような目的で行ったか同日の段階で不明だが、伐採した植物の種類や広さなどによっては県条例に触れる可能性がある。現場の地面には焦げ跡もあり、自然保護に関心が高い市民から「放置すれば、他の場所でも同じことが起きかねない」と危惧する声が出ている。

 市民からの連絡で25日、市社会教育課文化財グループが現場を確認した。ただ、県管理の県立公園であり、敷地内には民有地も多いため、同グループの担当者は「個人が民有地で行う行為を規制する権限を(市として)持ち合わせていない」と話した。

 一方、環境省八戸自然保護官事務所の高橋瑛子自然保護官は、公的指定が行われている場所では、公有・私有にかかわらず、伐採などをする場合は「申請が必要か否か、監督官庁に相談が必要」と指摘する。県の担当者は25日時点で状況を把握しておらず、本紙取材に、早急に現地を確認する意向を示した。

 同展望台と周辺は、種差海岸階上岳県立自然公園のエリアにあり、風景・自然環境を保護する「第2種特別地域」に指定されており、5月創設の三陸復興国立公園に編入される予定。

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