希善龍、千代皇が新十両

　日本相撲協会は２７日、大阪市のボディメーカーコロシアムで大相撲夏場所（５月１２日初日・両国国技館）の番付編成会議を開いて十両昇進力士を決め、新十両は日大出身の亀井改め希善龍（２７）＝木瀬部屋＝と千代皇（２１）＝九重部屋＝の２人だった。

　希善龍は学生相撲出身としては７番目に遅い所要３０場所での新十両。

　再十両は北はり磨（２６）＝北の湖部屋＝と千代嵐（２１）＝重部屋＝。

　年寄「二子山」を襲名した元大関雅山ら９人の引退も発表された。

　▽新十両

　亀井改め希善龍（きぜんりゅう＝本名亀井貴司）香川県善通寺市出身、木瀬部屋。日大から０８年春場所初土俵。得意は右四つ、寄り、上手投げ。１９４センチ、１４７キロ。２７歳。

　千代皇（ちよおう＝本名基王代仁）鹿児島県与論町出身、九重部屋。１０年春場所初土俵。得意は右四つ、寄り。１７８センチ、１５２キロ。２１歳。

　▽再十両

　北はり磨（きたはりま＝本名嶋田聖也）兵庫県たつの市出身、北の湖部屋。０２年春場所初土俵。昨年初場所新十両。得意は突き、押し。１８２センチ、１２１キロ。２６歳。

　千代嵐（ちよあらし＝本名渡辺慶喜）千葉県木更津市出身、九重部屋。０７年春場所初土俵。１１年秋場所新十両。得意は押し。１７２センチ、１３８キロ。２１歳。